オリーボーレン（牝・藤岡）父ニューイヤーズデイ 母ブラマンジェ
土曜新潟６Ｒ メイクデビュー新潟 ２歳新馬・牝馬（芝１４００ｍ）３枠３番 内田博Ｊ
・在厩場所：栗東トレセン
藤岡師「当初は12日の小倉・芝1200ｍ戦を予定していましたが、新馬戦とは言え、1200ｍ戦だと追走に余裕がなさそうでしたし、まずは1400ｍ戦を試してみたいことから、同日の新潟・芝1400ｍ戦に内田博幸騎手で出馬投票させていただきました。どちらにしても長距離輸送を挟むことから、昨日はＣＷコースで終い重点に控えて追い切りを行っています。道中はオリーボーレンが先行し、直線で同じ2歳新馬の外側へ付けて0.4秒遅れてゴールしています。相手が攻め駆けし過ぎて遅れる形になってしまったものの、最後はやや外側へ張り気味に走っていたのを修正していた分、伸び切れなかったのでしょう。騎乗した見習騎手は『先行している間は周りを物見して気持ちが散漫なところが窺えましたが、並んでからはしっかり走っていました。最後は外側に張り気味になっていたので、体勢を整えながらの追い上げとなりました』とのことでした。目立つほどの動きではなかったものの、水準以上に走っていますから、今の状態でどれだけの競馬をしてくれるのか期待しています」（8/10近況）
見 習 ９栗CW良 53.0 - 37.6 - 11.7 一杯 エトヴプレ(新馬)強めの外0.5秒先行0.4秒遅れ
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第3回新潟1日目（08月12日）
6Ｒ メイクデビュー新潟 2歳新馬
芝1400メートル 牝馬 馬齢 発走13:05
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ナムラベロニカ 牝2 52.0 水沼元輝
2 2 リリーズブルーム 牝2 55.0 松岡正海
3 3 オリーボーレン 牝2 55.0 内田博幸
3 4 キープソーキュート 牝2 55.0 大野拓弥
4 5 ロンギングガバーナ 牝2 55.0 石橋脩
4 6 ニシノアヤカゼ 牝2 55.0 津村明秀
5 7 カイトグート 牝2 55.0 丸山元気
5 8 キャプテンネキ 牝2 55.0 戸崎圭太
6 9 サンディブロンド 牝2 55.0 Ｃ．ルメール
6 10 ジューンブライダー 牝2 54.0 原優介
7 11 ロゼフレア 牝2 55.0 菱田裕二
7 12 ダズリングティアラ 牝2 55.0 菅原明良
8 13 エンセリオ 牝2 55.0 北村宏司
8 14 リュラグリーン 牝2 54.0 永野猛蔵
○助田助手 「本数はやっていますし、動きは水準以上でしょう。ゲートも特に癖はありません」（競馬ブックより）
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活躍馬を多数出して勢いのあるシラユキヒメの血脈を持つオリーボーレン。体高があるのでひょろっとした造りに見えるも、首を上手に使ってリズミカルな歩様に好感。ただ、ユキチャンの仔は人気で高実績が必要になるので、この母系の勢いを経験するにはちょっと本流とはいえないこの馬への出資となりました。
育成時のオリーボーレンは大きな怪我なく、順調に進んできましたが、細身の造りは解消出来ず。また、調教動画を見ると一生懸命頑張ってはいますが、動きにはそこまでの力強さ＋派手さは感じられず。募集時に想像していたよりも成長曲線が緩やかなのか成長力に問題があるのか。正直なところ、掴み切れていない面が多いです。
実際、ＮＦしがらきには４月早々に到着して入厩に備えるも、初入厩が叶ったのは約１ヶ月半後。そしてゲート試験こそスムーズに突破するも、体力不足ということでＵターン。再度１ヶ月半ほどの鍛錬を経て帰厩となりました。また、帰厩後はデビューへ向けての追い切りを本格化させ、本数をこなして仕上がり自体は問題なし。ただ、併せ馬では見劣るケースが大半ですし、最終追いは操縦性を確かめる意味でＣＷで行われたと思うも、やはりピリッとせず。心身共に幼さを多く残し、成長待ちかなあと思います。
あとは実戦へ行って良さが出るかどうか。非力さが目立つ分、追い切りでは動き切れないも、走り自体は手先の軽さがある馬。ＮＦしがらきのスタッフのコメントでは『短い距離でビュッと切れる印象』というのもあったので、内田博Ｊには前々へとポジションを取りに行き過ぎず、終いに脚を伸ばすイメージで走ってきて欲しいです。
ただ、集中力を欠くことが多い様子ですし、追い切りの動きは水準には足りない感じ。まずは自分のリズムを守った競馬に終始してもらい、結果は二の次。使いつつ成長を遂げていってくれればと思いますが、その一方で競馬が嫌にならないよう、自滅する形での敗戦だけは避けて欲しいです。
