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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

土曜日(9/2)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アルプスソング

土曜新潟6R 3歳未勝利(芝1600m)8枠18番 丸山J

※左前肢跛行のため出走取消

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラシックステップ

土曜札幌7R 3歳上1勝クラス(芝2000m)8着(6番人気) 斎藤J

斎藤新騎手「硬さはそこまで気にならなかったですが、前回と比較すると妙に落ち着いていましたね。今回はブリンカーを着けてレースに臨みましたが、道中はもう一つグッとくるところがなかったですし、勝負どころもスッと上がっていくことが出来ず、押っ付け通しでした。最後は地力で渋太く脚を使ってくれましたが、良い頃の気配と比較すると、目に見えない疲れがあるのかもしれません。また、止め際にDDSPの症状は窺えましたが、レースでは全く気になりませんでした」(レース結果)

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・在厩場所:ノーザンファーム早来

安田隆師「札幌競馬場に移動後は元気いっぱい調教に取り組むことが出来ていましたし、レース当日の雰囲気も悪くありませんでした。ただ、いざ競馬に行くと、追走に余裕がない感じでしたし、勝負どころの反応もモッサリでしたね。新(斎藤新騎手)は『前々走はかなり状態がよく感じましたが、その時と比較すると硬さが感じられましたし、フットワークも物足りなかったですね。トモが緩いので、開催が進んだ馬場は走りにくかったと思いますが、それよりも目に見えない疲れが影響していたように思います』とのことでした。コンスタントに使ってきたことによって目に見えない疲れが溜まっていたのかもしれません。レース後も脚元含めて気になるところはありませんでしたが、レース翌日にノーザンファーム早来へ放牧に出させていただきました」(9/6近況)

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードデルレイ(牡・中内田)父ロードカナロア 母デルフィーノ

2023.09.04
9月2日(土)新潟10R・赤倉特別・混合・芝2000mに坂井瑠Jで出走。9頭立て1番人気で5枠5番からスローペースの道中を2、2、2番手と進み、4コーナーでは内を通ってタイム差無しで優勝。3勝目を飾りました。馬場は良。タイム1分59秒1、上がり33秒4。馬体重は2キロ増加の482キロでした。

○中内田調教師「力通りの結果と言えそう。ゲートをキチンと出てくれ、理想的な位置に収まりました。ただ、『後ろから来られていたら噛んだかも』とのジョッキーの話。そして、直線の攻防については、『幾らでも伸びる感じで、全く負ける気がしなかった』と振り返っています。左回りの今日はモタれる面も無し。次を見据えた7、8分のデキでもあり、叩いて順当に良くなるはずです」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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2023.09.06
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行い、9月24日(日)阪神神戸新聞杯(GⅡ)・国際・芝2400mに予定しています。

○中内田調教師 「トレセンへ帰ってからも特に変わらず、今のところは脚元も問題ありません。跨り始めた後も気になるポイントが浮かばなければ、中2週の間隔で神戸新聞杯(G2)へ向かいましょう。その後は菊花賞(G1)を目指す予定。慎重を期して準備を進めたいです」

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain アナンシエーション

土曜新潟11R 古町S(ダ1800m)2着(2番人気) 川田J

川田騎手「厩舎サイドから聞いたよりは馬には気が入っていましたが、悪い方には向いておらず、競馬においてはそれもプラスの方に作用していました。ゲートは好きでは無いので、中でソワソワしていたものの、こちらも何とか誤魔化しつつ五分にスタートを切ることが出来ました。前の馬が少し内を開けて走っていたので、道中はラチ沿いの砂を被らない位置を確保して上手く進めることが出来ました。勝負所で前の馬が尾っぽを振りながら走っていましたし、どんな挙動をするか見極める意味もあって少し追い出しを待ちましたが、そこでキックバックを被ったので、頭を上げる部分がありました。ただ、直線ではしっかりと脚を伸ばしてくれましたし、今日は勝った馬が強かったものの、アナンシエーションも頑張って走ってくれています」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン

手塚師「追い切りの動きから状態の良さを感じていましたし、レースでもその通りの走りを見せてくれましたね。川田騎手も好位で砂を被らない位置を確保してくれながら騎乗してくれて、全体的に上手くエスコートしてくれました。4コーナーで勝ち馬と離された際にキックバックを受けて、少し頭を上げてしまうロスがあったものの、直線では最後までしっかりと脚を使って頑張ってくれました。勝った馬は強かったですが、昇級初戦ということを考えれば悪い内容では無かったですし、新潟のような軽い馬場も良さそうに感じますね。トレセンに戻って来て状態を確認しましたが、脚元には特に異常はありません。ただ、続けて使ってあまり良いイメージは無いですし、暑い中頑張って走ってくれましたから、この後は一旦放牧に出す予定です」(9/6近況)

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土曜日(9/2)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。※小倉5Rでデビュー戦を迎えたロードマイライフ、新潟5Rでデビュー戦を迎えたアルテアシップはそれぞれ別記事にて。

コンスタントに夏場使われ、今回が4戦目となったクラシックステップ。状態面での上積みは見込めず、さすがに目に見えない疲れが心配でしたし、今回は一気に頭数が増えて16頭立て。マイペースの追走からの差し脚が大分板についてきましたが、今回苦戦することは想定済。実際、パドックでの様子は前走時と変わらない雰囲気だったと思います。

