焼魚定食の表示価格には消費税が含まれています。

出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

週末(12/10・11)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain カラパタール

土曜中京3R 3歳上1勝クラス(ダ1200m)4着(6番人気) 横山琉J

初ダート。シャドーロール着用。まずまずのスタートを切ると、道中は中団からレースを進めます。直線では外に持ち出してジワジワと脚を伸ばすと、掲示板を確保しています。

池上昌和調教師「中京競馬場までの輸送をこなしながらも、体重はキープ出来ていましたし、良い意味で前走と変わりない状態で出走させることが出来ました。また、うちの厩舎ではダートを走らせる際にはシャドーロールを着用させることが多いので、今回もその馬装で挑みました。初めてのダート戦にしては全体的に悪い内容では無かったと思いますが、ゲートだけは中で突っ込んで潜ろうとしたりして、良くない仕草を見せてしまっていました。他馬が枠入りを嫌ってゲート内で待たされる時間が長くなってしまったのは可哀そうでしたが、今回はタイミングが合ったので良かったものの、ゲートについては今後もよく注意していかないといけませんね。道中は行きっぷり良く進んでいたものの、そこで手綱を放して前に行ってしまうと終いは甘くなってしまいそうな印象だったので、ジョッキーは中団から脚を溜める形を選択したようです。3コーナーで外から被せられて少し力む様な仕草を見せたのは勿体なかったものの、直線では最後までしっかりと脚を伸ばしてきてくれましたね。横山琉人騎手は、『芝と比べて抜群に良いわけではありませんが、ダートは合っていそうですし、相手関係を考えるとダートの方が良いのかもしれません』と話していました。この後はトレセンに戻ってからの状態を見て、どうするか検討させていただきたいと思います」(レース結果)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

・在厩場所:美浦トレセン/15日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

池上師「トレセンに戻ってよく状態を確認しましたが、脚元には特に異常は有りませんでした。ただコズミは出ていて、さすがに頑張ってレースで走った疲れは有るようですし、一旦NF天栄へ放牧に出させていただく予定です。今後については牧場での状態を見つつ、どうするか検討させていただきたいと思います」(12/14近況)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードオルデン

2022.12.12
12月10日(土)阪神8R・3歳上1勝クラス・混合・ダ1200mに吉田隼Jで出走。13頭立て2番人気で7枠10番から平均ペースの道中を12、11、10番手と進み、直線では外を通って1秒5差の6着でした。スタートで出遅れて1馬身の不利を受けました。馬場は良。タイム1分12秒6、上がり36秒2。馬体重は2キロ減少の476キロでした。

○辻野調教師 「2、3着の時は装鞍所から汗がポタポタと滴るぐらいに煩い状態。前走よりも気持ちが乗っていたとは言え、今日も好調時と異なりました。『上位に食い込めそうな勢いだったものの、ラストは他の馬達と同じ脚色に。コースの左右の回りは特に関係無いと思う』とのジョッキーのコメントです。ここ2戦の内容も考慮し、次は1400mへ変更する予定。放牧を挟んで間隔を稼ぎ、年明けの中京開催を目指します」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

2022.12.14
レース後も特に異常は認められません。12月14日(水)に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動して冬の戦列復帰へ向けて心身のリフレッシュを図ります。

○辻野調教師 「トレセンへ帰ってからも疲れた雰囲気を覗かせず、目一杯に走り切った印象を受けません。脚元等のチェックを済ませた上で、12月14日(水)にグリーンウッドトレーニングへ移す形。この先の様子次第ながら、年明けのどこかで割と早く戻そうと考えています

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

f:id:yakifish:20200513045835g:plain リアンティサージュ

土曜阪神11R リゲルS(L・芝1600m)6着(6番人気) 松田J

まずまずのスタートを決めると、道中は好位の一角でレースを進めていきます。手応えよく4コーナーを回り直線で懸命に追われますが、目立つほどの伸び脚はなく6着でゴールしています。

須貝調教師「久々の競馬を使って馬体が絞れて雰囲気が良くなっていましたし、追い切りの動きもピリッとしていたことから、前走以上の走りを見せてくれると期待していました。パドックでは基本的に落ち着いていましたが、他の馬が暴れていたのを見て少し気持ちに昂りが見られましたね。でも、馬場入場の際はゆったり歩くことが出来ていましたし、返し馬もスムーズでした。レースでは、勝負どころまで良い感じに運べたものの、いざ追い出しに掛かってもモタモタとして伸びを欠いていましたから、まだレース勘が戻っていないのかとその時は思いました。ただ、レースを終えて検量室前に戻ってきた際、右前脚の蹄鉄が外れていることに気がつきました。松田大作騎手は『馬の雰囲気は良かったですし、直線ではどれだけ伸びてくれるのか期待するほどでした。ただ、いざゴーサインを出してもジリジリとしか伸びてくれませんでした』とコメントしていました。どこで蹄鉄が外れてしまったのかはわからないものの、さすがに片方が裸足では走りづらかったと思います。今回に限っては力を出し切れずに終わってしまいましたし、度外視して良いと思います。この後は馬の状態をよく確かめてから、今後の予定について検討させていただきます」(レース結果)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

