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【シルク】週末(7/1・2)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アッシュフォード

土曜函館4R 3歳未勝利(ダ1700m)3枠3番 池添J

・在厩場所:函館競馬場

西園翔師「1週前の追い切り後に池添謙一騎手から、『少し前向きさに欠けるところがあるので、チークピーシズを着けてみてはどうでしょうか』と進言があったことから、28日の追い切りで着けて行いました。先週と同様に函館Wコースで単走の形で行いましたが、5ハロン66.9秒で、ラスト1ハロン12.8秒のタイムを馬なりでマークしてくれました。先週よりも行きっぷりが良かったですし、馬具の効果は感じられましたね。ワンペースなところがあり、ビュッと切れないタイプですから、ジョッキーにはある程度前でレースを進めて欲しいと伝えていますが、馬具の効果で前向きさが増せば好位でレースを進めていくことが出来そうです。週末は雨予報となっているので、極端に馬場が悪くなる前に競馬をさせたいと考えて、7月1日の函館・ダ1700m戦に出馬投票させていただきましたが、初めてのダート戦と言うことを考えれば、適度に締まった馬場の方がレースはし易いように思うので、この条件で良い走りを期待しています」(6/29近況)

助    手 25函W良 75.2 - 58.6 - 43.7 - 14.2 馬ナリ
池 添 28函W重 66.9 - 52.2 - 37.8 - 12.8 馬ナリ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ペースセッティング

土曜中京11R 白川郷S(芝1600m)7枠11番 団野J

・在厩場所:栗東トレセン

安田隆師「先週末にCWコースで長めから時計を出して中身を作っていることから、28日の追い切りは馬なりに控えて時計を出しています。レースに騎乗予定の団野大成騎手を背に、全体が51.5秒で、ラスト1ハロン12.2秒の好タイムをマークしています。ジョッキーは『想定よりも全体時計は速くなってしまいましたが、ピッチ走法で体感的にはそこまで出ていないと思っていたぐらいですから、それだけ楽に動けているのでしょうね。ムキになって走る感じではなかったですし、今の感じならマイルぐらいの方がリズムよく走ることが出来そうです』とのことでした。以前と比較すると我慢するところは我慢できるようになりましたし、精神面の成長が窺えます。前走はゲートの出がスムーズでなかったことが誤算でしたが、控えてもそこまで脚を使うことが出来なかったですし、追走にも余裕がありませんでした。また、横山和Jも距離はもう少しある方が良いと話していたことを踏まえて、好走したシンザン記念と同じ条件である白川郷Sに向かうことにしました。ゲートを五分に出れば、無理に控えずに積極的にレースを進めてもらうつもりで、良い走りを期待しています」(6/29近況)

助    手 25栗CW良 90.1 - 73.3 - 57.0 - 41.2 - 13.3 馬ナリ
団 野 28栗坂稍 51.5 - 37.3 - 24.3 - 12.2 馬ナリ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain スノーグレース

土曜福島11R 鶴ヶ城S(ダ1700m)5枠6番 武藤J

・在厩場所:美浦トレセン

中舘師「28日に南Wコースで追い切りを行い、単走で5ハロンから70.0秒のラスト1ハロンは12.4秒というタイムをマークしています。先週の時点で態勢は整っていましたし、今週は福島競馬場までの輸送もこなさないといけないので、無理はさせていませんが、動きには軽快感があって良かったですよ。この中間も飼い葉は食べていますし、馬の雰囲気にも良い意味で落ち着きがあり、1週レースが延びたことによる大きな悪影響は感じられません。得意の東京で軽ハンデの中、どのような走りが出来たのか見てみたかった部分はあるものの、先週のレースの相手関係は結構粒ぞろいでしたし、そういう意味では1週スライドしたことがプラスに働く部分があるかもしれません。この条件はやってみないと分かりませんが、これまで通り枠順によってどのような競馬が出来るか変わってくる部分はありますから、そこは今週も乗ってもらうことになった武藤雅騎手ともよく話しておきたいと思います。ただ、個人的には東京での走りを見ていると、芝では進みがあまり良くないですが、ダートに替わるとグンと加速して行く印象を持っていて、その点ではダートスタートになりますから、良い方に出るのではないかと期待しています」(6/28近況)

助 手 28美W良 86.4 - 70.0 - 54.9 - 40.1 - 12.4 馬ナリ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain エディストーン

日曜福島7R 3歳未勝利(芝1800m)3枠6番 戸崎J

・在厩場所:美浦トレセン

田中博師「先週末には計測不能になってしまったものの、南Wコースで大き目のところを消化しており、その後も歩様に硬さが出て来ることは無かったので、28日に南Wコースで追い切りを行いました。続けての出走となることに加えて、福島競馬場までの輸送を考慮して、5ハロンから69.0秒と全体の時計はそこまで目立ちませんが、ラスト1ハロンは11.3秒をマーク出来ているように、追い出されてからの反応は鋭かったですね。左回りだと外に逃げるような部分が見受けられるのですが、今週から右回りでの調教に変わり、走りのバランスという面でもやはり右回りの方が全体的にしっかりとしていましたから、福島へのコース替わりもプラスに働くのではないかと見ています。前走の疲れも取れて良い状態でレースに向かうことが出来そうですし、何とかここで良い結果を出してもらいたいところです」(6/29近況)

助 手 28美W良 69.0 - 53.1 - 38.0 - 11.3 強め

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週末(7/1・2)に出走するシルクの出資馬の出走記事をまとめて。

血統(馬体)+育成内容から期待値の高い1頭だったアッシュフォード。ただ、募集動画で馬っ気を出していた+キツめの目付きから気難しさを隠し持っていた様子。もっとやれていい筈なのですが、レースの流れにしっかり参加できないまま3戦未勝利。そして4戦目となる今回はワンペースな走りを踏まえてダートへ初挑戦。気難しい面もあるので、滞在競馬もプラスに出て欲しいです。

