ミラクルキャッツ（牝・堀）父キンシャサノキセキ 母ランニングボブキャッツ
・在厩場所：美浦トレセン
堀師「先週の追い切り後は左トモを中心に硬さが目立ち、回復も遅めでしたので、入念にケアしながら調整を進めています。5日には南Ｗコースで追い切りを行い、厩舎で着けているＧＰＳで、5ハロンから65.4秒のラスト1ハロンは11.8秒というタイムをマークしています。道中は3頭縦列の先頭を走らせましたが、自らハミを取って行きっぷりは上々でしたね。ラストでは気を抜く素振りを見せたので修正したとは言え、最後は余力をもって走ることが出来ていました。止め際の息遣いは荒めだったものの、息の戻りは早かったですし、順調に態勢が整いつつありますので、このまま来週の福島・ダ1700ｍ(牝)に向けて調整していければと思います。なお、鞍上は大野拓弥騎手に依頼しています」（7/6近況）
助 手 ２美Ｗ稍 72.6 - 56.2 - 40.6 - 12.9 馬ナリ
助 手 ５美Ｗ良 83.3 - 66.4 - 51.6 - 37.0 - 12.1 馬ナリ
・在厩場所：美浦トレセン
堀師「全休日明けの昨日、馬体チェックを行った際に体温の上昇が確認されました。原因は特定できていないものの、頭部と左首の付け根あたりに腫れも認められます。獣医師に抗生物質を投与してもらったことで、今朝は平熱に戻っていますが、暑さの影響を受けて仕草が大人しいですし、呼吸も荒めですから、予定していた今週の福島のダ1700ｍ(牝)戦への出走は回避させていただきます。もう少しこちらで状態を確認させていただいた上で、今後のプランをご相談させてください」（7/12近況）
・在厩場所：美浦トレセン
堀師「引き続き、体温の方は安定しています。首に見られた腫れについては、耳下腺の感染が原因でしたが、血液検査で感染症を示す数値はすでにピークアウトしてきていることから、大きな心配は要らないでしょう。ただ、飼い葉は食べているものの、暑さの影響を受けて健康状態が本物では無いことから、この後は一旦ノーザンファームしがらきへ放牧に出させていただき、態勢を整え直したいと思います」（7/13近況）
・在厩場所：美浦トレセン
堀師「本日、ノーザンファームしがらきへ向けて移動を開始した矢先に、馬運車内でかなり暴れてしまい、額や鼻近くを切ってしまいました。出血量が多かったことに加えて、なかなか精神的な昂ぶりが収まらなかったことから、急遽美浦トレセンへ引き返しております。すぐに獣医師に診てもらうと、若干疝痛のような症状がある事と、熱中症のような仕草をしており、その辛さから暴れてしまったのではないかという見解でした。この後は入院馬房にて様子を見させていただきますが、詳しく検査を行って他に問題無いようであれば、回復次第再度ノーザンファームしがらきへ送り出すことになります。ご心配をおかけして大変申し訳ございません」（7/14近況）
・在厩場所：リバティホースナヴィゲイト
15日(土)に茨城県・リバティホースナヴィゲイトへ放牧に出ており、近日中に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ移動する予定です。
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追い切り後、身のこなしに硬さが窺えることから福島での出走を２週間先（7/16）へ先送りにしていたミラクルキャッツ。その後は慎重を期して出走へと向かっていましたが、全休明けの１１日に馬体のチェックを行ったところ、体温の上昇を確認。そこで獣医師に抗生物質を投与してもらい、体温は落ち着いたのですが、暑さが堪えている様子が窺えることから週末の出走は自重。ＮＦしがらきへ戻して立て直すことになってしまいました。
また、１４日にＮＦしがらきへ向け、厩舎を離れたのですが、馬運車の中で暴れてしまうアクシデント発生。額や鼻近くから出血し、出血量も多く、精神面の昂りも落ち着かないことから急遽美浦トレセンへＵターン。改めて状態をチェックしてもらったところ、暑さから来る疝痛のような症状＋熱中症のような仕草を確認。それが辛くなってしまい、暴れてしまった様子。その後は状態が落ち着くまで美浦トレセンの診療所で休んでいたようですが、１５日に美浦近郊のリバティホースナヴィゲイトへと移動しています。
今後は状態面の回復を見極めて、ＮＦしがらきへ移動することになりそう。まずは再度馬運車で暴れないようにしっかり対策を講じ、無事にＮＦしがらきへ送り届けるようにお願いします。