・在厩場所:13日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

須貝師「先週は使った上積みが感じられていただけに、良い走りを見せてくれると期待していましたが、落鉄の影響で伸びを欠いてしまいましたね。こちらで改めて状態を確認したところ、走ったなりの疲労こそ見られたものの、脚元含めて目立ったダメージはありませんでした。長期休養明けから2戦続けて使わせていただきましたが、結果こそ振るわなかったものの、脚元に不安が出ることはなかったですから、まずはホッとしています。一旦牧場へ戻させていただきましたが、次走の予定については馬の状態を確かめながら検討していきたいと思います」(12/14近況)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

f:id:yakifish:20200513045835g:plain イルデレーヴ

日曜阪神12R 夙川特別(ダ1200m)8着(9番人気) 団野J

ややモッサリとしたスタートから、道中は後方からレースを進めます。直線で外に出してからはジワジワと脚を伸ばして、転厩初戦は8着でゴールしています。

小林調教師「転厩初戦ということで、馬の様子を見ながらの調整ではあったものの、馬体の張り艶共に良かったですし、まずまずの状態でレースに向かうことが出来ました。競馬場に着いた後もテンションが高くなることはなく、パドックでの周回や返し馬は落ち着いていましたし、ゲートインするところまでは所作が良かったですよ。ただ、ゲート内で後ろ扉を蹴っていたようで、その影響で立ち遅れてしまいましたね。でも、道中はリズム良く走ることが出来ていましたし、直線ではしぶとく伸びていましたから、スタートさえ決まっていればもう少し着順を上げていたと思います。レース後、団野大成騎手は『基本的には大人しい馬だと思いますが、ゲート内では後ろ扉を蹴っていましたね。その影響でスッと二の脚が付かなかったですが、道中はリズムよく走ることが出来ていましたし、直線もジリジリではあったものの、最後までしっかり脚を使ってくれました。スタートさえ五分に切っていれば、もっと上位を狙えたと思います』とコメントしていました。今回は精神面を考慮してあまり攻め込まない仕上げでしたが、それを考えれば上積みが見込めますし、次はもっと良い走りを見せてくれそうです。この後はトレセンに戻って状態をよく確かめてから、続戦させるか検討させていただきます」

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:軽めの調整

小林師「先週はゲートの出こそ速くなかったものの、折り合いを欠くこともなく、最後もしぶとく伸びてくれました。また、競馬に向かうまでの過程やレース後の様子を見る限り、所作は良かったですから、後はこの馬の良いところを少しでも伸ばしてあげれば、もっと良い走りを見せてくれるはずです。距離を延ばすのも手だと思いますが、その前に馬具を試すなどもう一工夫したいと考えています。レース後も特に気になるところはないですから、このまま問題なければ次走に向けて進めていきたいと思います」(12/14近況)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

週末(12/10・11)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

カラパタールは放牧と出走を繰り返し、連続して使うことがこれまでなかったので、初めて続戦することになった今回はイレ込みや馬体減がないかに注目しましたが、パドックでは落ち着きを保ち、プラス2キロと馬体をしっかりキープしてレースへ臨めたのは何より。あとはダートの適性の有無が結果に繋がるのかなと見ていました。

レースは好発を決めるも、ポジションを取りに行かず、出たなりの位置で脚を溜める形。前に1番人気のゴイゴイスーがいたので、レースは進めやすかったのかなと思いますが、結果論にもなりますが、少しじっくり構え過ぎたかも。直線で追われてからは反応鋭く、外から目立つ脚で追い上げてきましたが、上位2頭には差をつけられての4着まで。坂を駆け上がってからは微妙に勢いが薄れたかなあ。まあ、展開も前有利ではありました。レース運びに関してはもう1~2列前で流れに乗れれば良かったですが、末脚にはそれなりに見どころはありました。こういう形が板についていけば、1勝クラスを勝ち上がる日が巡ってくるでしょう。やはりパワー型なのでダートは悪くありませんでしたね。

レース後のカラパタールですが、コズミが目立ち、疲れを感じさせるもの。次走への優先権を取りましたが、状態が落ち込むことが予想されるので、ここで一旦NF天栄へ。妥当な判断ですし、早めに余裕を持たせたことで状態の落ち込みの幅を狭めたいです。また、次走でもダートを使うと思うので、慣れが見込める次走では馬券に絡む走りを見せてもらいたいです。

