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【シルク】週末(7/22・23)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラシックステップ

土曜札幌9R 北辰特別(芝1800m)5枠5番 斎藤J

・在厩場所:函館競馬場

安田隆師「22日の札幌・北辰特別に出馬投票させていただきました。前走から間隔が詰まっているので、19日は函館Wコースで4ハロンから馬なりで時計を出して調整しています。レースでも騎乗予定の新(斎藤新騎手)に騎乗してもらいましたが、『前回調教で騎乗した時よりも息づかいが良くなっていますし、上積みは感じられますよ。DDSPの症状は依然窺えますが、リズムよく走らせれば問題ないと思いますし、上手くエスコートできれば巻き返しは可能だと思います』とのことでした。一度使って馬体にメリハリが付いてきましたし、中身も良くなっていると思います。前走は息が出来ていない上に、距離も少し長い感じでしたから、今回は1800m戦を試させていただきます。現状は急がせるよりも、自分のリズムで走らせる方が良いと思うので、未勝利戦を勝ち上がった時のようなイメージでレースを進めてもらいたいと思います」(7/20近況)

斎 藤 19函W良 57.3 - 41.2 - 13.1 馬ナリ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ペースセッティング

土曜中京11R 豊明S(芝1400m)6枠11番 団野J

・在厩場所:栗東トレセン

安田隆師「前走から中2週と言うこともあるので、19日の追い切りは坂路コースで14-13ペースから、終いを伸ばす形を採りましたが、ラスト1ハロンはスッと動かした程度で12.1秒の好タイムで駆け上がってくれました。一度使ったことによってテンションが高くならないか気掛かりでしたが、むしろ前回よりも落ち着きが出て、良い雰囲気を保っていますよ。前走は強引ではあったものの、自分の形で競馬をすれば最後まで辛抱強く走ってくれますから、現状は先手を主張して粘り込むような競馬が理想ですね。今回は1400m戦になるものの、開催が進んで適度に時計が掛かる馬場なら対応してくれると思うので、団野騎手には前走同様に自分の競馬に徹してもらいたいところです」(7/20近況)

助 手 16栗坂良 56.9 - 40.5 - 26.3 - 12.9 馬ナリ
助 手 19栗坂良 55.8 - 39.8 - 25.3 - 12.1 末強め

f:id:yakifish:20200513045835g:plain トラペジスト

日曜中京2R 2歳未勝利(ダ1400m)1枠1番 松山J

・在厩場所:栗東トレセン

音無師「19日に坂路コースで併せて追い切りを行っています。レースに騎乗予定の松山弘平騎手を背に、道中はトラペジストが先行し、古馬3勝クラスに併せてそのまま同入しています。ジョッキーは『前走の追い切り時もよく動けていましたが、一度使ったことによって更に上向いていますね。初戦は返し馬を終えたところで、“これならあっさり勝ち上がってくれる”と期待しただけに、少し拍子抜けしましたが、初めての競馬だったことからどこで力を出せば良いのか分かっていなかったのかもしれません。改めて期待しています』との事でした。調教の感じではスッと加速出来る脚を見せていることから、もっと終いの脚は使えるはずですし、その辺りを考えると初戦は戸惑いもあったのかもしれません。とは言え、距離は忙しい感じでしたし、1400mならしっかり走ってくれるはずなので、ここはしっかり決めて欲しいところです」(7/20近況)

松 山 19栗坂良 51.9 - 38.1 - 24.7 - 12.2 馬ナリ ジュノー(古馬3勝)馬ナリに0.3秒先行同入

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週末(7/22・23)に出走するシルクの出資馬の出走記事をまとめて。

ラシックステップは連闘で先週末の函館・臥牛山特別へ出馬投票を行うも、残念ながら非抽選で除外の憂き目に。そして1週スライドする形で札幌開幕週の北辰特別へと巡ってきましたが、追い切りはサラッと行った程度ですが、マズマズの動き。叩いた分、息遣いも良くなっている感じで少なからず上積みは見込めるでしょう。また、鞍上が北村友Jから斎藤Jへ替わり、実戦では初コンビも、所属騎手で特徴はしっかり掴んでくれているので何ら問題はないでしょう。

