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約7ヶ月ぶりの実戦で見た目はきちっと仕上がるも、勝負どころからのペースアップに全く対応出来ずにジリジリ後退。1頭だけ大きく遅れる形で最下位に沈む。レース後、左前脚の繋靭帯が悪化。治療にかなり時間を要することを踏まえ、このタイミングでの引退が決まる。★ラッキーモー

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラッキーモー(セ・松永幹)父Uncle Mo 母ラッキートゥビーミー

土曜札幌10R 桑園特別(ダ1700m)14着(13番人気) 藤岡佑J

藤岡佑介騎手「テンションが上がりやすい馬だと厩舎サイドから聞いていましたが、跨ってからも落ち着いていましたし、ゲート裏でも問題は無かったですね。スタートも想像していたより出ましたが、久々の競馬だったので無理にポジションは取りにいかず、道中は息を入れさせるように乗りました。ただ、勝負所から息遣いが荒くなってしまい、いかにも休み明けというような感じでしたから、ここを叩いて変わってくると良いですね」(レース結果)

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・在厩場所:函館競馬場

松永幹師「少し体が減っていたので心配しましたが、パドックから返し馬までこの馬なりに落ち着きがありましたし、精神面は問題なかったですね。藤岡佑介騎手も『ゲート裏のテンションは大丈夫でしたし、スタートも互角に出てくれた』と言っていましたので、その辺りは良かったと思います。ただ、休み明けだったことから、勝負所では早々に手応えが悪くなってしまい、全く抵抗出来ませんでしたね。一度使ったことによって、左前脚の繋靭帯の状態が変わりなければ良いなと思っていましたが、獣医師に診てもらったところ、『レース前と比較しても明らかに張りと熱感があり、時間を掛けて治療に専念する方がいいでしょう』とのことでした。脚元に何事もなければ使った上積みが期待できると思っていただけにこのようなことになってしまい、誠に申し訳ございません」(8/9近況)

上記のように復帰までにかなりの時間を要する見込みであり、このような状況ではご出資会員の皆様のご負担が増えるばかりとなってしまう可能性が高いことから、今後について協議した結果、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。今後は乗馬となる予定ですが、詳細は後日メッセージボックスにて出資会員の皆様にご案内申し上げます。

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前走後に疲れが出たのか、スクミやすい面を覗かせたり、右トモの歩様がなかなか良くならないと立て直しに時間を要したラッキーモー。そして出走直前では右トモと対角となる左前脚の繋靭帯にやや疲れが出て、出走が危ぶまれるも、ケアや治療で対処しての出走へ。ただ、追い切りでは動きはピリッとせず、テンションの高さが目立つばかりだったので、苦戦は免れないなあと覚悟しての1戦でした。

パドックに登場してきたラッキーモーはイレ込みを懸念していましたが、落ち着きは十分。気合を内へ秘める感じでパッと見は悪くなかったと思いますが、前捌きは硬めで歩き自体は少しゆっくり。気配はあまり目立ちませんでした。

レースぶりですが、ラッキーモーとすればスタート決め、前目のポジションを伺うも、前へ行きたい馬が多く主張してきたので、競り合いを避ける形。その結果、1角を回る時にはやや後ろ目の位置取りとなっていました。そして道中は折り合いに重視し、淡々と進めるも、3角手前から更にペースが上がると、スッと反応できずにじりじり後退。久々の実戦で中身が伴っていなかったんでしょうし、脚抜きの良い馬場も堪えた感じ。ガス欠になったラッキーモーは1頭だけ大きく遅れる形で最下位でのフィニッシュとなりました。まあ、仕方ないところでしょう。

レース後のラッキーモーですが、ひと叩きして上向きになってくれればと見ていましたが、レース前に不安を覗かせていた左前脚の繋靭帯に張りと熱感を確認。明らかに悪くなっており、時間を掛けて治療に専念する方がいいだろうというジャッジ。戦績と休養期間が長引くことを考慮され、協議の結果、このタイミングでの引退が決まりました。今後は乗馬として第2の馬生を送ることになりました。

ラッキーモーはデビュー戦で中団から差し切り勝ちと味のある勝ち方をしてくれましたが、その後は脚元の不安もありましたが、低迷続き。元々繊細な面を持ち合わせていましたが、それが気難しさへと転化されていって…。その中で激走して2勝目を掴み取ってくれたのは驚きでした。ここまでお疲れ様でした。