サンデュエル
・在厩場所：美浦トレセン
栗田師「まずは先週末に南Ｗコースで追い切りを行い、終い重点の内容で終えています。ウッドチップの入れ替えがあって少し馬場は重たかったのですが、その中でラスト1ハロンは11.8秒をマークしていたように1本目から動きは良好でしたね。そして、20日に南Ｗコースで併せて追い切りを行い、道中はサンデュエルが大きく追走する形から、勝負所から徐々に前との差を詰めていき、最後は新馬と併入で終えています。今朝に関してもしっかりとした脚取りで終えることが出来ましたし、特に脚元の状態も気になりませんから良い走りを見せてくれていますね。やや息遣いの部分は荒めではあるものの、元々綺麗な音では無いですし、それが走りに影響している訳ではないので問題無いでしょう。この動きであれば、来週の番組で使えそうなのと、前走の内容から次は距離を短くしたい気持ちがありますから、7月29日の新潟・ダ1200ｍ戦を本線に考えています」（7/20近況）
助 手 15美Ｗ良 71.0 - 55.7 - 40.4 - 11.8 馬ナリ
助 手 20美Ｗ良 68.8 - 53.8 - 39.8 - 12.0 末強め タイセイシップ(新馬)馬ナリの内2.4秒追走同入
ボールドゾーン
・在厩場所：美浦トレセン
木村師「先週の追い切り後に少し脚元に疲れが出ていたため、先週末は時計を出しませんでした。ただ、完全に休ませた訳ではなくて乗り運動は続けており、20日には南Ｗコースで単走での追い切りを行っています。5ハロン71秒フラットとそれほど目立った時計では無かったものの、最後まで手応えには余裕がありましたし、少しずつベースの部分が上がってきているのかなと思います。ただ、先程も言ったように疲れが出やすくなっていることに加えて、厳しい暑さで体調を崩す馬が多く見られますから、今後も心身の状態をよく確認しながら進めていきます」（7/20近況）
助 手 20美Ｗ良 71.0 - 55.1 - 40.5 - 12.6 馬ナリ
ヴィアルーチェ
・在厩場所：美浦トレセン
奥村武師「その後も前捌きの硬さには注意して調整していますが、やはり左前の歩様は硬く映りますね。特に常歩だと時折躓くことがあるものの、触診では特に反応を見せることは無いですし、走り出せば大きく気になる部分もありませんから、このまま進めていく分には大丈夫でしょう。19日には南Ｗコースで単走での追い切りを行っており、5ハロンから71.5秒のラスト1ハロンは12.1秒というタイムをマークしています。帰厩して初めての速めのところでしたし、コースの内目を通る形で無理はさせていませんが、キビキビとした感じで最後まで走ることが出来ていましたね。中身の方はもう少し整えていく必要はあるものの、この調子で徐々にピッチを上げていければと思います」（7/19近況）
助 手 19美Ｗ良 71.5 - 55.2 - 39.6 - 12.1 馬ナリ
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サンデュエルは出走へ向け、早速攻め内容を強化していますが、動き自体は良い意味で変わらず。息遣いに関しても、悪くはなっていません。また、次走では喉の負担を考慮し、距離をダ１２００ｍまで縮めることに。レースではスタートが１つ鍵になってくると思いますが、このチャレンジは個人的には歓迎です。
ボールドゾーンは脚元の疲れが見え、週末に時計を出すのを控えたようですが、運動は継続できているので大きなロスには至らなさそう。また、暑さから脚元が浮腫みやすいのでしょう。大型馬ですし、十二分に気をつけながら出走態勢を整えてもらえればと思います。
ヴィアルーチェは左前脚の硬さがどうにも心配ですが、ケアやじっくり解すことで対応中。走り出せばそこまで気にならないようですが…。追い切りは終いをサラッと伸ばす感じですが、動きにはやはり非凡なモノを感じます。
