ラッキーモー(セ・松永幹)父Uncle Mo 母ラッキートゥビーミー
・在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「この中間は15-15を主体に乗っているものの、速い時は14-14くらいまで脚を伸ばしています。気持ちの面で難しいところがある馬ですし、煮詰まらないよう気を付けて進めていますが、今のところは大きな問題はありませんね。中身も一段階アップしたように感じますし、来月の移動を目標に進めていきます。馬体重は465キロです」(6/30近況)
・在厩場所:函館競馬場
早来担当者「この中間も坂路と周回コースでの乗り込みを行っていました。暖かくなってきてから馬体と動きがグングン良くなってきましたし、攻めながら精神面も良好でしたね。まだ幾らか緩さは残っているので、その辺りは函館競馬場のWコースを使いながら解消してくるでしょう」
松永幹師「7日の検疫で函館競馬場へ帰厩させていただきました。牧場でも順調に乗り込めていたようですが、こちらでもしっかりと心身の状態を確認しまして、問題無いようなら明日から乗り出しを開始いたします。脚元の事がありますし、まずはWコースを使える函館へ戻しましたが、今のところ札幌開催で使う予定としています」(7/7近況)
・在厩場所:函館競馬場
松永幹師「先週7日に函館競馬場へ帰厩し、翌日からWコースで乗り出しています。入れ込みがきつい以外は特に気になるところは見られなかったので、12日に強め1本目となる追い切りを消化しています。騎乗者は『環境に慣れるまで時間が掛かっている感じで、気負いが目立ちますね。最初の追い切りと言うことで、息づかいは荒かったですし、動きも重く感じました。もう少し時間を掛けて心身ともに良化を促していく方が良さそうです』とのことでした。順調に仕上がるようなら、来週の競馬を視野に入れていたものの、さすがに急仕上げになりそうですから、8月5日の札幌・桑園特別を目標に仕上げていきたいと思います」(7/12近況)
助 手 12函W重 70.3 - 55.6 - 42.3 - 13.9 馬ナリ
・在厩場所:函館競馬場
松永幹師「19日に函館ダートコースで追い切りを行っています。5ハロンから69.2秒で、ラスト1ハロン13.3秒のタイムをマークしており、騎乗者は『息づかい・動き共にまだ物足りなさがあるものの、先週よりは良くなっています』とのことでした。環境の変化には対応しているものの、テンションは相変わらず高いですね。もう少し落ち着いて調教に取り組めるようにならないと、レースまでに無駄に体力を消耗してしまいますから、少しでも落ち着いて調教に取り組めるように調整していきたいと思います」(7/19近況)
助 手 16函W不 73.5 - 58.3 - 44.0 - 13.5 馬ナリ
助 手 19函ダ良 69.2 - 54.6 - 41.0 - 13.3 強め
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札幌開催での復帰が決まったラッキーモーですが、この中間も気持ちが煮詰まらないように余裕を持たせつつ、ハロン15秒の調教を消化。また、終い14秒台まで伸ばしても、特に戸惑うような感じはありません。そして厩舎からお呼びが掛かり、7日の検疫で函館競馬場(松永幹厩舎)へ帰厩しています。
ただ、函館入りしたラッキーモーは新しい環境に不慣れな面を覗かせ、煩い面が目立ち、追い切りの動きもピリッとせず。コツコツ乗り込んできた割に中身が伴っていないのはちょっと残念ですし、レースでの変わり身は乏しいでしょうねえ。
次走に関しては開幕週から使うつもりだったようですが、現状を考慮し、5日の札幌・桑園特別(ダ1700m・ハンデ)を目標に据えることに。定量戦だと分が悪いと思いますし、追い切りを重ねていく中で少しでも明るい兆し・材料が窺えるようにお願いします。