日曜函館６Ｒ ３歳未勝利（芝２０００ｍ）６着（７番人気） 鮫島駿Ｊ
鮫島克駿騎手「スタートはまずまず出たもののダッシュがあまりつかず、１コーナーではそんなに引っ張っている訳ではないのですが、ハミが当たると頭を上げて走ってしまいました。それでも、向こう正面に入ってからは落ち着いて走ってくれたものの、勝負どころでの反応が鈍かったですね。今週は内側の馬場の方が有利な状態なのですが、過去のレースを見るとあまり器用さのあるタイプではなさそうでしたから、外を通って早めに進出する競馬をしたいと思っていたものの、なかなか外に出せませんでした。追い通しでしたが、直線ではしぶとく脚を伸ばしてくれましたし、勝ち上がるだけの力は持っていると思います。距離に関してはマイルのスピードを求められる競馬よりは、これくらいの距離の方が良さそうに感じました」（レース結果）
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・在厩場所：ノーザンファーム空港
栗田師「出来ればもう一列前で競馬が出来れば理想でしたが、ハミに敏感な部分があるので、初めての騎乗で出して行くのも難しかったでしょうから、致し方ない部分はあったのかなと思います。それでも、初めての2000ｍ戦でも最後までジワジワと脚を使ってくれましたし、この距離でも競馬が出来るというのを分かったのは収穫だったかなと思います。惜しくも優先出走権を獲れませんでしたし、この後は一旦ノーザンファーム空港へ放牧に出して、札幌開催に備えたいと考えています」（7/12近況）
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ロードリライアブル
2023.07.10
７月９日（日）中京９Ｒ・タイランドＣ・芝1400ｍに菱田Ｊで出走。18頭立て14番人気で２枠３番からハイペースの道中を17、17、16番手と進み、４コーナーでは大外を通って１秒１差の４着でした。スタートで出遅れて１馬身の不利を受けました。馬場は稍重。タイム１分21秒３、上がり35秒１。馬体重は２キロ減少の５００キロでした。
○清水調教師 「ゲートが上手く行かずに後方で溜める形。『ジッとして折り合いに専念したところ、直線に向いてイメージ通りの脚を使えた』とのジョッキーの感想です。ペースが流れた部分が結果的にはプラスに働いた印象。今日のようなリズムで走れれば、1600ｍでも良いと思います」
☆★情報は（株）ロードサラブレットオーナーズのＨＰより☆★
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2023.07.12
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。今後は７月13日（木）に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動して８月６日（日）新潟・３歳上１勝クラス・混合・芝1600ｍへ向けて態勢を整えます。
○清水調教師 「７月12日（水）の段階では健康運動のみ。見た目には競馬後の普通の疲れ方で、脚元等に関する不具合は見付かっていません。再び確保できた５着以内の権利を活用。13日（木）にグリーンウッドトレーニングへ移し、すぐに戻して新潟の芝1600ｍを狙いたいです」
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アンダープロット
日曜函館11Ｒ 五稜郭Ｓ（芝１８００ｍ）１１着（８番人気） Ｃ.ルメールＪ
Ｃ．ルメール騎手「スタートからいいポジションで進めることが出来ました。ペースが上がったところでも付いて行けて、いい感じで直線に向いたのですが、手応えが残っていたのに自分で競馬を止めてしまいました。気難しい面が出てしまったのかもしれません」（レース結果）
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・在厩場所：ノーザンファーム空港
加藤征師「調教での動きは良かったですし、良い仕上がりで挑めたと思うのですが、残念ながら結果に結び付けることが出来ませんでした。スタート後に少し出して行ったことで馬がハミを取ってしまいましたし、その分道中で無駄な体力をロスしてしまった部分があったのかなと思います。出して行った割には好位を確保することが出来ず、勝負所では外目を回る格好となりましたし、ジョッキーは『直線で馬が走る気を失くしてしまった』と話していたようですが、直線に向くまでの過程が厳しかったことが響いてしまったのかなという印象です。レース後は鼻出血も見られず、体調面を含めてこれと言った異常はありませんが、一旦ノーザンファーム空港へ放牧に出してリフレッシュさせていただきます。なお、今後の選択肢を広げる意味でも障害戦にチャレンジすることは一つの手かなと考えていて、牧場でも試しに飛ばしてもらっても良いのかなと思っています」（7/12近況）
