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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

土曜日(4/8)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513050027g:plain フライングバレル

2023.04.10
4月8日(土)阪神8R・4歳上1勝クラス・牝馬限定・ダ1800mに今村Jで出走。11頭立て7番人気で4枠4番から平均ペースの道中を1、1、1、2番手と進み、4コーナーでは最内を通って1秒5差の5着でした。馬場は不良。タイム1分54秒0、上がり39秒3。馬体重は4キロ減少の460キロでした。

○安田調教師 「私自身は中山へ臨場しており、モニター越しに走りを見届けました。上手くスタートが決まり、丁度良いペースで後続を引っ張る形。欲を言えばもう一踏ん張りが欲しかった印象ながら、5着を確保できた結果からも番組の変更は正解でした。また、3キロ減の起用も効いている感じ。様子を見て次の方針を決めさせてください」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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2023.04.12
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行い、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。

○安田調教師 「週が明けてからも脚元や背腰にコレと言った問題が浮かんでおらず、トレセンの中に置いたまま次走へ向けた準備を始められると思います。4月12日(水)の段階では厩舎周辺の歩行運動のみ。跨り始めた際の様子も踏まえつつ、次の目標レースを考えて行きましょう」

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain イルデレーヴ

土曜阪神12R 4歳上2勝クラス(ダ1200m)7着(4番人気) 岩田望J

小林調教師「体重は減っていたものの、馬体は細く映らなかったですし、良い状態でレースに向かうことが出来たと思います。課題であったゲートは五分に出てくれたものの、二の脚が付かず、位置取りが後ろになってしまいました。また、重馬場の割には流れが緩く、最後は脚を使っているものの、前も止まらなかったですね。ただ、着順ほど負けていないですし、全てが噛み合えば良い走りを見せてくれるはずです。優先出走権を獲ることが出来なかったので、放牧に出す方向で考えています」(レース結果)

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・在厩場所:ノーザンファームしがらき

小林師「先週は重馬場の割には不向きな流れになってしまいましたし、この馬には運が向かなかったなと思います。ただ、ジョッキーの話では、『状態は良く感じたものの、前走がそれ以上に良かったので、少し物足りない感じでした。ただ、今回に限って言えば、状態云々よりも展開が向かなかったことに尽きると思います』とのことでしたから、条件が噛み合えば良い走りを見せてくれるはずです。レース後も脚元を含めて気になるところはありませんでしたが、続けて使わせていただいたこともありますし、心身共にリフレッシュを図るべく、12日にノーザンファームしがらきへ放牧に出させていただきました」(4/12近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain カラパタール(牝・池上)父カレンブラックヒル 母ロッシェノワール

土曜中山12R 4歳上1勝クラス・牝馬(ダ1200m)優勝(2番人気) C.ルメール

池上昌和調教師「おめでとうございました。前回同様にレース前にゲートの確認を行ったことに加えて、偶数枠に当たりましたから、後入れとなりゲート内で駐立する時間が短かったことで、後手を踏まずにスタートを切られたことが大きかったですね。枠番自体は真ん中で良い所とは言えなかったものの、スタート後は外目をスムーズに追走することが出来ました。勝負所でも自らハミを取って加速して行ってくれましたし、直線でもしっかりと反応して脚を伸ばしてくれて、今日は文句の付けようが無いレースだったと思います」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン

池上師「先週は改めておめでとうございました。C.ルメール騎手も『スタートを上手く切れたので、スッと先行することが出来ました。道中は手応え良く運べましたし、直線でもしっかりと脚を伸ばして後ろを離してくれましたから、この感じであれば上のクラスでも楽しみですね』と評価してくれました。以前に比べると、レース後の背腰のダメージ度合が少なくなってきていると思いますし、この馬なりに成長してきているのかなと感じます。ただ、それでもレース後は背中の張りが強くなってきてしまっていますし、歩かせてもコズミが見られ、競馬で走ったなりの疲れが窺えますから、この後は一旦放牧に出させていただく予定です」(4/12近況)

⇒⇒15日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。

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土曜日(4/8)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。※土曜中山5Rでデビューしたエディストーン、重賞・ニュージーランドTに出走したロードディフィートは別記事にて。

フライングバレルは今回も相手関係を見て、中央場所での出走へ切り替え、今村Jとは初コンビ結成。女性騎手による3キロ減を生かして、どこまで気分良く走ることが出来るかどうかに注目。外から被されてしまうと、ポチッと集中力が切れる馬ですから。

