焼魚定食の表示価格には消費税が含まれています。

出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

追い不足のデビュー戦を叩き、良い雰囲気で重賞のココへ臨めたと思っていたも、今回はゲート出が悪いだけでなく、原因がハッキリしないも外ラチへぶっ飛んでいくような逃避。落馬を回避するのが精一杯でレースにならず。14着に敗れる。★ルージュレベッカ

f:id:yakifish:20200825181938g:plain ルージュレベッカ(牝・昆)父キズナ 母シックスイス

2023.07.15
7月15日レース後コメント(14着)

横山和生騎手「調教でも変なところは見せていなかったし、返し馬でも前に3頭行かせて、それを追いかけて馬群を縫うように走らせ、馬の気持ちを確認して自分なりにレースに向けて組み立てていたのですが…。スタートは物見をしたわけではありませんが、馬自身が気をつかったのか、15番の馬を先に行かせてから外に逃避するような感じになり、予測できない動きを見せたことで上手く対応できませんでした。考えられるとしたら2戦目で慣れもあったのか、外枠でラチが近かったことに神経質になり過ぎてしまったのかもしれません。最後まで気持ちを切らさずしっかり走らせましたが、最速の上がりを使えていたように、まともにスタートが切れていたら掲示板くらいはあったかもしれません。レース後に先生とも何度もパトロールビデオで確認しましたが、今までそういった繊細な部分を出していなかっただけに、今後の調整で上手くアプローチしていくことが必要だと思います。レースを一度忘れてもらって、一から組み立てていった方が良さそうですね。このような結果になってしまい申し訳ありませんが、持っているポテンシャルは高い馬です。距離もマイルくらいは持ちそうなので、レースで走ることを嫌にならないように、精神面のケアも入念に行ってもらいたいと思います」

昆貢調教師「調教では気の悪さを見せたことはなかったし、このような形となり、私自身も驚いていると共に申し訳ない気持ちでいっぱいです。馬場も合うと思っていましたが、まったくレースに参加できませんでした。ゲート再審査になったので、この後はしっかり間隔を取って立て直しを図りたいと思います。まずは入念に状態を確認してから、放牧に出す予定にします」

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

2023.07.19
函館競馬場ファンタストクラブ

昆調教師「先日は多くの皆様にご迷惑をお掛けしてしまいました。私の調教師としての管理能力不足、技術不足が招いたもので、大変申し訳なく思っています。すみませんでした。レース後、獣医師のチェックを受けましたが、馬体や歩様に異常はなく、日曜日に日高町ファンタストクラブへ移動しました。これから牧場の場長ともやりとりをして今後の方針を決めますが、まずは一度完全に競馬を忘れさせてから立ち上げるのがいいのではないかと考えているところです。そして、最重要課題であるゲートについては次走までに改めて試験に臨む必要があるため、普段の調整メニューの中にゲート練習も取り入れてもらおうと考えているところ。性格は素直で、調教でも1頭でスイスイ走れる図太いタイプなので練習では何もやらないと思いますが、あんなことを起こしてしまった以上、また一から練習を積んでいかないといけませんからね。ストレスは掛かるはずですが、我慢してもらうしかありません。その先の本州への移動については、猛暑がいくらかマシになる9月以降で検討しています」

2023.07.21
ファンタストクラブ
馬体重:441キロ
ウォーキングマシン運動60分、屋内ダートコースでダクとハッキング1600m

担当スタッフ「先週の日曜日に入場。すぐに馬体チェックをおこなったところ、脚元や馬体に異常はありませんでした。レースによる疲れも今のところあまり感じさせませんし、変にテンションが上がるようなところもなく、入厩前にこちらにいた時と変わらない雰囲気と言えるでしょう。この中間は歩様の確認がてらハッキングで馬場を2周(1600m)乗っています。今後の方針については、昆調教師とウチの場長で話し合って決めることになると思いますが、当面の間は軽めをジックリ乗りながら様子を見ていくことになりそうです」

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

追い不足のデビュー戦を勝ち、中1週のローテで重賞へ挑戦したルージュレベッカ。滞在競馬なのにマイナス8キロと馬体が減っていたのは少し心配しましたが、お腹回りはそこまで淋しく見えず。適度な気合乗りでキビキビ歩いていたのは好感。周りを気にする素振りもなく、良い雰囲気で馬場へ出て行きましたし、返し馬も気になる点はなかったと思います。あとはタフな馬場をどうこなしてくれるか。その点、外目の枠を引き当てたのは良かったと見ていましたが…。

デビュー戦でもゲートからの第1歩が遅かったので、多頭数の今回はスタートを決めて欲しいなあと見ていると、今回も出が一息。そして今回はまさかまさかで外へ大きく逃避。ラチに接触しそうな勢いで、横山和Jは振り落されても不思議ない程でしたが、何とかそれは阻止。ただ、集団とは大きく離れてしまい、あとからパトロールの映像を見ると映らない位置。これではどうしようもありませんし、上がり3ハロンで最速だったのは虚しかったです。そしてゲート再審査の制裁付き。

レース後のレベッカですが、脚元等は大丈夫も、ゲートに対する嫌な思いをリセットする為に早々に北海道・ファンタストクラブへ。当面は心身のリフレッシュに努めつつ、じっくり乗り込んでもらえればと思います。そして精神状態を見て、1からゲートを教えて欲しいです。

ホロ苦い重賞挑戦となりましたが、とにかく、今回の経験が悪い記憶として残らないように宜しくお願いします。