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ロードラスター
2023.07.10
７月９日（日）福島12Ｒ・彦星賞・混合・芝1200ｍにＭ．デムーロ騎手58kgで出走。13頭立て６番人気で７枠12番からハイペースの道中を９、７、６番手と進み、４コーナーでは外を通って０秒３差の５着でした。馬場は良。タイム１分08秒７、上がり34秒４。馬体重は８キロ減少の５０８キロでした。
○千田調教師 「スタートが綺麗に決まり、好位からリズム良く運ぶ形。４コーナーでは持ったまま先団を射程に入れるなど、格好の良い競馬ができました。突き抜けそうでラストに脚色が鈍ったとは言え、能力を示して掲示板を確保。身体が萎んだ部分や暑さの影響を確認し、今後の方針について決めたいです」
☆★情報は（株）ロードサラブレットオーナーズのＨＰより☆★
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2023.07.12
レース後に全体的な疲労感が認められます。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。今後は近日中に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動して８月20日（日）小倉・西部スポニチ賞・混合・芝1200ｍもしくは９月３日（日）小倉・西日本新聞杯・混合・芝1200ｍへ向けて態勢を整えます。
○千田調教師 「脚元についてはスッキリ見せるものの、トレセンへ戻った後に結構クタッと。馬房で寝てばかりいるのは、厳しい暑さの影響でしょう。中１週で再び福島へ遠征しても好結果は望めないはず。完全にバテる前にリフレッシュを図り、小倉を目指すべきだと思います」
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日曜日（7/9）に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。
芝の中距離に矛先を向け、未勝利脱出を狙ってきたマンスール。初めての滞在競馬でもありましたが、普段煩い面が気になる１頭ですが、今回は落ち着き十分。雰囲気も良かったと思いますが、若干お腹回りには余裕があったかな？
次いでレースぶりですが、まずまずのスタートを切るも、二の脚は一息でしたし、進路を両隣りの馬に消される形。ホントはもう１～２列前で競馬をしたかったと思いますが、ハミ受けに敏感な面を覗かせ、テン乗りの鮫島駿Ｊはちょっと慎重になりすぎたかも。また、道中は下手に動かず、内々をロスなく立ち回ることを優先。どのタイミングで押し上げていくのかなと見ていましたが、勝負どころからのペースアップに対してズブい面を覗かせ、じわじわ離されていくのを何とか食らい付くのみ。４角を回る時点で勝ち負けの争いに持ち込むのは厳しいように見えました。あとは少しでも上位へ食い込んで欲しいという気持ちへ。
直線で鞍上のＧＯサインが出たマンスールはスッと加速することは出来ませんでしたが、進路を探りながらじわじわ加速。内の狭いところへ入っても苦にする感じはなかったですが、ワンパンチ欲しい６着。人馬共に頑張ってくれていますが、ひと押しが利かずです。
レース後のマンスールですが、脚元等に異常はなく活気も十分。ただ、芝の中距離に使うとなると節（レース間隔）が少し必要となりそう。１２日にＮＦ空港へ移動し、夏の札幌開催で残り少ないチャンスをモノに出来るかどうか。冷静に見ると、ちょっと厳しいとは思います。
惜しい４着とは言えないも、最後まで渋太い伸びを見せた前走のロードリライアブル。その後は一旦滋賀・グリーンウッドでリフレッシュし、レースまでの期間を逆算する形で再入厩。帰厩後の追い切りはやや軽めで心配でしたが、前走でほぼほぼ仕上がっていたと見れば、そこまで心配する必要はなかったのかなと思います。実際、当日のパドックでは暑さが堪えている印象はなく、適度な気合を示しながら歩くことが出来ていたと思います。
