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子供っぽい仕草を覗かせながらも、レースでは真面目さ・センスの良さを感じる走りを披露。直線でも渋太さを発揮するも、最後の最後は伸び負けする形で5着。先々への期待が高まる1戦に。☆レッドゲイル

f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドレナート(牡・手塚)父レッドファルクスマレーナ

2023.08.06
8月6日レース後コメント(5着)

岩田望来騎手「素直な馬で、返し馬でもコンタクトがとれてスムーズな走り。ゲートもスッと出てくれました。外枠ということもあって比較的ポジションは取りやすく、馬のリズムを第一に考えて競馬をしましたが溜めも利いていて、勝負どころからもこちらの指示に応えて徐々にギアを上げていくことができましたし、直線に向いてからの手応えも上々。直線半ばまで追い出しを我慢することができて、促してからは反応良く最後までしっかりと脚を使ってくれました。最後は決め手の差でやられてしまいましたが、芝が敗因という感じはありません。ただ、パワーのある馬ですから、ダート適正は高そうだなといった印象は受けました。また、距離もお父さんはスプリントからマイルまでという感じでしたが、レナートは短くするよりはマイルから1800mくらいが良さそうですよ。いい意味で緩さのある馬ですので、このまま無事に成長していってくれれば楽しみです」

手塚調教師「ジョッキーも馬の気分を優先して乗ってくれましたし、直線でも勝ちを意識できるレースをしてくれました。負けはしましたが、中身のあるレース内容だったかと思います。この後はひと息入れて、秋の東京開催を目標にしていきます。芝がダメという馬でないことは今日のレースでも確認できましたが、本質がパワータイプということもありますので、次はダートを試してみたいと思っています。芝スタートの東京ダート1600mは条件的にも合うのではないでしょうか」

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2023.08.09
美浦手塚貴久厩舎
厩舎周りを引き運動。

手塚調教師「レース後ということで、ここまでは引き運動で様子を見ています。使ったなりのダメージはあるものの飼い葉はしっかり食べており、脚元や馬体に違和感はなく、覇気もあるように今のところガクッときている様子は見られません。明日(木)セイクリットファームへ放牧に出しますが、レース後もお伝えしたように次走はダート戦で考えており、10月9日(月)の東京1R(ダ1600m)を目標にしています。状態を見ながらになるものの、あまり緩め過ぎずに乗ってもらうようにお願いしました」

※10月9日(月)東京1R・2歳未勝利(ダ1600m)を予定。

2023.08.10
手塚貴久厩舎→セイクリットファーム
本日(木)セイクリットファームへ移動しました。

2023.08.11
セイクリットファーム
馬体重:485キロ

昨日(木)入場しています。馬体チェックをおこなったところ特に傷んでいるような箇所はなかったですし、今日(金)からウォーキングマシン運動を開始して様子を見ていますが、ガクッときている感じもなさそうです。来週から立ち上げていく予定ですが、トレッドミル調整か騎乗運動にするのかは、馬の状態や暑さなども考慮したうえで決めたいと思います。

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デビューへ向け、入念に時計を出して仕上げてきたレッドレナート。ただ、追い切り時から追ってギアが上がらないところがあり、抜けた馬こそいないも、粒の揃ったココでは厳しい結果が待っているだろうなあと想像しての1戦でした。

パドックに登場していたレナートは若干余裕のある造りで、子供っぽいところを覗かせるも、レースへの集中力+前向きさは好感。雰囲気自体は悪くなかったと思います。

レースでの注目点はスタートからレースの流れに乗っていけるかでしたが、ゲート出は平凡ながら、大外枠を味方に少し促しながらポジションを押し上げ、外目の2番手を確保。出して行っても折り合いを欠く面はなかったです。そして道中は淡々と進み、勝負は直線の決め手勝負へ。直線を向く時の反応・手応えはそこまで余裕のある感じには見えなかったので、少しでも上位へ粘り込んで欲しいなあと。また、交わされたとしてもパタッと止めることがないように願ってもいました。

いざ直線で仕掛けられたレナートですが、スッと加速は出来ませんでしたが、じりじり脚を使って渋太さを発揮。残り200mあたりではナファロアと2頭で抜け出そうというシーンもあり、良い意味でビックリしましたが、最後の最後は距離が微妙に長かったというよりは、単純に伸び負けなのかなあ。でも、大健闘の5着。心身の幼さを随所に覗かせながら、レースセンスの良さはキラッと光ったと思います。

レース後のレナートですが、入厩してそのままデビューとなりましたが、脚元は問題ないですし、そこまでクタッとした感じはなし。芦毛ですし、案外暑い時期が合う馬かもしれませんね。また、牧場へ移動後も、変わらない姿を見せてくれています。

終わってみれば、レース前に私が予想した走りを上回るパフォーマンスを見せてくれたレッドレナート。1度使われたことでピリッとしてくると思うので、血統馬らしい成長力を見せてもらい、半兄レッドゲイルに負けないような活躍を見せていって欲しいです。まあ、まずは2戦目で手堅く1勝といきましょう。