手塚調教師「追い切った翌日ということで、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。暑さがこたえた様子もなく、歩きも硬さはなくしっかりしていました。脚元や馬体に違和感はありませんし、飼い葉食いも良好でコンディションは良さそうです。ここまでは至って順調。来週のレースに向けて、しっかり乗り込んでいきますよ」
2023.07.26
美浦：手塚貴久厩舎
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
ウッド
レッドレナート 67.6-52.7-38.4-24.8-12.2 強め
テルテ 68.1-53.1-38.7-25.0-12.2 馬なり
手塚調教師「今日は石川騎手が騎乗してウッドチップコースで追い切りを消化しました。レナートが追走する形だったのですが、序盤は乗り手との意志疎通ができていて、折り合い面もスムーズ。終いは思ったほど速い脚が使えず、乗り役の手も動いていましたが、気を切らさずに走っていたと思います。騎乗した石川騎手は『先週も乗せてもらいましたが、動きは良くなってはいますね。促してからスッとギアを上げてくれれば尚いいのですが、まだそのあたりは体幹の緩さなども影響しているのだと思います。それでもパワーに関してはいいものがあり、成長してくれれば楽しみな馬ですね』と話していました。まだ課題は残っているものの、この馬としての成長曲線は描けていますから、予定している来週のデビュー戦に向けてこの調子で進めていくつもりです」
※8月6日（日）新潟5R・2歳新馬（芝1600m）を岩田望来騎手で予定。
手塚調教師「追い切った翌日ということで、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。テンションが上がることなく落ち着いて歩けていましたし、気もそれなりに入っていますね。与えた飼い葉も完食しており、体調面については問題ありません。この調子で乗り進めていきたいと思います。なお、デビュー戦の鞍上は岩田望来騎手に依頼しました」
※8月6日（日）新潟5R・2歳新馬（芝1600m）を岩田望来騎手で予定。
2023.07.19
美浦：手塚貴久厩舎
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
ウッド
レッドレナート 69.6-53.6-38.4-24.8-12.3 強め
エクランドール 69.8-53.6-38.5-24.7-12.1 馬なり
手塚調教師「今日はウッドチップコースにてレナートが追走する形で追い切りました。下ろしがけはバランス良く動けていて、道中もしっかり脚を溜められていましたね。直線では思った以上にスピードアップができていなかったものの、先週からペースを上げた分、動き切れなかったのはあると思います。それでも気は切らさずに最後までしぶとく脚を使ってくれていましたから、今日追い切ったことでの上積みは必ずあるはずです。予定のレースも決まっていますから、乗り込んでいって状態を更に上げていきたいですね」
※8月6日（日）新潟5R・2歳新馬（芝1600m）を予定。
手塚調教師「昨日追い切ったので、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。テンションは高くなっていませんし、いいリズムで歩けていたと思います。脚元や馬体に異常はなく、飼い葉もちゃんと食べていますね。馬房でもリラックスして過ごせていて、今のところいい流れで調整ができていると言えるでしょう」
2023.07.12
美浦：手塚貴久厩舎
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
ウッド
レッドレナート 69.0-54.0-39.5-25.4-12.4 馬なり
アサマノイタズラ 69.8-54.4-39.6-25.3-12.4 馬なり
手塚調教師「今日は武藤騎手を背にウッドチップコースで追い切りをおこないました。レナートが追走する形でしたが、走りのリズムは良く前向きさがありますね。まだ全体的に緩さがあり、トモなどにも頼りないところはあるもののスピードがある馬で、最後までしっかりとした手応えで動けていたと思いますし、息の入りも悪くなかったですよ。今後乗り込んでからの状態にもよりますが、トビが大きい馬で広いコースが合いそうですから、8月6日（日）新潟5R（芝1600m）でのデビューを目標にしたいと思います」
※8月6日（日）新潟5R・2歳新馬（芝1600m）を予定。
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
ゲート試験に無事１発で合格したレッドレナートは疲れを見せるようなことがなかったので、デビューへ向けての調整を予定通りスタート。美浦は現在坂路を使えないことから、Ｗコースで年輩馬に胸を借りる形で進められていますが、自分から走ろうという姿勢を見せてくれているのは○。ただ、完成度がちょっと低いようですし、トモの緩さが残る分、気持ちと体が噛み合った走りが出来ているとは言えません。
実際、７月２６日の調教動画を見ましたが、トビの大きい走り＋力強さは悪くありませんが、手前を替えてから１段グッとギアが上がるような感じはなし。少しダラーッと走っている感じは否めません。まあ、それでも暑さやハードワークにへこたれるようなところは見えないので、少しずつしっかりしていく中で走りの質が変わってきてもらえればと思います。
また、デビュー戦については、８月６日の新潟・芝１６００ｍを予定。当週は関西圏での競馬が行われておらず、サフィラなど関西馬の有力馬も同レースに参戦予定。鞍上は個人的に２歳新馬戦で出資馬を２着に導くことが多い岩田望Ｊに決定。正直、上位争いは厳しいかなと思いますが、出来るだけ上位へ食い込めるようにレースまでの調整期間、もう１段気を引き締めて、走れる態勢を整えてもらえればと思います。
あと、１３日付でＪＲＡの競走馬登録が完了済。ゆくゆくは姉兄たちのようにダート馬になるのかなと思いますが、堅実性を受け継ぎ、地道に力を蓄えていってもらえればと思います。
