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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

馬っぷりは良く、意外と手先の軽い走り。ただ、体をまだまだ持て余しているのか追ってからギアは上がらず。いずれはダートで台頭してきてくれるかと思うも、デビュー戦の今回はちょっと分が悪そう。★レッドレナート

f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドレナート(牡・手塚)父レッドファルクスマレーナ

2023.08.03
美浦手塚貴久厩舎
厩舎周りを引き運動。

手塚調教師「追い切った翌日ということで、今日は厩舎周りを引き運動で調整しています。出掛けの歩様は問題なかったですし、飼い葉もしっかり食べていて、馬自身の雰囲気はいいと思います。追い切りを重ねながら体調面も確実に良化しており、コンディションは良好と言えるでしょう。想定を見る限り無事に出走できそうですから、いい走りを期待しています」

※8月6日(日)新潟5R・2歳新馬(芝1600m)に岩田望来騎手で出走します。

2023.08.02
美浦手塚貴久厩舎
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
ウッド 69.5-53.6-38.4-25.0-12.2 馬なり

石川騎手「今週も追い切りに乗せてもらいましたが、本数を重ねてだいぶ素軽さが出てきた印象。終いも無理はしていませんが、ゴーサインを出してからの反応やスピードの乗りは良く、息遣いや息の入りも良化していますね。パワータイプではありますが、芝にも対応してくれそうですよ」

手塚調教師「今日は石川騎手が騎乗してウッドチップコースで追い切りをおこないました。前の馬を目標にして単走で追い切ったのですが、先週までしっかり動かしていましたし、レース当該週ということもあって息を整える程度にとどめています。全体的に走りは良かったですし、上がりの歩様や息遣いも問題なし。ここまで順調に乗り込んで態勢は整ったと思います。予定通り、今週の日曜・新潟5R(芝1600m)に岩田望来騎手で向かうつもりです」

※8月6日(日)新潟5R・2歳新馬(芝1600m)を岩田望来騎手で予定。

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第2回新潟4日目(08月06日)
5R メイクデビュー新潟 2歳新馬
芝1600メートル 指定 混合 馬齢 発走12:25
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    ルクスマーベリック    牡2    55.0    秋山真一郎
2    2    クリーンエア    牡2    55.0    大野拓弥
3    3    アエロプラニーノ    牡2    55.0    戸崎圭太
4    4    ロードリレーション    牡2    55.0    松山弘平
5    5    ナファロア    牡2    55.0    M.デムーロ
6    6    ニックオブタイム    牡2    55.0    川田将雅
6    7    ローザサンリヴァル    牡2    55.0    坂井瑠星
7    8    アサギリ    牝2    55.0    石川裕紀人
7    9    アーススピリット    牡2    55.0    木幡初也
8    10    ブリックバーン    牡2    55.0    和田竜二
8    11    レッドレナート    牡2    55.0    岩田望来

○手塚師 「ダート血統で走りもワンペース。ただ、母は芝で走っていたのでとりあえず芝からデビューさせる。馬っぷりはいい」(競馬ブックより)

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出資している東サラの2歳馬では3番目にデビューを迎えることとなったレッドレナート。先行募集時での出資ではなく、半兄レッドゲイルの活躍に触発されての出資でしたが、サンデーサイレンスの3×3はちょっとどうかな?という印象はあったも、全体的にボリュームのある好馬体で馬っぷりの良さは○。父レッドファルクス種牡馬として未知ではありますが、このクラブに入った訳ですし、活躍馬の仔に出資するなら良いタイミングかなと思いました。

育成時のレナートですが、鵜呑みにはしないも、常に評価の高いコメント。着々と調教メニューを強化出来ていたのはひとまず○。そして早期デビューを目指してきましたが、血統馬を多数抱える手塚厩舎。6月デビューを視野に進めてきましたが、厩舎内での優先度はそこまで高くなく、血統的にダート寄り。3月中旬には美浦近郊のセイクリットファームに到着していましたが、初入厩が叶ったのは約3ヶ月後のことでした。

初入厩後のレナートはまずは競走馬としての第1歩・ゲート試験合格を目指しましたが、こちらは無事1発合格。その後は緩さは残るも体力的に整っていることから、追い切りを本格化させ、一気にデビューを目指すこととなりました。

追い切りの時計&動きに関しては、そこまで目立つ時計は出ていませんが、追い切り動画を見ると、トビが大きく手先の軽い走りで身のこなしはマズマズ。真面目な印象も持ちましたが、手前を替えてからギアが1段上がる感じはなし。馬体にまだ余裕があるかもしれませんが、いわゆるワンペースの走りです。緩さが抜けて力強さが増せば、ダートが主戦場になっていくことでしょう。

相手関係に目を遣ると、2回新潟開催は関西の素質馬が多数参戦。6枠の2頭(ニックオブタイム・ローザサンリヴァル)が双璧かなと思いますが、ブリックスアンドモルタル産駒のブラックバーンも軽快な動きを披露。実戦の芝で更に良さそう。これらを相手に現状のレナートがどこまでやれるかを想像すると、正直見劣るなあと見ています。

ですので、デビュー戦の今回に関してはまずは無事に走り終えて欲しいですが、スタートを決めるやレースの流れにスッと乗れるかなどの競走馬としてのセンスを見たいところ。そして最後まで集中して走り切れるかを重視したいです。結果はそこまで気にしませんが、5着以内に食い込んでくれれば上々でしょう。