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相手関係に恵まれたのは疑いようはないも、ハナへ立ってからはリズム良く追走。終始手応えに余裕はありましたし、残り200mで押し切り濃厚。最後は2着馬に詰め寄られるも、ひとまず完勝と言える内容でデビュー勝ち。中1週のローテで次走函館2歳Sへ。☆ルージュレベッカ

f:id:yakifish:20200825181938g:plain ルージュレベッカ(牝・昆)父キズナ 母シックスイス

2023.07.01
7月1日レース後コメント(優勝

横山和騎手「ゲート試験に受かってから間がないうえに、追い切りも正味今週の1本だけでしたが、今日の馬場状態(稍重)は合っていたと思いますし、相手関係にも恵まれましたからね。とはいえ、それでも勝ち切るのは馬自身の能力の高さと厩舎の努力のおかげ。今回は勝ちに行く競馬をして、しっかり結果を出すことできたのが一番ではないでしょうか。まだ馬込みに入れて競馬をしていないですし、克服しなくてはならないことも少なからずあると思いますが、今日勝ったことで焦る必要はありませんから、そういった面をこれから少しずつ解消していって欲しいですね。ありがとうございました」

昆貢調教師「会員の皆さんおめでとうございます。追い切り1本でまだ中身ができていない中で勝つのは常識で考えるとまず無理なことなんですが、見事それを成し遂げてくれました。ここまで基礎を作り上げてくれた牧場にも感謝しています。こうして早い段階から使わせてもらえて勝ってしまえば、この後色々試すことができますからね。可能性は大きく膨らんだということです。次は引き続き横山和生騎手と函館2歳ステークスへ。レースで1本追い切りを積んだ感じで上積みが期待できますし、今年はこの路線のレベルはそこまで高くないようなので、もちろん狙っていきます」

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2023.07.06
函館競馬場/昆貢厩舎
昨日(水)今日(木)角馬場で調整しました。

昆調教師「レース後は反動が出るどころか飼い葉にすぐ口をつけていたくらいで、もう元気一杯。回復がすごく早いですね。獣医師のチェックでも傷んだところは確認されませんでした。乗り出したのは昨日(水)からで、初日は角馬場で体をほぐし、今朝(木)も同じメニューで調整をおこないましたが、上積みしかないと思っていた通りに動きはだいぶ素軽くなっているようです。馬体重は450キロでレース時と比べて少し減っているものの、使ってから馬体に一段と張りも出てきていますしね。来週の函館2歳Sに向けて今週末は無理のない範囲内の調整にとどめるつもりで、来週半ばに横山和生騎手を乗せて追い切りを消化する予定です」

※7月15日(土)函館11R・函館2歳S(G3・芝1200m)を横山和生騎手で予定。

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ルージュレベッカがデビューV 素質の高さ見せつけた 追い切り実質1本で逃げ切る(日刊スポーツより)

キズナ産駒ルージュレベッカ(牝、昆)が逃げ切り、1番人気人気に応えた。勝ちタイムは1分12秒2。6月23日金曜にゲート試験に合格し、実質的な追い切りは水曜に芝コースで追った1本だけだったが、素質の高さを見せつけた。

横山和騎手は「メンバー的に恵まれたのもあるかもしれませんが、馬の能力と厩舎の努力がないとこういう競馬はできませんから。粗削りで覚えていかないといけないこともたくさん。1歩1歩、これからですね」と話した。

状態を見て、函館2歳S(G3、芝1200メートル、15日)を視野に入れる。

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函館競馬場(昆厩舎)へ入厩して約2週間。そして追い切りはゲート試験を兼ねた2本のみと期待と不安が入り混じったデビュー戦を迎えたルージュレベッカ。まあ、それでも動きの良さ・確かさは水曜日の芝の追い切りで再確認出来ましたし、恥ずかしい競馬にはならないと見ていました。

パドックに登場してきたレベッカですが、見た目は小柄な感じですが、馬体重は454キロ。中身がギュッと詰まった感じの好馬体も、距離は短いところが良さそうですし、皮膚はやや厚ぼったいので、父キズナの影響なんでしょうが、ゆくゆくはパワー型に育っていくのでしょう。初めての実戦でも舞い上がる感じはなかったですし、牧場で熱心に乗ってきた効果で適度な前向きさも感じられ、良い雰囲気でレースへ臨めました。

レースに関しては、圧倒的人気に支持され、少頭数の1戦だったので、手堅くハナを選択するだろうと見ていましたが、ゲート出が甘く、少し戸惑う感じでスピードの乗りが一息。一瞬、雲行きが怪しくなりましたが、横山和Jがやや激しく促していくと、じわじわ加速。結局ハナを奪うことを選択。ただ、半馬身ほど前へ出るだけで後続を引き付けての逃げ。勝負どころでも手綱は引っ張り切りで余力十分でしたし、外から捲ってくる馬もなし。4角を回る時にハミを掛け直すとギアがジワッと上がり、残り200mあたりで鞭が1発入ると同時に安全圏へ。最後は2着サクセスカノンに詰め寄られましたが、着差以上に余裕はあったと思います。ただ、勝ち時計の1分12秒2は平凡。ハナへ奪った後、ペースが落ちた分もあるのでしょうが。走りっぷりは良かったです。

レース後のレベッカですが、反動や疲れは少なく、デビュー戦が良い追い切りになった感じで馬体の張りは良化。カイ食いのしっかりしている様子。これなら上積みを見込んで次走(函館2歳S)へ向かうことが出来るでしょう。

ただ、デビュー戦と次走では頭数も大きく増え、1勝している馬同士の1戦。舞台&相手関係はかなり変わりますし、その雰囲気に飲み込まれなければ良いのですが。勿論、期待はしているも、現実的には甘くないでしょうねえ。