サンサルテーション(牝・野中)父ドゥラメンテ 母プラウドスペル
・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:坂路コースでキャンター、ゲート練習
野中師「この中間も坂路主体の調教に加えて、ゲート練習を継続しています。ゲート試験を行うにしても、ある程度中身を作っておかないといけないですから、先週末に坂路で15-14程度の時計を出してみました。動きそのものは問題ないものの、負荷を掛けたことによって、両前脚の橈骨に疲れが見られましたし、まだ体質的に弱いところがありますから、負担が掛からないように進めています。ゲート練習では枠入り・駐立は問題なく、手開けで出すところまで進めていますから、来週か再来週には試験を受けられるように態勢を整えていきます」(3/9近況)
助 手 5栗坂良 61.0- 44.8- 29.5- 14.5 馬なり余力
・在厩場所:栗東トレセン/11日に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧予定
・調教内容:坂路コースでキャンター、ゲート練習
野中師「今朝も普通の調教メニューに加えて、ゲート練習を行ったのですが、調教後は脚元に疲れが見られますね。トモが甘いために、前バランスの走りになってしまうので、それで余計に負担が掛かってしまうのかもしれません。歩様も一息ですし、このまま進めて余計に酷くなるといけないですから、ここは無理せず牧場へ戻してケアしてもらうことにしました。ノーザンファームしがらきなら定期的に状態を確認することが出来ますから、連携を取って早期デビューを目指していきたいと思います」(3/10近況)
⇒⇒11日に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。(11日・最新情報より)
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栗東トレセンへ初入厩後、ゲート試験合格へ向け、徐々に進めてきたサンサルテーション。気づくのが遅れましたが、2月23日の登録分でJRAの競走馬登録が完了。これからその存在を示していって欲しいと思っていたのですが、まだまだ内面で弱いところが目立ち、ゲート練習の疲れもあり、脚元の負担が大きくなり、歩様が一息。このまま進めて行くと更に悪化するのは避けられないことから、11日にNFしがらきへ移動し、立て直しを図ることとなりました。
まずは両前脚の橈骨を中心にケアを施してもらい、帰厩がズルズル延びてしまうことは避けてもらわないといけません。そして普通キャンターで長目の距離をしっかり乗り込んでもらい、下地の強化に努めていって欲しいです。