あとは他馬との力関係ですが、今回も頭数が落ち着いたとはいえ、人気を集める3歳馬は将来的にOPクラス入りを目指せるような血統馬達。それに対して真っ向勝負では辛いでしょう。前走ではスタートが決まり、正攻法の競馬が出来ましたが、今回は出遅れを想定した形で序盤はじっくり進めてもらえればと思います。そして走りのバランスが整ってから、この頭数なら外々を捲り気味に動いて行った方が良さそう。意外と気の小さな馬ですから。

あとはどこまで直線で脚を伸ばせるかでしょうが、勝ちを急がずにマイペースの競馬を貫くのみ。有力馬同士が意識しあってくれれば隙が出てくるでしょうし。ただ、前走の走りを見ると、洋芝の適性があるとは言えず。実際、未勝利勝ちも軽い芝の小倉でなかなかの決め手を発揮したモノ。今回の結果次第では北海道シリーズ参戦を早目に見切り、夏の新潟or小倉へ目標を切り替えることを検討してもらいたいです。

ペースセッティングは3勝クラスに在籍することとなり、前走は初めての古馬との1戦。マイルへの距離延長がプラスに出るのかどうかハッキリ言えませんでしたが、まずは自分の戦法(逃げ)へ持ち込めるかどうか。相変わらず出脚は鈍かったですが、団野Jはハナに拘ることを優先。実際、ハナへ立つまでに脚を使ってしまいましたが、直線では手応え以上の粘り腰を発揮。最後は勝ち馬の決め手を褒めるしかなかったですが、2着を死守した点は素直に評価できると思います。元々、身体能力の高い馬ですから。

その前走から中2週のローテで臨む今回。中間の調整は暑い時期を考慮してソフトな内容ですが、硬さは見られずに雰囲気は良さそう。叩いた上積みはそこまで見込めないでしょうが、粘りは強化される筈。

レースぶりとすれば、ここも理想はやはりハナへ行くことでしょうが、序盤にスピードに乗っていけるなら揉まれない位置で控えることも出来る筈。そして直線で早めに先頭へ立ち、前走のような粘り腰を発揮できないかなあ? 自分のリズムを乱されると脆くなるのかなあ? 個人的には改めて好位からの競馬を見てみたい気持ちもあります。

まあ、まだまだ上を目指せる素材だと思いますし、経験を積みながら、牡馬らしい逞しさを増していって欲しいです。

坂路で好時計を連発し、デビュー戦から好勝負を期待したトラペジスト。やや余裕のある造りでしたが、馬っぷりの良さは目につく1頭でしたし、落ち着きも○。レースでは若干スタートで後手を踏むも二の脚でリカバー。4角を回ってくる時には何とかなりそうでしたが、直線でいざ追われてからジリっぽくなって…。何とか3着に踏み止まるも、完敗に近い形でした。レース後のコメントを見ると、3角で外へ逃げるような面を覗かせ、それを矯正するのに一苦労。気持ちの面で余裕がなかった分、伸びあぐねたのかなと思います。

その後はNFしがらきへ放牧に出てリフレッシュ。個人的には夏場はじっくり乗り込み、心身の成長を促してくれればと思っていましたが、状態の良さ等を踏まえ、夏の中京で改めての1戦へ臨むこととなりました。

帰厩後の調教・追い切りを見ると、ガラッと変わってきた感じは窺えないも、今回も坂路で軽快な動きを披露。ラスト12秒2を馬なりでマークしているように脚力は秘めている筈なので、1度実戦を経験したことで直線でスムーズにギアを上げていければ、結果は付いてくるのかなと見ています。馬体重は絞れてきて欲しいです。

ただ、今回のレースで課題になりそうなのが、デビュー戦でも一息だったスタート。距離が1ハロン延びるのは大丈夫だと思いますが、最内枠に入ってしまっただけに、デビュー戦のように二の脚でリカバーできるかとなるとちょっと怪しいかも。そこまで前向きな馬ではないので、砂を被る形や内枠で揉まれる形になった時も心配。

ひと叩きして順当に良化・前進を期待していますが、デビュー戦で先着を許した馬も出てきますし、ダートの番組が少ない分、相手も揃います。経験をまだまだ積まないとダメかもしれませんが、自滅するような敗戦だけは何とか避けるようにお願いします。