土曜札幌6R 3歳未勝利(芝2000m)1枠1番 横山武J
・在厩場所:札幌競馬場
栗田師「9日に札幌ダートコースで併せて追い切りを行いました。道中はマンスールが先行して、直線では外に進路を取って脚を伸ばしましたが、最後は遅れてゴールしています。遅れを取ってしまったものの、相手は追い切りから前向きに走るタイプであることに加えて、体重の軽い乗り役が騎乗していましたから、特に気にする必要はありません。マンスール自身、5ハロンから69秒台でまとめることが出来ていますし、騎乗したスタッフからは、『先週よりも動きはしっかりとしていましたし、中身の方も整ってきている印象です』と報告を受けています。前走に続いての芝2000m戦で慣れも見込めると思いますし、武史(横山武史騎手)に乗ってもらえることになり、その点も頼もしく感じていますから、何とか良い結果を残せるよう頑張ってもらいたいですね」(8/9近況)
助 手 6札ダ重 74.2 - 59.0 - 44.1 - 14.2 馬ナリ
助 手 9札ダ稍 69.4 - 54.4 - 40.1 - 12.8 一杯 ライコウノキセキ(三未勝)末強めの外0.6秒先行0.8秒遅れ
クラシックステップ
土曜札幌9R 石狩特別(芝1800m)6枠6番 斎藤J
・在厩場所:函館競馬場
安田隆師「9日に函館Wコースで追い切りを行っています。前走から間隔が詰まっているので、終い重点でサッと時計を出す程度に控えましたが、騎乗者の話では『前走以上に動きは良くなっています』とのことでした。前々走に騎乗した北村友一騎手は息づかいがもう一つだったと話していましたが、前走はそのようなこともなかったように、使いつつ中身がしっかりとしてきているのでしょう。また、前走を見ていると1ハロン距離が短くなってより競馬がし易くなったのは確かだと思いますし、開催が進んで適度に時計の掛かる馬場になればよりチャンスはあるはずです。前走と同様に新(斎藤新騎手)が上手くレースを進めて、今回こそは勝ち上がりを期待したいところです」(6/10近況)
助 手 9函W良 67.9 - 52.5 - 38.7 - 13.2 強め
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土曜日(8/12)に出走する出資馬(シルク)の出走記事をまとめて。※新潟6Rでデビューするオリーボーレンは別記事にて。
前走6着後、NF空港でリフレッシュを図り、帰厩後は札幌競馬場へ滞在してココへと駒を進めてきたマンスール。追い切りはコツコツと重ねてきましたが、最終追いとなった9日はラスト1ハロン12秒8(一杯)で遅れを取り、ピリッとせず。チグハグな併せ馬になったからかもしれませんが、状態面にやや疑問が残ります。
そして今回も前走に引き続き芝2000mへの参戦。距離は守備範囲だと思いますが、やや折り合い面で難しいところがあるので、序盤にロスを生じると最後甘くなりそう。また、これまでのレースぶりから最後まで頑張ってはいるのですが、ギアを上げる走りが出来ないのがネック。横山武Jが乗ってくれることになったのは素直に嬉しいですが、その手腕だけでは正直足りない(変わらない)でしょうねえ。また、最内枠に入ったのがどちらへ転ぶか。スタートが決まれば、逃げの手に出るのはありだと思いますし、1発あるならこういう競馬でしょう。ちょこっと期待しておきます。
クラシックステップの前走は勝ち馬には完敗の内容も、最後に目立つ脚を繰り出して2着争いに食い込んできたクラシックステップ。結果は4着に終わりましたが、改めてクラシックステップに合う競馬スタイルが分かりましたし、こういう競馬を継続していけばチャンスは巡ってくる筈。それが今回になるかのどうかは神のみぞ知ることですが。
また、今回で夏の北海道シリーズ3戦目。コンスタントに使われてきている分、上積みは見込めませんし、最終追いの動きは前回の方が良かった感じ。北海道も凄く暑いですし、じりじり体力を消化し、デキも下降線へと入ってきているのかな?
まあ、それでもクラシックステップと斎藤Jはコンビで息を合わせ、前走同様に差し・追い込みに徹するのみ。斎藤Jは自厩舎の馬なので予め特徴は分かっていたでしょうが、前走が実戦では初めてのコンビ結成。息遣いや使える脚など実戦でモノをいうものが体感できたと思うので、その経験を生かして前走4着以上の結果を残して欲しいもの。あとは展開による恩恵・人気馬の凡走と運にも恵まれたいです。