そしてレース内容はというと、スタートは悪くなかったですが、今回ブリンカーを装着してポジションを取りたかったようですが、斎藤Jの手綱が動いても、クラシックステップは鈍い反応。馬場を気にしているのか行きっぷりが悪かったですし、フワフワした走り。視界が狭くなることで集中力アップとなれば良かったのですが、逆にソワソワさせて不安な気持ちになったのかも。また、馬群は縦長の展開になり、クラシックステップは後方に近い位置。向正面半ばで今回はダメだなと覚悟しました。実際、勝負どころから前との差を詰めていくことは出来ず、直線はジリジリ脚を使うだけ。8着に流れ込んだのがやっとでした。やはり良かった頃のデキには及ばず、疲れが蓄積していたのでしょう。

レース後のクラシックステップですが、脚元等に悪い兆候は見られないも、立て直しを図るために早速NF早来へ。まずは心身のリフレッシュに時間を設け、次走以降で巻き返せるようにお願いします。

ロードデルレイは僚馬に襲い掛かろうとした際に両膝を着くアクシデント。その際、傷口は深かったようなので、骨折等に発展していれば長期休養を余儀なくされたかもしれません。また、このアクシデントによって、レースは2月の阪神・つばき賞から離れ、今回は約6ヶ月半ぶりの実戦。能力を発揮してくれれば2勝クラスなら即通用すると見ていましたが、ブランクがあっただけに不安な思いも強かったです。

パドックに登場してきたデルレイはプラス2キロの馬体重。見た目はスッキリ出来ていたと思いますが、デルレイの覇気はもう1つ感じられず。鞍上が跨ってからスイッチが入れば問題ないかなと見ていましたが、レースが近づくにつれ、更に不安な気持ちが強くなりました。

レースぶりに関してですが、好発を決めたデルレイは一瞬ハナへ行くのかなと見えましたが、内のパンドレアが行く構えを見せたので2番手で折り合いに専念。久々+ひと夏越してパワーアップしたことで若干行きたがる素振りを見せてドキッとしましたが、坂井瑠Jは上手に宥めてくれました。その後は淡々とレースを進め、勝負どころからは後続の追い上げ・仕掛けを待つ形。前はいつでも交わせる手応えはあったんでしょう。そして直線を向いてからはライバルたちが襲い掛かってくるまで追い出しを我慢し、内回りと外回りとの合流点あたりからGOサイン。いざ追われてからの反応・伸びはモタモタし、シーウィザードの勢いに飲まれそうでしたが、ヤル気スイッチが入ると、相手が伸びた分だけこっちも伸びるという形で、半馬身~クビぐらい差をキープしたままゴールイン。

勝ちっぷりはこれまで2戦と違い、地味だったかと思いますが、シーウィザードは渋太かったですし、相手の頑張りを褒めるべきかと。上がり3ハロン33秒4で走破時計は1分59秒1は悪くありませんし、単純な比較では翌日の新潟記念を勝ったノッキングポイントとはコンマ1秒差。上がり3ハロンデルレイが勝っていましたから。そしてブランク明け。改めて楽しみな能力、楽しみな素材だということを感じました。

また、レース後のデルレイですが、脚元等は大丈夫。今後は在厩調整を続け、中2週のローテで菊花賞TR・神戸新聞杯(G2)へチャレンジ。そしてその先(次々走)には菊花賞を見据えています。脚長の体型なので、この父でも距離の融通性はあるでしょうが、さすがに2000m以上の距離になっていくのはどうかな? 個人的には神戸新聞杯の結果・パフォーマンスを見極め、適宜判断していって欲しいです。

去勢手術を行ってから、難しいところが軽減したアナンシエーション。前走では早めに先頭に立つとフワッとすることを考慮しつつ、鞍上の手腕でゴール前できちっと差し切る神業。経験を積んでいけば3勝クラスでもいずれは通用するだろうとは見ていました。

ただ、今回は昇級戦で4つのコーナーを回る小回りコース。もう1つ器用さがない馬でなのでこの舞台への適性が?でしたし、川田Jを鞍上に迎えて過剰な人気だと個人的には判断。追い切りの動きや時計は成長というか充実ぶりを感じるものだったので、デキ自体の良さは重々分かってはいましたが、それだけでは強気にはなれずで。実際、パドックに出てきたアナンシエーションは依然のような気負いが全くなく、パシュワイヤーが不要に思えるほどの落ち着き。気配の良さは目立つ1頭だったと思います。

レースではスタートにまず注目していましたが、テン乗りとなる川田Jは事前の情報だけで、アナンシエーションをゲート内で上手に宥めて互角のスタート。揉まれるのを嫌い、ポジションを取りに行くのかなと見ていたら、急かすことはなく、1角手前で内へ潜り込むことを選択。キックバックを嫌がり、頭を上げたりしないか心配でしたが、前の馬との差を調整することで対処。この辺りはさすが川田Jで抜かりはありません。そして勝負どころからも下手に動かず、4角手前からジワッとエンジンを吹かす形。ただ、このレースを勝つことになるラブリークイーンが尻尾を振り、気の悪さを覗かせていたので、直線入り口で少し待つ形になり、その際に顔に砂を被ってしまってモタモタしたのは痛かったです。まあ、それでも直線で追われてからはこの馬なりに反応して、2着は安泰の走り。

終わってみれば、ラブリークイーンの戦法が嵌った感じながら強かったですし、昇級戦とコース適性を踏まえると上々の走り。去勢効果で心身のバランスが整い、まだまだ進化(成長)を感じさせてくれるのは素直に嬉しいです。

レース後のアナンシエーションですが、馬体面での不安はなさそうも、詰めて使うことには少し不安があることからNF天栄でリフレッシュを挟むことを選択。回復が早いようなら緩めることなく乗り出して欲しいですし、10月の東京or京都で次走を迎えて欲しいです。