アッシュフォード
・在厩場所：栗東トレセン
西園翔師「入厩後はこちらの環境に慣れさせながら調教を行っていましたが、概ね落ち着いて進めることが出来ていましたので、29日に坂路で併せて追い切りを行いました。古馬オープン馬のメイショウミライに最後まで馬なりのまま食らいつくことが出来ていましたし、追えばもっと動けそうなぐらい手応えは良かったですよ。馬体はやや詰まった感じでマイルあたりがベターかもしれませんが、小回りコースなら1800ｍ位でも対応してくれそうな気がします。もう少し追い切りを積み重ねた上で判断したいと思っていますが、順調に仕上がるようなら、4月15日の福島・芝1800ｍ戦に向かいたい気持ちがあります」（3/30近況）
助 手 26栗坂重 60.3 -43.7 -29.2 -14.7 馬なり余力
助 手 29栗坂良 54.8 -39.6 -25.4 -12.5 馬なり余力 メイショウミライ(古ｵｰﾌﾟﾝ)馬ナリと同入
助 手 31栗東Ｅ良 14.1 馬なり
エディストーン
・在厩場所：美浦トレセン
田中博師「先週末は南Ｗコースで単走での追い切りを行いました。内目を回って70-40と時計的にはそれほど目立ったものではありませんでしたが、重たい馬場の中でしたし、乗っていた助手の感触もまずまずのようでした。そして、30日に南Ｗコースで併せて追い切りを行い、道中はエディストーンが3馬身追走して、直線では内から併せに掛かると、最後は古馬1勝クラスの馬と馬体を並べて終えています。1週前追い切りということでしっかりと負荷を掛けたかったですから、6ハロン82秒くらいの時計を出しました。右半身の硬さがある馬なのですが、走っているとそこまで気になりませんし、ダイナミックに動けていると思います。ただ、頭が高いのは良いものの、やはり首を使えていないので、そこは課題ですね。また、今週は先行した馬に並びかけていくと、やや嫌がるような素振りを見せていたので、実戦の多頭数になると余計に心配ではあります。調教を手伝っていただいた上野翔騎手は、『とても良い馬ですが、走法的に少し叩きつける感じですから、芝だけでなくダートでも通用しそうですよ。まだ心身の幼さはあるものの、ポテンシャルは秘めていますね』と話していました。なお、来週のレースですが、鞍上はＣ．ルメール騎手に依頼しています」（3/30近況）
助 手 26美Ｗ不 70.8 -55.0 -40.0 -11.8 馬なり余力
上野翔 30美Ｗ良 82.8 -66.0 -50.6 -36.3 -11.4 直強め パーカッション(古馬１勝)馬ナリの内0.5秒追走同入
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２３日の検疫で新天地の栗東・西園翔厩舎へやってきたアッシュフォード。その後は順調に追い切りを行い、時計を出していますが、動きはなかなか軽快。デビュー戦時は心身の幼さが目立ちましたが、じっくり乗り込まれ、確実に成長は窺えます。また、今回の更新で早速次走の予定が示され、１５日の福島・芝１８００ｍへ向かうことに。ちょっと意外な選択かなと思いますが、距離を詰めることでキレが見られることを期待。悪くても掲示板入り（５着以内）して、初勝利へのメドは立てて欲しいです。
来週８日の中山・芝２０００ｍでのデビューが決まっているエディストーン。右半身に硬さがあったり、首を上手に使って走れないなど課題はまだまだ残っていますが、追い切りは順調に消化し、時計＆動きはマズマズ。この馬なりに仕上がってきていると思います。ただ、気性面でも幼さが目立つので、多頭数の実戦へ行って、どう出てしまうか。期待よりも不安が先立ちます。デビュー戦の鞍上にはＣ.ルメールＪを手配し、期待の程は窺えますが、まずは実戦で色々覚えさせたり、慣れさせたりする必要があるでしょうねえ。使いつつ、良くなって来て欲しいです。
