スカイゲイザー(牡・松永幹)父ロードカナロア 母シングルゲイズ
土曜阪神6R メイクデビュー阪神 2歳新馬(芝1400m)4枠7番 坂井瑠J
・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:11月30日に坂路コースで時計
松永幹師「昨日の追い切りは、レースに騎乗予定の坂井瑠Jを背に坂路で併せて行っています。道中はスカイゲイザーが先行し、途中から同じ2歳新馬のインテンソに併せて0.2秒遅れてゴールしています。ジョッキーが騎乗していたことを考えると、もう少し楽に動いて欲しかったと言うのが本音ですが、前日の雨の影響で馬場が重い中でも、この馬なりに時計を詰めていますし、ラスト1ハロン12.6秒のタイムなら水準以上動けていると思います。まだ自分から進んで行くほどの前向きさはないものの、騎乗した坂井瑠Jは『いかにも軽い芝の1400m戦は合っていそうですし、馬の雰囲気は良かったですよ』と前向きなコメントが返ってきたぐらいですから、まずまずの状態で初戦を迎えることが出来そうです。新馬戦からという気性ではないものの、この短期間に良くなってきているのは目に見えて分かるぐらいですから、今の状態でどれだけの走りを見せてくれるか楽しみにしています」(11/30近況)
助 手 27栗坂良 58.4- 41.4- 26.7- 13.3 馬なり余力
坂井瑠 30栗坂重 54.6- 39.3- 25.3- 12.6 一杯に追う インテンソ(新馬)末強めに0.4秒先行0.2秒遅れ
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第6回阪神1日目(12月03日)
6R メイクデビュー阪神 2歳新馬
芝1400メートル 混合 馬齢 発走12:55
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎
1 1 メイショウミチロク 牡2 55.0 太宰啓介
1 2 ピースフルナイト 牝2 54.0 川須栄彦
2 3 ハルクバローズ 牡2 55.0 R.ムーア
2 4 ロードサミット 牡2 55.0 松山弘平
3 5 イリゼ 牝2 54.0 秋山真一郎
3 6 テクノデザイン 牝2 54.0 福永祐一
4 7 スカイゲイザー 牡2 55.0 坂井瑠星
4 8 ビレイ 牝2 54.0 藤岡佑介
5 9 ロッソジュリア 牝2 54.0 C.ルメール
5 10 ラインガウディ 牡2 55.0 中井裕二
6 11 メイショウコボケ 牝2 54.0 和田竜二
6 12 メリーコッカー 牝2 54.0 田中勝春
7 13 キーウィル 牡2 55.0 荻野極
7 14 ウェザーコック 牡2 55.0 吉田隼人
8 15 ノヴェント 牝2 54.0 武豊
8 16 ホビイスト 牡2 55.0 古川吉洋
○松永幹師 「まだ幼いですが、徐々に良くなってきましたし、走れる態勢にはあります。力を要す馬場より、軽い芝が良さそうですね」(競馬ブックより)
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母シンゲルゲイズはオーストラリアで活躍した名牝。1口16万ということで躊躇もあったのですが、逆に嵌れば長打が期待できるという血統的なポテンシャルに期待し、スカイゲイザーへの出資となりました。
育成時のスカイゲイザーですが、大きな怪我こそなかったも、体質の弱さといって良いのかは分かりませんが、馬体重の維持に一苦労。他馬と比較するとリフレッシュを挟む機会が多く、なかなか上昇気流へ乗っていける雰囲気はなかったです。
まあ、それでも辛抱強く接してくれたことで7月8日に函館競馬場へ入場。概ねスムーズに競走馬としての第1歩・ゲート試験合格を手にしましたが、欲張ることなく、その後はNF空港へUターン。1度トレセン(競馬場)を経験して良い意味で目覚めてきてくれるかなと期待したのですが、思うような成長曲線を描くことは出来ず。初仔で小ぶりなのは致し方ないも、逞しさがなかなか増してくれませんでした。
そんな中、初めて栗東トレセンへ入ってきたのが先月中旬。そこからデビューへ向けての調教・追い切りが本格化していったのですが、併せ馬では見劣るケースばかり。スピードは秘めていると思うですが、非力さは解消出来ず。その分、軽い芝へ行って良さが出る可能性もあるので、何とか実戦タイプであって欲しいと願うばかりです。
ただ、冷静に判断してみると、力不足は認めるところなので、実戦を経験することで今度こそ何か良いモノを得てもらい、ドンドン良い方へと変わっていって欲しいです。1月生まれでも伸びシロは多く残っていると思うのですが…。