焼魚定食の表示価格には消費税が含まれています。

出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

丹念に追い切りを重ねているも、カイバ食いが不安定で攻め切れていない現状。本格化は内臓面・精神面での確かな成長があってから。ここは素質に期待も、先々に繋がる走りを見せて欲しい。☆ミスビアンカ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ミスビアンカ(牝・高橋忠)父ロードカナロアシャトーブランシュ

日曜阪神8R 3歳上1勝クラス・牝馬(芝1400m)7枠14番 松山J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:1日に坂路コースで追い切り

高橋忠師「1日に坂路で追い切りました。気が入り過ぎないよう馬なりで反応を確かめましたが、馬場が悪い中でも脚色が鈍ることもなく、最後まで軽快な走りを見せてくれました。体は以前より逞しくなってきましたが、まだ内面がしっかりしていない為に、調教を進めて行くと飼い葉食いが不安定になってしまいます。それで気持ちの方もイライラしたりして、走りと気持ちが噛み合わなくなってしまうので、その辺りはもう少し大事に育てていく方が良いのかもしれません。それでも、前走は自力で差のない競馬をしてくれましたし、今回もポテンシャルの高さから良い走りを見せてくれると思いますので、応援よろしくお願いいたします」(7/2近況)

助 手 28栗坂重 60.6- 43.1- 28.1- 13.8 馬なり余力
助 手 1栗坂不 54.7- 40.0- 25.9- 13.1 馬なり余力

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

第4回阪神2日目(07月05日)
8R 3歳上1勝クラス
芝1400メートル 指定 牝馬 定量 発走13:55
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 カイルアコナ 牝3 52 松若風馬
1 2 トウケイミラ 牝3 52 鮫島良太
2 3 ベルヴォワ 牝4 55 川又賢治
2 4 オメガハートクィン 牝4 54 斎藤新
3 5 レディフォリア 牝3 51 富田暁
3 6 ラルゲッツァ 牝3 52 秋山真一郎
4 7 オーシャンスケイプ 牝4 55 幸英明
4 8 アンジュミニョン 牝4 55 田中健
5 9 エアハンコック 牝5 55 荻野極
5 10 トゥールドマジ 牝3 52 国分優作
6 11 ミナトノヨーコ 牝3 52 小崎綾也
6 12 ヴィルトゥオシタ 牝3 51 岩田望来
7 13 ギンコイエレジー 牝5 55 和田竜二
7 14 ミスビアンカ 牝3 52 松山弘平
7 15 ヴィルトゥース 牝5 55 北村友一
8 16 クロワドフェール 牝3 52 浜中俊
8 17 マテンロウディーバ 牝3 52 川田将雅
8 18 アモレッタ 牝4 55 松田大作

○高橋忠師 「放牧で成長を促したが、良くなるのはもう少し先かも。このクラスでも通用するスピードはあるが…」(競馬エイトより)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

ダートで初勝利を挙げたミスビアンカですが、昇級戦の前走では芝に戻して臨むことに。馬体重がマイナス10キロと調整が上手くいったと言えない中、好発を決めて2番手からの追走。序盤で少し力んだ面が見られたも、徐々に落ち着きを取り戻し、手応えを残したまま良い雰囲気で直線を迎えることができたと思いますが、ただ、早めに先頭に立ったことで目標にされる不利。最終的に外からメイショウチタン・スワーヴドンの強襲に合ってしまいましたが、序盤のロスと緩んだ馬場を踏まえればレース内容は上々。正攻法の競馬で力のあるところは見せてくれました。

レース後、馬体に目立った疲れはありませんでしたが、カイ食いが一息で体も少し寂しく見えることからNFしがらきへ放牧に出してリフレッシュ。馬体の回復に手間取ったため、3歳馬同士のうちにもう1戦できませんでしたが、マイペースで立て直し、状態が上向いてくるのを気楽に待ったことで雰囲気は良くなってきました

そして栗東へ戻ってきたのが先月10日。丹念に追い切りを消化してひと追い毎に上昇中。気性の勝った馬なので久々は問題ないでしょう。ただ、カイ食いに関しては食べたり食べなかったりと不安定。それ故、追い切りで攻め切れていません。素質はOPクラスのモノがあると思っていますが、内臓面や精神面が成長してきてくれないと宝の持ち腐れ。本格化はもう少し逞しさを増してからになるでしょうねえ。

今回は牝馬同士の1戦。牡馬相手にあれだけやれればここでも好勝負だと思いますが、相手は多士済々で揃っています。また、水を含んだタフな馬場は割引でしょう。自分のリズムで運べると大崩れはないと思いますが、1つ歯車が狂うと大敗の危険性も。気難しさを抱えているのでちょっとしたことで走らなくなってしまうかもしれません。

今回は松山Jとの初コンビ。強引な競馬をする騎手ではないので、ミスビアンカにソフトに接してくれるかなと思います。レース運びはおまかせしますが、行く馬がいなければ、ハナヘ行くのも1つ手かなと思います。まあ、先々を見据えた騎乗ならOKです。