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追い不足のデビュー戦を使い、追い切りの動きは確実に良化。外枠+道悪を味方にし、まずはどこまで上位へ食い込むことが出来るかどうか。先々を見据えた競馬をして欲しい。★ルージュレベッカ

f:id:yakifish:20200825181938g:plain ルージュレベッカ(牝・昆)父キズナ 母シックスイス

2023.07.13
函館競馬場/昆貢厩舎
昨日(水)函館競馬場芝コースで追い切りました。
函館芝 横山和J 64.7-50.5-37.0-11.3 強め
アガシ一杯の内1.0秒追走0.4秒先着
今日(木)乗り運動をおこないました。

昆貢調教師「昨日(水)横山和生騎手を乗せて本馬場で追い切りを消化しました。追走する形から最後は抜け出すといった内容で、ジョッキーは『一度レースに出走したことで反応が良くなっていましたし、上擦った走りも解消して地に足がついたように感じました』と話していました。あまり良いことばかりも言うつもりはないですが、調教の感触をひと言でいうならば良かったです。攻め馬が足りない状態で使うと疲れが残ってしまうか、一気に良くなるのか、どちらに転ぶかわからないのですが、今回の場合は上積みがあって前回よりも間違いなく良い状態に向いていると感じています。キズナの仔なので雨で緩めになる馬場も味方してくれそうですし、状態も上がっているので流れに乗れさえすればもしかしたら…という期待も抱いています」 

※7月15日(土)函館11R・函館2歳S(G3・芝1200m)に横山和生騎手で出走します。

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第2回函館5日目(07月15日)
11R 函館2歳S(G3)
芝1200メートル 2歳OP 特指 国際 馬齢 発走15:25
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    スカイキャンバス    牝2    55.0    横山武史
2    2    ロータスワンド    牝2    55.0    藤岡佑介
2    3    チークタイム    牝2    55.0    和田竜二
3    4    タヤスロンドン    牡2    55.0    丹内祐次
3    5    ナスティウェザー    牡2    55.0    富田暁
4    6    バスターコール    牡2    55.0    C.ルメール
4    7    クールベイビー    牝2    55.0    佐々木大輔
5    8    カレンナオトメ    牝2    55.0    黛弘人
5    9    ナナオ    牝2    55.0    西村淳也
6    10    アガシ    牡2    55.0    武豊
6    11    コルルディ    牝2    55.0    鮫島克駿
7    12    レガテアドール    牡2    55.0    斎藤新
7    13    ベルパッション    牝2    55.0    松田大作
8    14    ルージュレベッカ    牝2    55.0    横山和生
8    15    ゼルトザーム    牡2    55.0    浜中俊

○昆師 「カイ食いも良く、使ったことでどれだけ反応が変わるか確認したかったが、ジョッキーの指示通りに動けて、思い通りの上積みが期待できそう。キズナ産駒で雨予報は歓迎。この時期の2歳にしてはマイナス点が少ないのは強みだね」(競馬ブックより)

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函館2歳S】ルージュレベッカ ラスト動き上々、昆師「伸びしろしかない」(スポニチより)

追い切りわずか2本で挑んだ新馬戦を突破、2歳Sに駒を進めてきたのがルージュレベッカだ。同じく2歳S出走のアガシとの芝コース併走追いは上がり重点でラスト1F11秒3を刻む上々の動き。「攻め馬代わりに使った新馬戦は向正面が凄いアゲンスト(向かい風)だったし、時計はもっと縮まる」と昆師は走破タイムなどは別物と強調。「伸びしろしかない。モマれても平気」と不敵に言い放った。

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牧場で計画通り丹念に乗り込まれての入厩だったルージュレベッカですが、追い切りはゲート試験からの延長分1本、そして直前の芝での追い切り1本の計2本のみ。ビシッと仕上げての出走ではなかったですが、馬体はきっちり仕上がっていたと思います。

レースぶりに関しては、スタートは遅かったですが、二の脚を生かしてハナへ。後続を引き付けるような逃げになった分、時計は平凡でしたが、着差以上に余裕のある内容で勝ち切ったことを素直に評価したいです。

その後は在厩調整を続け、中1週のローテでココへ。デビュー前の追い不足は2戦目での重賞挑戦を視野に入れてのものだったと思いますし、1度使った今回の追い切りは前2頭を追走して直線は内へ。スパッと切れる感じはなかったですが、鞍上のGOサインに反応良く対応できていましたし、最後は楽に抜けてきました。追い不足を叩いての良化は確かでしょう。

ただ、今回は1勝を挙げている馬ばかりの1戦。そして15頭立ての多頭数。デビュー戦ののんびりした雰囲気ではなく、ピリピリとした雰囲気が漂っている筈。まずはそれに戸惑うことなく、良い精神状態でパドックからゲートまで辿り着いて欲しいです。

前走、ゲート出が遅かった+函館最終週ということで、外枠が当たったのはまずは大歓迎。雨模様で道悪競馬は避けられない状況ですが、適性に関しては正直走ってみないと分かりませんが、雨が降り続いて滑る芝だとちょっと辛い印象。その一方、馬場が掘れて力を要する形になれば、デビュー戦の追い切りで他馬を大きく突き放したようにプラスに出てくれるかも。まあ、実際のところ走ってみないと分かりませんが、横山和Jにはスタートを上手にまとめてもらい、ここで勝ちに行く競馬というよりは先々を見据えた競馬をして欲しいところ。デビュー戦は競馬をあまり理解することなく勝ち上がっただけに、2戦目の経験・印象は今後に強く影響してくると思います。それ故、中団でしっかり折り合い、脚を溜め、直線で馬場の外目からしっかり脚を使う競馬を見せて欲しいです。そして少しでも上位へ食い込んできてくれればひとまず合格かなと思います。