アルテアシップ（牡・手塚）父ルーラーシップ 母ギモーヴ
・在厩場所：ノーザンファーム天栄
天栄担当者「今週の登坂回数は週2回だけですが、14-14ペースでしっかりと動かすことが出来ていますし、それ以外にも週1回は周回コースを5ハロン15-15ペースで乗り込んでいます。まだ馬体には余裕があって、動きも良化途上なものの、この馬なりに段々と走りはしっかりとしてきていますね。馬体重は５２２キロです」（6/2近況）
・在厩場所：美浦トレセン
手塚師「6日の検疫が回ってきましたので、こちらへ戻させていただきました。体調面に問題は無かったので、早速今日からゲート練習を開始しています。前回調整時にもゲート試験一歩手前まで進められていたこともあり、入りや駐立に問題は見られませんし、発馬もまずまずです。両前脚の状態も現時点で気になる部分はありませんから、まずはこのままゲート試験合格に向けて進めていきます」（6/7近況）
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両前の新管に痛みが出て、ゲート試験を受ける前にＮＦ天栄へ戻ってしまったアルテアシップ。その後、脚元の不安に悩まされるかなと覚悟はしていましたが、時間の経過と共に落ち着きを見せ、その後の坂路＆周回コースでの乗り込みに支障が出ることはなし。ただ、一過性とはいえ脚元に疲れが出やすいというのは分かったので、今後の調整過程においてはそのことを頭に叩き込み、丁寧に仕上げていってもらえればと思います。そして検疫が取れた６日、美浦・手塚厩舎へ帰厩しています。
また、帰厩後は初入厩時に辿り着けなかったゲート試験→ゲート試験合格へ向けて全集中を。入りや駐立はスムーズなので、練習を重ねつつ、発進と加速を磨いていってもらえればと思います。
あと、ゲート試験合格後はそのままデビューを目指すのかな？ ひとまず順調に乗り込めているも、馬体の緩さは目立ちますし、体質の弱さや体力不足も解消されたとは言えず。また、デビューは夏の北海道シリーズを考えていると思うので、早めに北海道へ持っていき、ＮＦ空港の坂路で鍛え上げてから函館or札幌へ入厩という形が個人的には良いのかなと考えています。
