アッシュフォード
土曜札幌６Ｒ ３歳未勝利（芝２０００ｍ）６枠１２番 池添Ｊ
・在厩場所：函館競馬場
西園翔師「先週末から少し時計を出し始めていますが、まずは3ハロン42秒台と軽く流す程度に終えており、息を作りました。また、2日にも函館Ｗコースで追い切りを行い、今回は半マイル56秒くらいの時計を出しています。続けて使っていきていますので、整えることに重きを置いた調教内容でしたが、硬さはそれほど気になりませんし、気配は悪くないですね。デキが落ちている様子もないですから、想定を見てメンバーなどを確認した結果、8月5日の札幌・芝2000ｍ戦に使わせていただくこととなりました。まずはスタートをしっかりと決めて流れに乗ることが前提ですが、適度に時計の掛かる洋芝は合うはずですし、この馬の持ち味である長く脚を使うレースが出来ればと思います。なお、鞍上は池添謙一騎手に依頼しています」（8/3近況）
助 手 30函Ｗ良 42.8 - 12.8 馬ナリ
助 手 ２函Ｗ良 56.3 - 40.9 - 12.4 馬ナリ
ラッキーモー
土曜札幌10Ｒ 桑園特別（ダ１７００ｍ）３枠３番 藤岡佑Ｊ
・在厩場所：函館競馬場
松永幹師「2日に函館Ｗコースで併せて追い切りを行いました。3歳未勝利馬を追走して、直線では馬体を並べて終えています。71秒くらいの時計だったのですが、トモの使い方は悪くなかったですし、この馬なりにしっかりと動けていたかなと思いますね。去勢をしましたが、先週と同様にややテンションが高い面は見られますし、札幌競馬場へ移動してからもその点は課題となるでしょう。また、脚元に関しては、左前の繋靱帯にはやや疲れが見られるものの、歩様には見せていませんし、しっかりとケアを行えば問題なくレースへ向かえると思います。かなり久々の競馬となりますが、少しでも良いところを見せたいですね」（8/2近況）
助 手 ２函Ｗ良 71.4 - 55.7 - 41.1 - 13.2 強め ヤマニンドナティ(三未勝)馬ナリの内1.2秒追走同入
ドゥラモンド
土曜新潟11Ｒ 新潟日報賞（芝１４００ｍ）３枠５番 三浦Ｊ
・在厩場所：美浦トレセン
手塚師「2日に南Ｗコースで併せて追い切りを行いました。道中はドゥラモンドが追走して、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。帰厩当初は幾分余裕があった馬体も、順調に調教を消化できていることで段々と引き締まってきましたし、その分身のこなしも良化してきている印象です。今日もしっかりとした脚取りで走れていて、良い状態でレースに送り出すことが出来そうですね。ハンデは56キロと少し見込まれてしまったものの、新潟の芝1400ｍ戦では過去に好走歴があるようにドゥラモンドに合う条件ですし、勝ち負けを期待しています」（8/2近況）
助 手 30美Ｗ良 71.3 - 54.8 - 40.1 - 12.5 馬ナリ
武 藤 ２美Ｗ稍 85.1 - 68.4 - 53.1 - 38.5 - 12.3 馬ナリ テンカノギジン(古馬１勝)馬ナリの内0.6秒追走同入
ヴェルトハイム
2023.08.03
８月５日（土）新潟11Ｒ・新潟日報賞・混合・芝1400ｍに戸崎Ｊで出走します。８月２日（水）栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。発走は15時45分です。
2023.08.02
８月５日（土）新潟・新潟日報賞・混合・芝1400ｍに戸崎Ｊで予定しています。同レースはフルゲート18頭。現段階では出走可能です。８月２日（水）栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。
○友道調教師 「８月２日（水）はトータル58秒８、ラスト13秒７のタイム。直前に輸送も控えるだけに、15－15に毛が生えた程度の内容に止めました。非常に雰囲気が良く、改めて上位争いを演じてくれそう。新潟の長い直線を味方に付け、この馬のスタイルに徹するべきでしょう」
≪調教時計≫
2023.7.30 助 手 栗坂良１回 59.2 43.9 29.1 14.5 馬ナリ余力
2023.8.2 助 手 栗坂良１回 58.8 42.9 27.8 13.7 馬ナリ余力
2023.07.31
８月５日（土）新潟・新潟日報賞・混合・芝1400ｍに特別登録を行っています。
☆★情報は（株）ロードサラブレッドオーナーズのＨＰより☆★
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
土曜日（8/5）に出走する出資馬の出走記事をまとめて。
追ってからピリッとした脚を使えない為、ダートへ新味を求めたアッシュフォード。ただ、ダートでも使える脚に大した違いはなく、勝負どころからのペースアップにも一苦労。見せ場すら作れずに敗れてしまいましたし、ダート２戦目となった前走は正直無駄な１戦だったと思います。