また、函館競馬場入り後の調教・追い切りは概ね順調で、今回手綱を取ってくれる池添Jが2週連続で追い切りに騎乗。前向きさが一息ということでチークピーシズの着用を進言してもらい、28日の追い切りではその着用効果で行きっぷりが良化し、終始余裕のある動き。真面目+集中して走ってくれれば、未勝利なら勝てる脚力はある筈。あとはダートの適性があるかどうか。脚抜きの良い馬場になりそうなのは良い方へ出るかな? ただ、時計が速くなり過ぎるのはマイナスかもしれません。

まあ、9頭立てと手頃な頭数で競馬が出来るのは何よりなので、悪くても次に繋がる走り・結果(5着以内)を残してもらいたいです。

前走はリミッターを外し、スプリンターとしての資質を存分に発揮してくれるものと期待したペースセッティング。ただ、スタートで両隣りから挟まれる不利を受けると、後方からの追走に。3角過ぎから仕掛けていき、上がり3ハロン33秒0の脚を使ってくれるも16着。正直、無駄な1戦になってしまいました。

その後は短期放牧を挟み、前走で手綱を取ってくれた横山和Jの進言を受け、距離を延ばしてみることに。これがプラスに出るかどうかは何とも言えないも、脚を溜めてもスパッと切れないので、スピードの持続力を生かすのみ。今回、奇数枠とは言え、外目の枠に入ったので無理に控えずにリズム重視の走りを。ただ、ゲートから出していくと引っ掛かる恐れがあるので、普通に出してペースセッティングの前進気勢に任せれば、ハナor揉まれない2番あたりから進めることは出来ると思います。まずは気分を損なうことなく、持ち前のスピードを見せてもらえればと思います。そうすれば、ガラッと結果が変わってくるかと思います。

次に相手関係に目を遣ると、13頭立てと比較的落ち着いた頭数なのは好感ですが、粒の揃ったメンバー構成。強敵は1つ上の世代の人気馬たち。特にアスクコンナモンダ・ベルクレスタ・アサヒの3頭はいずれはOPでバリバリ活躍できそうな素材。同世代はクルゼイロドスルのみですが、こちらは3歳OP・ジュニアCの勝ち馬。3勝クラスで走れるのはラッキーでしょう。それらに対して実績・勢いでは分の悪いペースセッティング。ただ、54キロの斤量で臨めるのは優位ですから、自分の競馬に徹してどこまでやれるかどうか。このまま低迷してもらっては困る素質馬ですから、自己条件に戻って再上昇のキッカケを掴んでもらいたいです。

3歳春頃の成績から、プラス2勝して3勝クラスまで駆け上がってきたのは信じられない気持ちがあるスノーグレース。この母系らしい奥深さ+気性面の成長の賜物です。ただ、今回は3勝クラスへの昇級戦。2勝クラスと3勝クラスとでは確かな壁がありますし、牡馬と一緒に走る定量戦。勢いは魅力も、冷静に考えると分が悪いですし、実績のある舞台(東京・ダ1600m)+ハンデ戦甲州街道Sを除外になったのはやはり痛いです。

中間の調整・追い切りに関しては、動きはそこまで目立たないも、本数はしっかりこなして仕上がりは上々。1週スライドする形になりましたが、デキ落ちはなさそう。

あと、ここまで上がってくる条件となったのは揉まれない外枠。引きの良さに恵まれた分もありましたが、今回は5枠6番。揉まれ込んでしまうと自分を見失って大敗までありえますが、3勝クラスでも通用するにはこの試練を乗り越えて行かないとダメ。幸い、偶数枠を引き当てているので、スタートを決めて揉まれない2~3番手で進めて欲しいところ。そして後続が捲ってくる動きに合わせて仕掛けてもらいたいです。あとは直線でどこまで踏ん張り、粘れるか。

ただ、個人的には今回、結果は二の次で、3勝クラスでの力量差を把握する1戦という位置付け。その中で自滅するような走りだけはしないようにお願いしたいです。

エディストーンは変身を期待した前走でダートへ初挑戦。道中の行きっぷり等は悪くなかったですが、コーナーリングに拙さを残し、直線を向いた時には勝ち負けは厳しい感じに。そのまま沈んでも不思議なかったですが、渋太く脚を使い、戸崎Jも最後まで諦めることなく追ってくれたことで5着を確保。前走で6着になっていれば、今回の出走が叶わなかったと思うので、このチャンスを生かしたいところ。

今回、中2週のローテとなりますが、追い切りの動き自体は変わらず良好。そして今回はビシビシ攻めることが出来ているので、叩き2走目+攻め強化の分、上積みは見込めると思います。

ただ、心身の幼さを多く残す現状。芝へ戻すのは良いとは思いますが、テンションが上がりやすいですし、他馬を少し気にする面が気掛かり。馬っぷりの良さは未勝利の馬ではなく、秘めたるモノはもっと上を目指せるものがある筈なのですが…。追い切り=実戦が結び付いてくれません。個人的には諸刃の剣かもしれませんが、イレ込みがキツくなっても、走ることへの集中力を高める工夫(ブリンカー装着)が必要かなと思うのですが…。

まあ、今回は2度目の戸崎Jとのコンビ。前走で感じたことは多くあると思うので、それを今回の競馬で役立てて欲しいです。レースぶりとすれば、スタートを決めて前々で立ち回り、直線でひと伸び・ひと踏ん張りする走りを心掛けてもらいたいです。雨の影響でパワー&タフさを要求されれば、エディストーンには追い風でしょう。