ダ1200mで1勝クラス突破が見えていたロードオルデン。それ故、前走では意外な敗戦となりましたが、気持ちの面でピリッとしたところがなかったのが少なからず影響した筈。追い切りの動きは引き続き良好でしたし、ひと叩きでの変わり身を期待しました。

パドックに登場してきたロードオルデンはマイナス2キロ以上に引き締まった感じがありましたし、ひと叩きして幾分ピリッと。雰囲気は悪くないと思ったので、あとは初騎乗となる吉田隼Jの手腕によって好結果が得られればと見ていました。

そして、レースでの注目はまずはスタート。何とか互角に出てくれればと見ていましたが、ボコッと出る感じではなかったも、今回も1馬身ほど立ち遅れる形。ただ、促すと反応できていたので、この立ち遅れは想定内だったと思います。道中はリズム良く進め、3角あたりから少し前との差を詰めていく感じに。手応え自体には余裕がありましたが、今回も緩やかな流れで逃げ・先行馬も余裕綽々。個人的には失速を恐れず、もっと強気に捲っていって欲しかったです。また、鞍上のGOサインが出た直線では今回は手前を替えていましたが、伸び自体はじわじわといった感じ。前走同様にもう少しレースが流れて欲しかったです。

終わってみれば、勝ち馬の力が1枚も2枚も上でしたが、ロードオルデンは大外から渋太く脚を伸ばし、3着争いに何とか顔を覗かせるも、最後はくたびれてしまって6着。3着馬とはコンマ2秒差と差はないのですが、前走からの一変とは行きませんでした。良かった頃はイレ込みに近いところまでピリピリしたところを見せていましたが、ここ2走は落ち着き過ぎた感じ。寒い時期が良くないのかなあと思います。

レース後のロードオルデンですが、2戦連続で使ったこともあり、14日に滋賀・グリーンウッドへ放牧済。脚元は落ち着いているので、回復が叶えば、甘やかすことなくトモの強化に努めて欲しいです。ただ、寒い時期が良くないのなら過度の期待は出来ないかなと冷静に見ています。

左前脚の浅屈腱炎から復帰を果たしたリアンティサージュ。前走はプラス18キロでの出走と太目感は否定できませんでしたが、ひと叩きした今回はマイナス6キロの470キロ。パドックでの馬体を見ると、ガラッと変わってきた感じはなかったも、ピリッとした感じが窺えたのは○。少頭数で競馬が出来るのもプラスだと見ていたので、あとは結果が付いてきてくれるかどうか。

レースぶりに関してですが、五分のスタートから行き脚が付いての先行策。多少行きたがる面はありましたが、そこは松田Jが宥めることで折り合いを欠くところまでは行かなかったと思います。そして勝負どころからのペースアップにも余裕を持って対応し、手応えは上々。直線を向いて前が開けたときにはスッと反応してくれたのですが、右手前のままで伸び切れず。Sペースからの瞬発力勝負は分が悪かったのかな? また、レース後には落鉄を確認。その影響は大きかったかなと思いますし、長期休養明けの中1週での出走。ひとまず無事に走り終えてくれたのは何よりも、二走ボケな面もあるのかなと思います。

レース後のリアンティサージュですが、脚元への疲れ・反動が出ないかヒヤヒヤしましたが、今のところは問題なさそう。ただ、短期間に2度使いましたし、焦りは禁物。牧場へ戻し、ケアを入念に行ってもらい、来年の飛躍へと繋げていって欲しいです。また、復帰2戦はマイルを使いましたが、距離を縮めた方が個人的には良いのかなと見ています。

栗東・小林厩舎での1戦目を迎えたイルデレーヴ。今回は実績のある舞台へ戻り、立て直した効果による好調教を味方に密かに変わってきてくることを期待していました。

パドックに登場してきたイルデレーヴは前走からプラス8キロ。良いように捉えれば、丹念な乗り込みで馬体が充実したと言えるでしょう。悪くはなかったです。

あとはレースでは五分のスタートから出たなりの位置で脚を温存できればと見ていましたが、ゲート内でバタバタしていたのが響き、半歩出遅れにプラスして二の脚が一息。レースが思いのほか緩やかな流れになった分、序盤にレースの流れに乗り切れなかったロスが堪えました。

ただ、直線で追われたイルデレーヴは渋太さを発揮。大外から5着に食い込んだペガサスターボに外から交わされても、パタッと諦めることなく、頑張っている姿は好印象。もう少しレースが流れてくれれば、掲示板まで届いていたかもしれません。

レース後のイルデレーヴですが、距離の延長は馬具の工夫など視野に入れていますが、今のところは続戦の方向。すぐに結果に繋がることはないでしょうが、新味や可能性を見出すために色々試してもらえればと思います。そして2勝クラスでも上位争いできるところまで成長してきて欲しいです。