カラパタール
土曜中京３Ｒ ３歳上１勝クラス（ダ１２００ｍ）８枠１３番 横山琉Ｊ
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：7日に南Ｗコースで時計
池上師「7日に南Ｗコースで追い切りを行いました。前走から在厩で調整させていただいて、あまり強い時計は必要ありませんから、単走で終いサッと脚を伸ばす程度に止めていますが、手応えには最後まで余裕があって良い動きでしたね。最新の計測で馬体重は450キロ台半ばですから、極端に馬体が減って細く映るわけではありませんし、普段は少しイライラした仕草を見せることがあるものの、精神的にも変に入れ込んでしまうことなくキープ出来ている印象です。今週の中京はダ1200ｍとダ1400ｍの番組が4鞍組まれているので、想定を見て検討した結果、土曜日のダ1200ｍ戦に横山琉人騎手で投票させていただきました。調教では大丈夫なものの、競馬に行くとスイッチが入ってしまいやすいので、その点は気掛かりですが、ダート替わりが良い方に向いて、今後の選択肢が広がる走りを見せてもらえればと期待しています」（12/8近況）
助 手 ４美坂良 58.1- 41.6- 27.7- 14.1 馬なり余力
助 手 ７南Ｗ稍 68.4- 53.8- 39.2- 12.2 馬なり余力
ロードオルデン
2022.12.08
12月10日（土）阪神８Ｒ・３歳上１勝クラス・混合・ダ1200ｍに吉田隼Ｊで出走します。12月７日（水）栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。発走は14時00分です。
2022.12.07
12月10日（土）阪神・３歳上１勝クラス・混合・ダ1200ｍもしくは12月10日（土）中京・３歳上１勝クラス・ダ1200ｍに予定しています。体調、条件、出走状況等を踏まえながら最終的なレース選択を行います。なお、騎手は未定です。12月７日（水）栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。
○辻野調教師 「通常メニューへのシフト後も計画通りに進行。12月７日（水）は坂路で54秒０、ラスト12秒６の時計を出しました。実戦を経て適度に気持ちが乗った点は好結果へ繋がるはず。５着以内の優先権を持たない立場だけに、ゲートインが叶う方へ投票するつもりです」
≪調教時計≫
2022.12.2 助 手 栗東坂良 １回 58.6 42.7 27.8 13.8 馬ナリ余力
2022.12.7 助 手 栗東坂良 １回 54.0 38.5 25.1 12.6 馬ナリ余力
☆★情報は（株）ロードサラブレットオーナーズのＨＰより☆★
リアンティサージュ
土曜阪神11Ｒ リゲルＳ（Ｌ・芝１６００ｍ）５枠５番 松田Ｊ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：7日に坂路コースで時計
須貝師「レースでは松田Ｊに乗ってもらうことになりましたので、7日の追い切りに騎乗してもらいました。中1週と言うことで、単走で終い重点の形を採りましたが、全体が53.8秒で、ラスト1ハロン12.5秒のタイムをマークしています。ジョッキーは『良馬場とはいえ、決して走り易い馬場ではありませんでしたが、その中でも道中は軽快に駆け上がってくれましたし、最後はまだ余力が残っていたぐらいですから、使った上積みはありそうです』とコメントしていました。前走は久々の競馬と言うことで、半信半疑なところがあったものの、ブランクを感じさせない走りを見せてくれました。着順こそ振るわなかったものの、勝ち馬から0.3秒しか負けていなかったですし、使った上積みから前走以上の走りを見せて欲しいところです」（12/8近況）
松 田 ７栗坂良 53.8- 38.7- 25.0- 12.5 末強め追う
イルデレーヴ
日曜阪神12Ｒ 夙川特別（ダ１２００ｍ）４枠８番 団野Ｊ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：7日に坂路コースで時計
小林真師「7日に坂路で追い切りを行いました。レース当該週と言うことで、気持ちが入り過ぎないように心掛けましたが、全体が53.5秒で、ラスト1ハロン12.6秒のタイムをマークしています。先週よりも折り合いが付いて、道中はとても良いリズムで走ることが出来ていましたね。最後は鞍上が加減するぐらいの余裕がありましたし、良い追い切りを消化することができました。転厩馬と言うことで、これまでと比較を付けることは出来ないものの、聞いていたほど手を焼くことはなかったですし、ここまで順調に進めることが出来ました。調教では纏まりのある走りができるようになってきているものの、レースのスピードになると操縦性が難しくなることも考えられますから、レースではメンコを着けてリング銜で臨むつもりです。この舞台で2勝を挙げているように条件としては良いですから、ジョッキーにはリズムを崩さない程度に流れに乗って、上手く終いの脚を活かすようなレースを心掛けてもらいたいと思っています」（12/8近況）
