ロコポルティ
・在厩場所：栗東トレセン
西園正師「レース1週前と言うことで、17日の追い切りはＣＷコースで長めから併せて行っています。道中はロコポルティが追走し、直線で古馬1勝クラスの馬に併せて0.4秒先着しています。先週の段階でも動きは良くなっているなと感じていましたが、今週はその時以上に反応良く伸びてくれました。古馬になってどっしりとしてきましたし、それによってゆったりとした距離にも対応してくれるようになりました。順調に仕上がってきていますし、このまま良い状態で来週の競馬に向かえるように態勢を整えていきたいですね」（5/18近況）
助 手 17栗東CW良 81.1 - 66.0 - 51.4 - 36.9 - 11.8 一杯 イスラグランデ(古馬１勝)一杯の外0.3秒追走0.4秒先着
ペースセッティング
・在厩場所：栗東トレセン
安田隆師「17日の追い切りは坂路コースで併せて負荷を掛けています。レースに騎乗予定の横山和Ｊが栗東トレセンに乗りに来ていたので、ペースセッティングにも騎乗してもらいました。『折り合い面を意識して前に馬を置いて進めていきましたが、競馬のイメージとは違って、そこまでガムシャラに走ることはなかったです。全体・終い共に好時計をマークしているように、ポテンシャルの高さは感じますが、重賞で力を発揮するにはもっと高いレベルを求めていかないといけませんね。でも、まだこの時期の3歳馬ですし、伸びしろのある馬ですから、今の状態でどれだけの走りを見せてくれるのか来週が待ち遠しいです』とコメントしていました。硬さは見せているものの、しっかり解してあげれば問題ないですし、追い切りでは良く動けているので、今の状態を維持しながら来週の競馬に備えていければと思っています」（5/18近況）
横山和 17栗坂良 50.8 - 36.6 - 24.1 - 12.3 一杯 カズロレアート(古馬２勝)一杯を0.7秒追走0.4秒先着
助 手 21栗坂良 56.8 - 41.1 - 26.8 - 12.8 馬ナリ
サンデュエル
・在厩場所：美浦トレセン
栗田師「ここまで坂路コースでの追い切りで調整を進めており、先週末も軽く15-15を切るくらいのところを行いました。道中の走りっぷりは悪くありませんが、依然として少し硬さがありますし、よく解すようにしています。18日には南Ｗコースで併せて追い切りを行い、道中はサンデュエルが2馬身先行して、直線では外から伸びてくると、最後は同入で終えています。時計が出やすい馬場だったとは言え、全体時計は65秒台と自己ベストをマークしており、その時計が示す通り動きは非常に良かったですね。乗っていた助手によると、『止め際のコツコツとした感じは無かった』と話していましたし、先週よりも確実に良化していますね。来週の東京・ダ1600ｍ戦でも間に合いますが、そこはメンバーが揃ってきそうですので、6月4日の東京・ダ1600ｍ戦へ臨みたいと思います」（5/18近況）
助 手 14美坂稍 59.5 - 44.1 - 29.5 - 14.9 馬ナリ
助 手 18美Ｗ良 65.6 - 50.9 - 36.4 - 11.5 末強め ニシノレバンテ(古馬２勝)馬ナリの外0.4秒先行同入
助 手 21美坂稍 59.6 - 43.4 - 28.7 - 14.2 馬ナリ
ボールドゾーン
・在厩場所：美浦トレセン
木村師「先週の追い切りでまだ中身が出来ていなかったので、13日にも南Ｗコースで長めから時計を出しました。また、17日には南Ｗコースで併せて追い切りを行い、道中はボールドゾーンが2馬身先行して、勝負所では外目から伸びてくると、最後は一杯になりながら同入で終えています。相手が日本ダービーへ出走予定のノッキングポイントでしたが、終いまでよく食らい付いて走ることが出来ており、週毎に状態は上がってきている印象ですね。また、手前を替えるタイミングなども悪くないものの、息遣いを含めたまだ土台の部分は物足りないですから、その辺りを来週のレースまでに修正していければと考えています。なお、鞍上は引き続き北村宏司騎手に依頼しています」（5/18近況）
助 手 13美Ｗ稍 84.7 - 69.0 - 53.9 - 39.0 - 12.0 馬ナリ
助 手 17美Ｗ良 95.4 - 80.1 - 65.1 - 50.7 - 36.8 - 11.6 一杯 ノッキングポイント(三ｵｰﾌﾟﾝ)馬ナリの外0.4秒先行同入
助 手 21美坂稍 55.0 - 40.3 - 26.1 - 13.0 馬ナリ
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ロコポルティは少し馬体に余裕があるのかなと見ていましたが、１０日にＣＷコースで併せ馬でビシッと追われ、１７日も同様の追い切り。ひと追い毎に確実に良くなっていますし、動けるように。今週末の出走へ向けて態勢はほぼ整ったかなと思います。ただ、レースで好走するには展開等で恵まれる必要があるので、前走以上はそう簡単ではないと見ています。
今週末の京都・葵Ｓへの出走を予定しているペースセッティング。１週前追い切りにあたる１７日は栗東へ来ていた横山和Ｊに跨ってもらい、テンからビシッと。古馬相手に追走先着と時計＆内容共に優秀でしょう。また、ポテンシャルの高さは３歳馬の中でも上位級だと思うので、それを惜しげもなく発揮できるように横山和Ｊの好リードに期待したいです。
東京・ダ１６００ｍを目標に調教・追い切りを進めているサンデュエル。次走では３歳馬同士で戦うか、古馬との戦いに踏み出すか注目していましたが、後者を選択。相手関係を考慮するとこの選択がベターなのかな？ 個人的には果敢に強いところにぶつけて欲しいですが…。動きに関しては、Ｗコースで自己ベストを出すなど好調。暖かくなり、馬体が解れやすくなっているのでしょう。
ボールドゾーンはサンデュエルとは逆にレベルが高くなっても同世代との出走を優先。１７日はＷコースで日本ダービーに出走予定のノッキングポイントに胸を借り、長目から攻めて渋太く同入。よく食らい付いてくれたと思います。ただ、内面で弱いところが残るので、レース当日までにどこまで良化を辿れるかに注目。最終追いもしっかり攻めてもらいたいです。
