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ピリッとしなかった最終追いや心身の幼さを多く残す現状から大敗まで覚悟していたも、意識的にじっくり進めると、勝負どころからは2着馬の後を追ってスルスル進出。直線でギアを上げることは出来なかったも、最後まで食らい付く姿を見せて5着。現状を踏まえると悪くないデビュー戦を終える。☆レッドレフィナード

f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドレフィナード(牡・栗田)父ドゥラメンテレインボーダリア

2023.07.16
7月16日レース後コメント(5着)

横山和騎手「思っていたより全然良かったですね。追い切りの感じから先生とも話をして、前半はじっくり進めて走りの形を整えるようレースをしました。初戦からガンガンやるとテンションも怖かったですからね。ちゃんとコンタクトも取れて上手に走っていましたよ。リズムができたところから徐々に上がっていって、ゴーサインを出したら一瞬グッときたので勝てるかなと思いましたが、その後は上手く連動しない感じで走りが上擦ってしまいました。そのあたりはまだ馬自身が緩い影響だと思います。それでもずっと外を回りながら最後まで頑張れたように、しっかりしてくればかなり良くなる手応えを掴めました。いい内容だったと思いますよ」

栗田調教師「初戦ということもあって、最後にしっかり脚を使わせる競馬をしてもらいました。今週の追い切りでもうひとつ動けなかったのでどうかというところもあったのですが、ちゃんと反応して動き出しも良かったように、やはり能力はありますね。まだまだ緩くて成長途上の中で頑張ってくれました。格好のいい馬ですから、芯が入ってくればというところですね。早めに一度使わせてもらったことで、良い変化が期待できるのはないかと思います。この後は一度放牧の予定ですが、いけるようなら札幌も考えていくつもりでいます」

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2023.07.19
函館競馬場追分ファームリリーバレー
昨日(火)追分ファームリリーバレーへ移動しました。

栗田調教師「レース後も馬体や脚元は問題なく、歩様もしっかりしていました。与えた飼い葉は完食しており、今のところ大きなダメージなどは見られません。レース後もお伝えしたように、ここでひと息入れることにします。昨日(火)追分ファームリリーバレーへ移動しましたが、状態次第では札幌開催での出走も視野に入れており、まずは馬体のメンテナンスを優先して進めてもらいます」

2023.07.21
追分ファームリリーバレー
馬体重:481キロ

火曜日に到着しています。レース後ですが脚元や馬体に違和感はありません。身体はまだ出走時から戻せていませんが、飼葉の食いは悪くないので心配ないでしょう。ここまではウォーキングマシンでの運動で楽をさせていますが、歩様を見ても大きなダメージはなさそうです。明日(土)から周回コースで軽めの騎乗運動を開始。状態次第では2回札幌開催での出走もあるとのことですので、来週からの坂路入りも考えているところです。

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美浦トレセンでは熱心に乗り込み、追い切りでは早くから良い動きを見せていたレッドレフィナード。それ故、デビュー戦から好走以上の活躍を期待していましたが、函館競馬場へ入り、本馬場(芝)での最終追い切りではしっかり追われるも、推進力を感じない動き。トモが緩いのが響いているのでしょうが、あまりに動けなかったので、『ひょっとしたら芝では辛いのかな?』と思いつつ、期待値低めでデビュー戦を見守りました。

また、神経質な面も窺えることから、パドックでパニック気味にイレ込まないか心配でしたが、厩務員さんに甘えたり、チャカ付く程度。発汗するようなことはなかったのでレフィナードなりに落ち着いてレースへ向かうことが出来たと思います。

レースではまずスタートに注目していましたが、駐立は問題なかったも、ワンテンポ遅れる形。ただ、ゲートを出していくことは避けたかったようなので、意識的にソロッと出したのかなと思います。まずは走りのバランスを整えてから、自分から動いていける態勢づくり。道中、少しハミに敏感な面を覗かせるも、折り合いは付いていましたし、そこまで操縦性に苦労する感じはなかったです。

また、レース自体、新馬戦特有の緩急のないレースでしたが、早めにスパークリシャールが外から先頭を窺う形になって、流れは一変。レフィナードは勝負どころで置かれないか心配でしたが、スパークリシャールの後を追うように動いていった時は良い意味でビックリ。その一方で直線でギアを1段、2段と上がることが出来なかったのは残念でしたが、突き放されることなく上位争いに食らい付く姿勢が見られたのは、現状の完成度を踏まえると評価できるでしょう。レース後のコメントで、横山和Jが『思っていたより全然良かった』と吐露していますが、私も大敗まであるかもしれないと覚悟していたので、同じような心境です。

レース後のレフィナードは脚元等の無事を確認し、一足先に追分ファームリリーバレーへ放牧済。しっかり走った分、馬体の戻りは少し遅いようですが、時間の経過と共に回復できる筈。状態次第では札幌競馬への参戦も視野に入れていますが、個人的には動きの良し悪しよりも、精神面を考慮して2戦目を決めていってもらえればと思います。少しテンションが上がっているようなら、欲張らずに秋の東京からの再始動で十分でしょう。素質の芽を摘むようなことだけは避けてもらいたいです。