助 手 ４栗坂良 62.1- 44.5- 28.4- 13.8 馬なり余力
団 野 ７栗坂良 53.5- 38.6- 25.2- 12.6 末強め追う
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週末（12/10･11）に出走する出資馬の出走記事をまとめて。
心身が噛み合った走りが出来れば、１勝クラスでも通用するポテンシャルを秘めているカラパタール。ただ、気性が勝った面が悪い方へ作用したり、体質面で弱いところを覗かせたりと結果に繋げられず。レースぶりに関しては、最後はジリジリ伸びては来るのですが、ワンパンチ足りず。もっとやれていい筈でもどかしさが続きます。
そこで今回は目先を替える意味でダートへ初挑戦。攻めは動く方ですし、パワー型。父カレンブラックヒルもダート替わりが良い方へ出る種牡馬。個人的には早くダートを試して欲しいと思っていたので、このチャレンジは大いに期待しています。芝のレース時よりも１～２列前でレースが出来れば、理想的かと思います。
ただ、休み休みで使われてきたカラパタールですが、今回は在厩調整で臨む（短期間での２戦）＋中京への長距離輸送が課題に。まずは当日の馬体重＋イレ込みの有無を確認する必要がありそう。何とか平常心でレースへ臨めると良いのですが。
相手関係に関しては、今村Ｊが騎乗するゴイゴイスーが少し抜けた存在かも。その隣りでレースが出来るのはプラスだと思うので、道中はゴイゴイスーを目標に進めてもらい、最後まで食らい付く頑張りを見せてもらいたいです。
ロードオルデンはダ１２００ｍで末脚の安定感を増し、前走で一区切りを付けてくれることを期待しましたが、プラス８キロが良くなかったのか、直線ではなかなか手前を替えずに不発。また、レースは想定よりも緩い流れになりましたし、少し外から被せられるようなところがあったもマイナスに働いたのかなあ。
その前走から中１週で臨む今回。中京と両睨みでしたが、結局は３戦連続での阪神・ダ１２００ｍ戦へ。坂井瑠Ｊは中京新聞杯で騎乗馬がいて乗り替わりとなりますが、吉田隼Ｊとは手が合いそうな気がしますし、外目の偶数枠も良いところでしょう。何とかスタートでのロスを最小限に止め、多少の距離損には目をつむり、勝負どころからは強気にエンジンを吹かしていってもらえればと思います。そして突き抜けて欲しいなあ。
リアンティサージュは左前の浅屈腱炎による休養を経て、約１年５ヶ月ぶりの出走となった前走。プラス１８キロとさすがに余裕のある中、レースは後方から進める形になるも、若干長いイメージがあったマイル戦で最後まで渋太く脚を繰り出しての１０着。着順はもう１つも、勝ち馬とはコンマ３秒差ですし、１分３３秒を切る走破時計も悪くないでしょう。
その前走から中１週で臨む今回。長期休養明けなので２走ボケを含め心配はあるも、追い切りの動きはじんわり良化。上積みは見込めますが、馬体はまだまだ立派かなと思います。このひと追いでどこまで絞れて来てくれるか。これは注目でしょう。
レースに関しては、９頭立てと手頃なのはプラス。出たなりの位置で脚を溜め、最後の直線でどこまで脚を伸ばせるかどうか。まだまだ良くなる段階なので勝ち負けまでは厳しいと思いますが、何とか掲示板には乗って欲しいという思いです。まあ、まずは無事に走り終えて欲しいところではありますが。
イルデレーヴは新味を求めるため、ここ３戦、芝に使ってきましたが、上位を賑わすところまでは行かず。そして前走は距離を延ばしてみましたが、結果はブービー。その結果、前厩舎に見切られ、栗東・小林真也厩舎へ転厩して再出発することとなりました。
そして転厩初戦に選んできたのが、結果が出ているダ１２００ｍ戦。２勝クラスでは上位へ食い込むところまではいっていないも、勝ち馬との差はそこまで広がっていませんし、もう少し前で脚を溜めることが出来れば、前進はまだまだ見込めると思います。
牧場時から新厩舎での調整過程に関しては、頗る順調。追い切りは坂路オンリーですが、１週前には自己ベストをマークし、最終追いも終いまでしっかり。２週連続で今回手綱を握る団野Ｊが感触と掴んでくれているのも好感。心機一転、立て直されて、状態の良さはヒシヒシと伝わってきます。適条件に戻り、大駆けがあるとすれば、今回かなとは思います。２勝クラスでの頭打ち感から、過度の期待は控えるも、今後に期待の持てる走り・結果を見せてもらいたいです。
