ロードベイリーフ(牡・森田)父ヴァンセンヌ 母ショウナンアオバ
2023.07.31
7月30日(日)新潟11R・アイビスサマーダッシュ(G3)・国際・芝1000mに西村淳Jで出走。18頭立て12番人気で1枠2番からハイペースの道中を15番手と進み、0秒2差の3着でした。馬場は良。タイム55秒1、上がり32秒2。馬体重は2キロ増加の480キロでした。
○森田調教師 「2番枠でもスタートから外へ出す作戦。概ねイメージ通りに運べたと思います。ジョッキーは『勝ち馬に上手く前へ入られ、欲しい位置を確保できなかった』と悔しがっていましたが、間を縫うように差を詰めての3着は立派。まだまだ平地で頑張れます。暑い中を走り終えたばかり。状態と番組を照らし、新たな計画を練りましょう」
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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2023.08.02
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行い、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。
○森田調教師 「幾らか疲れた印象を受けるものの、時間が経てば回復へ向かう範囲。もうしばらくの間は手元で様子を観察し、次の目標を検討しようと思います。最新の情報によれば、北九州記念(G3)には入りそう。一方、セントウルS(G2)は除外の可能性が高い状況です」
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平地への出走を継続することとなったロードベイリーフ。そして中1週のローテで昨年3着のこの舞台へと駒を進めてきましたが、ココを狙ってきたというよりは出走枠に入れそうだからという参戦。そして引き当てた枠が新潟千直では痛恨の1枠2番。昨年同様、西村淳Jとのコンビでしたが、正直少しでも上位へ来てくれれば嬉しいかなという程度の期待ではありましたが…。
パドックに登場してきたベイリーフは前走からプラス2キロの馬体重。前走で大きく減らし、そこまで回復はしていないと見ていましたが、ひとまず前走より更に減らなかったのは○。馬体はお腹回りが牡馬とすれば少し寂しい程度で悪くなかったです。ただ、今回は内目を周回して平凡。走って来そうな気配は薄かったと思います。
レースはマズマズのスタートを切り、開幕週なので内ラチ沿いを走る選択肢もあるのかなと見ていたら、今年も思い切って外ラチ沿いへ進路を大きく切り替える作戦。先行勢とは6~7馬身ほど後ろで様子を窺う形となり、あとは馬群を捌いて、どこまで食い込むが出来るかどうか。正直、この時点では厳しいだろうなあと見ていたら、残り300mぐらいからは少し内目へ進路を探りつつ、残り200mではスルスル進出。ちょっとビックリの頑張りで、最後まで渋太く脚を繰り出すと昨年同様の3着へ。うーん、惜しい。まあ、それでも新潟・千直への適性は鞍上の手腕込みで高いですし、毎年狙っていって欲しいものです。
また、今回は勝ち馬に上手に乗られた印象。勿論、勝ち馬はこのレースを勝っていますし、適性やスピードはベイリーフよりも上位。途中から外へ潜り込み、ベイリーフの前へ入ったことで最後まで外へ拘り、抜けてきましたからねえ。鞍上が直前で石川Jに戻ることになったのもプラスに働きました。
レース後のベイリーフは暑い中で2戦終えましたが、そこまでクタッとした素振りはなし。ただ、見た目以上に疲れはあるでしょうから、次走までじっくり回復を促してほしいところ。中2週のローテでハンデ戦の小倉・北九州記念を予定しています。
ホント惜しい1戦でしたが、今後も意外性を保ちつつ、1200mの重賞やOPでも掲示板に食い込んでいけるように頑張ってもらいたいです。