そこで今回は芝へ戻しての１戦。北海道では３戦目で前走から中２週のローテ。追い切りの内容を見る限り、上積みは見込めないも、そこまでデキ落ちした感じはなし。今回は巻き返しを期待したいです。
ただ、不安点は残り、今回も前走同様にチークピーシズを外して、メンコのみで臨む模様。気性面で若さが残り、走ることへの集中力の維持が課題。前走は行きっぷりが悪かったですし、勝負どころのペースアップには対応し切れずに惨敗。ダートを連続して使ったことが失敗ですが、その陰に隠れて馬具を外したのが裏目。個人的にはチークピーシズだけでなく、ブリンカーを装着すべきだと思いますが…。
また、可能性は低いでしょうが、スタートが決まるようなら、ハナを奪うくらいの積極性を見せて欲しいです。そして引き離し気味に逃げながら、ラチを頼りにどこまで粘れるか。正攻法の競馬だと芝へ戻してもワンパンチ・ツーパンチと足りないでしょうから。池添Ｊは３戦連続の騎乗となるので、逃げなくても、何か策を練った騎乗をお願いします。
ラッキーモーは前走後、ＮＦしがらきで再調整を行うも、スクミが目立ったり、運動を軽くしても右トモの歩様が一息だったりと謎の低迷。そこで医療施設が充実している北海道まで戻し、立て直しを図ることに。ただ、移動後も右トモの歩様はなかなか良くならず、前走から帰厩して出走態勢が整うまで約７ヶ月を要してしまいました。
帰厩後の調教・追い切りに関しては、右トモの対角となる左前の繋靭帯に少し疲れが出てドキッとさせられましたが、早めに帰厩していたので本数はそれなりに消化。見た目はキチッと出来た形で出走へ臨めるでしょうが、追い切りでは煩い面が非常に目立っている様子。久々を１度使えば少しガス抜きが出来るのかなと思いますが、苦戦は濃厚。昇級戦となった前走の走りを見ても、このクラスにメドを立てるような走りもまだ難しいでしょうねえ。
新潟日報賞は出資馬２頭の対決となりますが、共に勝つチャンスはある馬。
まずはドゥラモンドですが、５月の東京・フリーウェイＳ４着以来の競馬。前々走で２着に食い込む頑張りを見せていましたが、これは道悪による恩恵が大きかったと思うので、良馬場の前走でどこまでやれるのか半信半疑のところはありましたが、大外から渋太く脚を伸ばして勝ち馬とコンマ１秒差。内容は非常に濃かったと思いますし、連続して掲示板入り出来たのは素直に評価したいです。
その後はＮＦ天栄へ戻り、次走へ向けての英気を養ってきましたが、牡馬には珍しく暑い時期に状態を上げるタイプ。牧場での調整も頗る順調でしたし、トレセンでの追い切りも攻め駆けする僚馬と一緒に行うことが多く、しっかり食らい付くことが出来ていますし、軽い走りが目立ちます。一息入る形ですが、仕上がりには抜かりがない程。
あとは新潟・芝１４００ｍ（内回り）がどう出るかですが、年齢とキャリアを重ねて少しズブさは出ていますが、２年前は２勝クラスながら３着⇒２着と好走。スッと好位を取れたのが好走の要因かもしれませんが、実績のある舞台。内目の枠が当たったのも良かったでしょう。斤量の５６キロはトップハンデですが、ドゥラモンド自身も前走から２キロ減。そこまで気にすることはないのかなあ？ まあ、まずは安定感のある走りを今回も示して欲しいです。
ヴェルトハイムは３勝クラスに上がってから苦戦が続き、モタれる面が顕著に。精神的に辛いことを憶えてしまったのかなという印象を持っていましたが、前走では距離を更に１ハロン短縮し、初めての芝１４００ｍ。やはり現状は左回りが合うのでしょうが、スタートを決めた戸崎Ｊはいつもより前目のポジションを確保。馬の間で追走することになり集中力が続くのかなと心配しましたが、逆にやる気を促すことになったのかも。また、直線では狭くなるシーンがありましたが、そこを乗り越え、末脚を伸ばしての３着。ようやく１つ結果が出ました。
そして前走後は早くからココに狙いを定めての調整。連続して戸崎Ｊが乗ってくれますし、ハンデも５３キロと恵量。牧場での調整もスムーズでしたし、帰厩後は暑さを考慮し、ビシビシとは攻められていないも、１週前はそれなりに負荷を高め、直前は坂路で息を整える程度。時計は平凡でも、素軽さは感じます。ドゥラモンドに負けないくらい仕上がっていると思います。
ただ、外目の枠に入ってしまったのでレースプランの見直しが必要でしょうし、新潟は初参戦。長距離輸送では必ず馬体を減らしてしまうので、まずはどこまで馬体を維持してレースへ臨めるかを確かめた方が良さそう。
前走のレースレベルは高かったですし、好走はフロックではありません。心身が噛み合えば５３キロ＋軽い芝を味方に差し切る場面が出てくるでしょうが、イライラが目につくような姿だと大敗まであり得るでしょう。自滅することは避けて欲しいですが…。
