アルテアシップ(牡・手塚)父ルーラーシップ 母ギモーヴ
・在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「ハロン14秒での乗り込みを強化してきましたので、一度リフレッシュを挟ませていただきましたが、すぐに心身の疲労は回復したため、坂路調教を再開しています。大型馬でスッと動ける感じでは無いものの、以前よりも仕掛けた時の反応は良くなりましたし、この馬なりに力を付けて走りの質が上がってきています。特に古馬との併せ馬を取り入れたタイミングでバリッと芯が入ったので、この調子を維持しながらベースアップに努めていきたいと思います。また、この中間に額を外傷してしまったものの、こちらは大きな問題はありませんし、傷を縫合してあげて順調に回復しています。馬体重は529キロです」(4/1近況)
・在厩場所:ノーザンファーム天栄
12日(水)に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動しており、14日(金)に美浦・手塚貴久厩舎へ入厩する予定です。
・在厩場所:美浦トレセン
空港担当者「移動へ向けてそれなりに速いペースで動かしていましたが、気持ちと体が徐々にマッチしてきたので、動きは一段と良化してきた印象です。気を抜くような場面も先月や先々月と比較すれば、随分と少なくなってきました。以前にもお話させていただいた、繋ぎの緩さに関してはこれまでと同様にあるものの、だからと言ってクモズレが大きくなることはありませんでしたし、順調に進められていました。手塚調教師から入厩の声が掛かりましたので、11日にこちらを発っております。馬体重は528キロでした」
手塚調教師「今日の検疫が回ってきましたので、こちらへ入厩させていただきました。北海道からの長距離輸送後になりますので、まずは体調面に変化が無いかよく確認させていただきたいと思います。問題なければ、こちらの環境に慣らしつつ、ゲート練習を開始するタイミングを検討していければと考えています」(4/14近況)
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アルテアシップはピリッとしたところに欠ける点がちょっと心配も、早期移動を目指して大きなトラブルなく、乗り込むことが出来ているのは好感。少しプレッシャーを与えれば、それに応えようとする面はあるので、甘やかさずに鍛えていってもらえればと思います。また、この中間には額を外傷するアクシデントはありましたが、傷口を縫合して大丈夫そう。そして手塚師から声が掛かり、NF天栄で1泊した後、14日の検疫で美浦・手塚厩舎へ入厩しています。
まずは北海道からの長旅による疲れをしっかり取り除き、新しい環境に慣らしていってもらえればと思います。これまでの様子なら堂々と振る舞えるタイプなので、戸惑うことはないでしょう。そして競走馬としての第1歩・ゲート試験合格へ向け、順調に学んでいって欲しいです。