ルージュクオーレ(牝・友道)父ドゥラメンテ 母リュズキナ
2023.06.15
栗東:友道康夫厩舎
本日は引き運動をおこないました。
助手「厩舎周りで引き運動を1時間。昨日(水)しっかりやった分、少し敏感な面は見せていたもののパニックになるようなことはなく、落ち着いてリズム良く歩いていました。飼い葉もしっかり食べていて、馬体重は490キロありました。週末は左回りのCウッドコースで15-15ほどのペースで乗って、コーナーのあるコースでどれくらい動けるのか確認しておきます」
友道調教師「デビュー戦については再来週の中京を予定しています。いいスピードはあるようですが、歩様がスムーズではなく脚捌きが硬めですし、瞬発力で勝負するタイプではなさそうなのでダートでのデビューを検討しています」
※7月2日(日)中京3R・3歳未勝利(牝馬・ダ1400m)を藤岡康太騎手で予定。
2023.06.14
栗東:友道康夫厩舎
本日は坂路で追い切りました。
坂路
ルージュクオーレ 51.9-37.4-24.8-12.3 一杯
シーガーディアン 53.5-38.5-25.7-13.1
助手「日曜日に坂路で4ハロン56秒くらいの時計で乗った時は、気が入り過ぎて空回りしながら何とか走り切るといった内容でした。その点、今朝(水)の追い切りでは追い掛ける形でも我慢しくれて、こちらの指示を待つ余裕もありました。もともと左トモに弱点を抱えている馬なので、傾斜のあるコースで追い出してみて真っすぐ走れるか、しっかり加速できるのかといった不安があったのですが、心配をよそに後半の重たい馬場の中でも速いラップを刻みながらゴールできたように、1本目としては十分過ぎる内容だったと思います。かなりのピッチ走法で脚捌きも硬めではありますが、とにかく走ることに前向きなところがいいですね。今のところ再来週のデビューに向けて調整を進めているところ。短期間のうちに苦しいことをこなしているのでテンションが上がらないことを祈るばかりですが、ここまで人間を信用してくれていますし、飼い葉も残さず食べているのでしっかり攻めていけそうです」
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今月2日に入厩→8日にゲート試験合格とトントン拍子に前進してきたルージュクオーレ。馬体にはまだまだ弱いところを抱えるも、残された時間が少ないということで一旦放牧に出すことなく、デビューを目指しての調教・追い切りへと踏み出すことに。
先週末に坂路でサラッと初時計をマークすると、14日は同期の馬と坂路で併せ馬を消化。初めてビシッと追われた訳ですが、最初に時計を確認した時はさすがにビックリするほどの好時計を計時。それでいてラスト2ハロン12秒5-12秒3と加速できているのは凄いです。また走りについては硬さが目立つも、かなりのピッチ走法ということで、脚の回転数は凄いのでしょう。ただ、距離には限界がありそう。
また、今回の更新で再来週のデビューを目指すことが判明し、脚元を考慮して来月2日の中京・ダ1400mへ。現状を踏まえるとピッタリの舞台だと思うので、ポテンシャルの高さだけで圧倒してくれることを早くも期待しています。