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来月5日の新潟・佐渡Sの鞍上が荻野極Jに決定。暑さがじわじわ堪えている印象も、レースまでまだまだ時間があるので色々試しつつ、少しでも良い状態でレースへ臨めるように努めて欲しい。☆ノワールドゥジェ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ノワールドゥジェ(牝・宮田)父ハーツクライ 母プチノワール

・在厩場所:美浦トレセン

宮田師「5日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はノワールドゥジェが先行して、直線では外に進路を取って脚を伸ばすと、最後はやや遅れる格好でゴールしています。先着を許したものの、相手は今週の競馬を予定しているのに対して、こちらは帰厩後1本目ですから、遅れを気にする必要はありません。馬場が深くて全体的に時計が出辛い馬場状態だったことから、走りにくさはあったようで、左右の動きのバランスはもう一つでしたね。少し内にモタレる部分がありましたし、その辺りは今後の調整で修正を図っていきたいところです。ただ、まだ予定している佐渡Sまでは十分時間がありますから、じっくりと態勢を整えていければと思います」(7/6近況)

助 手 2美W稍 55.4 - 39.9 - 12.3 馬ナリ
助 手 5美W良 84.2 - 68.1 - 53.5 - 38.9 - 11.9 馬ナリ ヴェールアンレーヴ(古馬2勝)馬ナリの外0.8秒先行0.1秒遅れ

・在厩場所:美浦トレセン

宮田師「13日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はノワールドゥジェが3馬身ほど追走する形から、直線では内から脚を伸ばしてくると、最後は同入で終えています。今週は誠人(杉原誠人騎手)に跨ってもらいましたが、『右回りだったことから3コーナーまでは少し顔が左を向いていて、軸がブレているような走りだったものの、ペースが上がってからは良い伸びでしたし、直線でも力強い動きでしたね。これくらいの時計であれば余裕を持って終えられました。ただ、ゴールを過ぎてからやや息遣いが荒かったですので、その点は気になりました』と話していました。動きに関しては先週よりも上向いている印象でしたが、誠人から息遣いに関して指摘を受けましたから、来週は舌を縛る等のアプローチをしてみたいと思います。また、今のところ脚元を含めて馬体面で気になるところはありません」(7/13近況)

杉 原 13美W稍 68.1 - 53.2 - 38.2 - 11.8 馬ナリ アドマイヤハレー(古馬3勝)馬ナリの内0.5秒追走同入
助 手 16美W良 71.8 - 55.9 - 41.1 - 12.9 馬ナリ

・在厩場所:美浦トレセン

宮田師「19日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はノワールドゥジェが先行して、直線では外に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。ウッドチップの入れ替えで馬場が重くなっていることから、直線で手前を替える際にワンテンポ遅れてしまう部分はありましたね。ただ、先週に比べると走りの軸は徐々にしっかりしてきている印象ですし、馬体が伸びて走る部分はあるものの、終いの脚取りはしっかりとしていて悪い動きでは無かったです。先週、杉原誠人騎手に息遣いが気になると言われたことから、今回は舌を縛って追い切ってみましたが、それが悪い方に作用している感じでは無かったですから、レースでも同様に縛る方向で検討しています。なお、来週の佐渡Sの鞍上は荻野極騎手に依頼しています」(7/19近況)

助 手 19美W良 84.5 - 67.6 - 52.8 - 38.6 - 12.3 馬ナリ ロジシルバー(三未勝)馬ナリの外1.1秒先行同入

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美浦トレセンへ戻り、来月5日の新潟・佐渡Sへ向け、追い切りを本格化させているノワールドゥジェ。レースまで時間があるので体調面での不安は少ないですが、追い切りの動きに関しては不安が先立つというのが実情。

元々、モタれる面があったも、徐々に顕著になってきていますし、自分からグイグイ走ろうという姿勢がもう1つ。年齢とキャリアを重ねてきたことが悪い方へ出てきていますし、成績が低迷しているのも気持ちを萎えさせているのでしょうねえ。

また、追い切りでは暑さの影響もあるのでしょうが、終えた後の息遣いが一息。その対処法として舌を括るようにしていますが、悪くはなっていないも、そこまで効果的ではないのかな?

まあ、レースまでまだ時間はあるので、色んなことを試しつつ、不安な部分を減らしていく作業に努めてもらえればと思います。また、予定している佐渡Sの鞍上が荻野極Jに決定。直線の長いコースになりますし、気分を損ねないよう、もっと大胆な戦法(追い込み)で臨んでもらいたいです。