ただ、今回は特別戦ということで勢いのある３歳勢を含む、多士済々のメンバー。前走より相手強化は明らかでしたし、苦戦するだろうなあとレースを見ていましたが、ゲートをボコンと出てしまい、最後方からのレースに。テン乗りの菱田Ｊは慌てて挽回しにいくのかなと見ていたら、腹を括ってリズム良く走らせることを優先。道中はしっかり折り合って走ることが出来ていましたし、勝負どころからの追走にも余裕あり。そして直線を向くところまで仕掛けを我慢し、直線ではスムーズに大外へ持ち出していざＧＯサイン。ちょうど目の前に２着となるサクがいたので、同馬に導かれるように今回も渋太い伸びを披露。そして直線の坂を駆け上がってからも頑張り通したリライアブルは相手強化中でも４着。レースは１番人気のスズハロームが速い流れを４番手で追走し、直線では力の違いを見せつける末脚を披露。２着サクに５馬身差をつける完勝ぶり。相手が悪過ぎましたし、リライアブルと２着サクとの差はコンマ３秒差。展開や相手次第でこのクラスは突破できそう。連続して好走できたことは素直に嬉しかったです。
レース後のリライアブルは一生懸命走った分の疲れは窺えるも、脚元等は大丈夫。そして早速次走の番組も検討され、来月６日の新潟・芝１６００ｍへ。前走同様に牧場でリフレッシュさせ、レースから逆算する形で帰厩させる方針。同週は関西圏（小倉）の開催はなく、新潟と札幌のみ。必然的に新潟のレースレベルは上がると思うので、次走でも今回のような走り・結果を継続することを１番に考えて欲しいです。
アンダープロットは怖々レースを終えた前走から一息入れて臨みましたが、追い切りではそれなりに負荷を掛け、力強い動きを披露。今回は前走とは明らかに違うモチベーションでココへ臨んできました。そして鞍上にＣ.ルメールＪを迎えることが出来、変わり身を期待したのですが…。
パドックに登場してきたアンダープロットは目立つ気配ではなかったも、馬体はきちっと出来ていたと思います。ただ、耳の動きを見ると、周囲の様子を気に掛ける感じで終始耳を絞っているなあと思いました。
続いてレースぶりですが、ゲート出はマズマズでしたが、Ｃ.ルメールＪはこれまでの騎乗経験と小回りコースを意識し、前が狭くなりかけても好位を取ろうと主張。１角を回る時は６～７番手かと思いますが、前との差はわずか。そして向正面では自分から動いていけるようにやや外目の位置へ。あとはどのタイミングで捲ってくるのかなと注目していましたが、勝負どころからのペースアップへの反応・手応えは一息。そして４角を回る時には鞭を入れて気合を入れるも、外から勢いよく交わされてしまうと、そこからは無抵抗。道中で脚を溜めることが出来なかったのも響いたとは思いますが、元々、根性のある馬ではないので。今回、ブリンカーやチークピーシズを着用せずに出走したのも裏目に出たと思います。
レース後のアンダープロットですが、ひとまず鼻出血の再発はなく、脚元も大丈夫そう。ただ、無理する必要はないことから１２日にＮＦ空港へ。また、今後については障害への転向も視野へ。気分転換を兼ねて軽く飛ばし、その飛越にセンスが感じられるかをしっかりチェックしてもらえればと思います。
前走は展開が向かず、脚を上手に使えずに７着に終わったロードラスター。単に運がなかっただけで２勝クラスでも力は足りるので、今回は相手強化となる特別戦でも１発狙えるのかなと密かに期待。あとは雨の影響でタフな馬場状態へと悪化してくれれば、他馬が気にする分、有利かなと見ていましたが、希望はかなわず良馬場での１戦へ。
また、今回、福島への長距離輸送で馬体重はマイナス８キロでの出走。若干お腹回りがさみしくなった感じですし、いつもよりは大人しい印象。青鹿毛ですし、暑さがじわじわ堪えてきていたのでしょう。
レースは五分以上のスタートから前目のポジションを窺うも、前目のポジションを奪いたい馬が内から主張した為、それらを先に行かせて中団よりやや後方で折り合いを優先。Ｍ.デムーロＪとは全くのテン乗りでしたが、息はしっかり合っていましたし、この辺りの手綱捌きはさすが。そして３角あたりからのペースアップにも無難に対応し、外目を手応え良く押し上げ、４角ではワンテンポ仕掛けを待ってから直線へ。
鞍上からのGOサインに対し、ラスターは反応鋭く、残り３００ｍぐらいでは前を一気に飲み込みそうな勢い・雰囲気。ただ、残り２００ｍぐらいで坂を駆け上がろうとすると勢いはかなり薄まり、ワンパンチが利かず。タラレバですが、直線を向いてから追い出しを少し待てば結果は違っていたのかなと思いますし、直線は平坦の方がやはり良さそう。結果は５着に終わりましたが、改めてこのクラスで勝ち負けできる能力はしっかり示してくれたと思います。
レース後のラスターですが、脚元等は大丈夫も。レースでの疲れに暑さによるダメージが加わり、さすがにクタッとした素振り。ここで無理して使うと後々まで響いてしまうと思うので、早めに一息入れるのは賛成。ただ、順調な回復が見込めるかは何とも。小倉開催での出走を視野に入れているも、そこは一旦無視してもらい、状態の立て直しに時間を掛けてもらえればと思います。
