焼魚定食の表示価格には消費税が含まれています。

出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

自己条件からの再出発。まだまだ上を目指してもらいたい1頭も、今回はシェダル以外は全て古馬。経験のなさが仇にならなければ良いのですが…。速い時計への対応もポイントになりそう。☆シェダル

f:id:yakifish:20200513045835g:plain シェダル(牡・栗田)父ゴールドアリュール 母マイティースルー

土曜札幌10R 大倉山特別(ダ1700m)4枠4番 横山武J

・在厩場所:函館競馬場
・調教内容:22日に函館Wコースで時計

栗田師「22日に函館Wコースで併せて追い切りを行いました。3頭併せの2番手を追走して、直線では真ん中から脚を伸ばすと同入で終えています。両サイドからプレッシャーを受ける形でも怯むことは無く、前向きさがあって良い動きを見せてくれました。ゴール前で仕掛けた時の反応も申し分ないですし、レースが楽しみですね。前回の青竜Sは芝スタートで行きっぷりはあまり良くなったのですが、今回はオールダートになりますから、もう少し良い位置を取れると思いますよ。また、初めて古馬と戦うことにはなるものの、これまでのレース内容を見れば2勝クラスでは能力上位でしょうし、折り合いさえ問題無ければ良い走りをしてくれるでしょう。明日、札幌競馬場へ移動させて環境に慣らしておきます」(7/23近況)

助 手 22函W稍 68.8- 52.9- 38.9- 12.4 G前仕掛け レガーメダモーレ(新馬)強めの内1.2秒追走同入

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

第1回札幌1日目(07月25日)
10R 大倉山特別
ダ1700メートル 3歳上2勝クラス 特指 混合 定量 発走15:00
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 マンハッタンロック 牡6 57 菱田裕二
2 2 クリノカポネ せ5 57 古川吉洋
3 3 ケルティックソード 牡7 57 浜中俊
4 4 シェダル 牡3 54 横山武史
5 5 デルマカルヴァドス 牡5 57 丹内祐次
6 6 マイネルプラウス 牡4 57 黛弘人
6 7 グラスボイジャー 牡4 57 松田大作
7 8 ブラックカード 牡6 57 武豊
7 9 ヴィーダ せ5 57 勝浦正樹
8 10 チェルシーライオン 牡4 57 藤岡佑介
8 11 ペイシャボム 牡6 57 加藤祥太

○岩田助手 「環境の変化に動じるタイプではなく、順調に来ている。少しワンペースな面はあるが、小回りの舞台は合いそう。発馬を決めて自分のリズムなら古馬相手でも」(競馬ブックより)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

新馬→1勝クラスを連勝し、初めて同世代の一線級との顔合わせになった前走のシェダル。意外に手脚の軽い走りをするので、芝スタートの東京・ダ1600mは合っているのかなと見ていましたが、五分にゲートは出てくれたも、ダート戦のような二の脚がなく、中団からの競馬に。ここ2戦はやや強引に逃げる形の競馬を取ってきた馬だけに、控える競馬になって戸惑う感じに。道中で息を入れることも出来なかったようなので、直線半ばでしんどくなって、8着に沈んでしまいました。トップクラスとの力量差を痛感する結果になりましたが、揉まれた経験は今後に繋がっていくと思うので、悲観することなく自己条件から地道に力を付けていってもらいたいです。

前走後はNF天栄でリフレッシュ。敗戦のショックで調整に狂いが出ることを心配しましたが、乗り運動を再開後はスムーズにペースアップ。順調に来ていることから、札幌開幕週のここを目標に調整を進めてきました。

ただ、帰厩後の動きに関しては、併せている馬が走るというのもあるでしょうが、地味な内容。暑さが堪えたりしているのかな?と思いましたが、1週前追い切りでビシッとやったことでピリッとしてきた感じ。函館競馬場へ入場して行われた最終追い切りでは3頭併せの真ん中に入れてプレッシャーを与えるも、しっかり反応できていました。これで力を出せる状態に持ってこれたと思います。早めに札幌へ移動したのもプラスに出そう。

今回は自己条件となる2勝クラスでの1戦。素質はこのクラスでは上位だと思いますが、3歳馬はシェダルのみ。斤量面でのアドバンテージは見込めるも、経験豊富な古馬相手に現状でどう立ち振る舞えるか。スピードを生かせる小回りのダ1700mは合っていると思いますが、デビュー2戦のような強引な競馬だと危うさを感じます。スンナリ行けるなら譲る必要はないと思いますが、ゲートを出たなりで臨機応変に対応してもらいたいです。個人的には先々を見据える形で前に馬を置いて競馬を進めてみてもらいたいです。道中でしっかり息が入れば、直線でのひと伸びに繋がるでしょう。あとは手前を上手に替えてもらいたいです。

一息入りましたが、前走同様にシェダルの真価(能力)が問われる1戦だと思います。勿論、アッサリ押し切って欲しいという気持ちはありますが、古馬相手に自滅してしまう競馬だけは避けてもらわねばなりません。また、時計への対応力も見えてくるのかなと思います。もっと上を目指して欲しい1頭なので、前走の敗戦を契機に低迷しないようにお願いします。