一息入った後でしたが、追い切りではビシビシ追うことが出来、仕上がりは良好。あとは自分のスタイルに徹するのみでしたが、タイミング良くゲートから飛び出すと、注文通りハナへ。早めに捲られないよう、ペースを緩めずに今村Jは引っ張ってくれました。ただ、脚抜きの良い馬場になったことで前が止まらない意識が強く、他馬も早めの立ち回り。鮫島駿Jのレガーミが早めに動き、4角手前でフライングバレルを交わしにきました。こういう形になると万事休すですが、今村Jも内から抵抗し、叱咤激励することでフライングバレルは奮起。交わされてからパタッとすぐ止まらなかったのは収穫も、坂を駆け上がる時には一杯一杯。最後は3頭で5着を争いましたが、ハナ+クビと何とか後続の追撃を封じて最先着。優先権を確保できたことで、次走への続戦も可能になり、大きなハナ差となりました。

レース後のフライングバレルですが、脚抜きの良い馬場での頑張りにより疲れを懸念しましたが、脚元や背腰は問題なし。番組選びはこれからになりますが、厩舎に滞在して次走を目指すことになりました。

今後も直前までレース選択を吟味し、少しでも恵まれそうなところを選んでもらい、気分良く走らせるのみ。ダ1800mならスッと前へ行ける脚はあります。あとはどこまで粘り込むことが出来るどうか。自分のスタイルを貫いていってもらえればと思います。

イルデレーヴは転厩後、ダ1200mに拘って使うようになると、1戦毎に上昇して前走では特別戦で2着。差し・追い込みの競馬が板についてきて2勝クラス突破が現実になってきましたが、今回は実績のある阪神・ダ1200m+岩田望Jの連続騎乗でチャンスをモノにしたかったですが、脚抜きの良い馬場での競馬になることは分かっていたので、時計面で限界のあるイルデレーヴには戦前から黄色信号。正直、取りこぼすだろうなあと見ていました。

パドックに登場してきたイルデレーヴは前走からマイナス8キロでの出走。冬場はちょっと絞り切れないところがあったので、春になって暖かくなり、自然と絞れた感じ。追い切りの動きも良かったですし、好仕上がりでレースへ臨むことが出来ました。

レースぶりに関してですが、注目のゲートは速くはなかったですが、ロスは最小限に止め、中団よりやや後ろで追走。道中は脚を溜めながら進めることは出来たと思いますが、馬群はギュッと詰まった感じで動けない位置に。4角手前からジワッと外へ進路を持ち出し、岩田望Jは進路を作りに行きましたが、緩い流れ+止まらない馬場で逃げ・先行馬も直線でひと踏ん張り。大外から強襲を狙ったイルデレーヴと岩田望Jでしたが、ジリジリ脚を伸ばすだけで7着に流れ込む形。馬場だけでなく展開にも嫌われたので、仕方ない敗戦かなと思います。

レース後のイルデレーヴですが、相応の疲れは感じられるも、脚元等は大丈夫。ただ、優先権を逃し、次走へは節(レース間隔)が必要になることから、一旦リフレッシュを挟むことに。疲れが抜け切れば、甘やかすことなく牧場で鍛え上げて欲しいです。そして次走では良馬場+Hペースを味方に、モヤモヤした今回の悔しさを晴らすような快走を見せてもらいたいです。

カラパタールは前走に引き続き中山・ダ1200mへの出走。今回は牝馬限定戦を選び、前走2着からの更なる前進を目論みましたが、ここを狙い撃ちしてきた厩舎も多く、粒の揃ったメンバー構成。前走よりも相手強化と見て、強気にはなれませんでしたが、鞍上にはC.ルメールJを確保。手腕に託すのみという心境でした。

パドックに登場してきたカラパタールはもう少しフックラ見せて欲しかったですが、イライラする感じはなく落ち着き十分。悪くない仕上がりだったと思います。

レースは脚抜きの良い馬場だったので、スタートで後手を踏むと辛いなあと見ていましたが、偶数枠と鞍上の手腕により、五分のスタートから行き脚が付いて先行態勢。ダートへ入った時点で外目の3番手という位置取りでまさに絶好位。この時点で『これはチャンス。勝ち切りたい』と手に力が入るほど。レースは淀みなく流れましたが、鞍上の手綱は下手に動かず、4角を回る時の手応えは抜群。早めに前を掴まえにいきましたが、直線でGOサインが出た後の伸びも上々。残り200mぐらいで先頭へ立つと、最後は気を抜かさない程度に追うのみ。1分10秒台の走破時計も胸を張れるもの。まさに"テン良し・中良し・終い良し"という横綱相撲で久々の勝利。時間は掛かってしまいましたが、2勝目を手にすることが出来ました。

レース後のカラパタールですが、脚抜きの良い馬場で激走してくれたことで、背中の張りが強くなり、歩様にも硬さが出ています。まあ、これは仕方ないというか考えられた疲れ・反動なので、NF天栄へ移動して回復にまずは専念してもらえればと思います。

また、今回のレースぶりなら2勝クラスでも通用すると思うので、現役を終えるまでに必ず1勝を上積みして欲しいです。まだまだ成長してもらいたい1頭です。