サンサルテーション（牝・野中）父ドゥラメンテ 母プラウドスペル
・在厩場所：ノーザンファームしがらき
調教主任「明日の検疫でトレセンに戻ることが決まりました。この中間は前捌きの硬さに注意しながら坂路コースで乗り出しましたが、硬さは相変わらず気になるものの、ハロン16秒までなら問題なく進めることが出来ています。トレセンでは更に負荷が掛かりますが、このままトラブル無くデビュー戦まで行ってほしいところです。馬体重は５３１キロです」（7/14近況）
・在厩場所：栗東トレセン
15日(土)に栗東トレセンへ帰厩しています。
・在厩場所：栗東トレセン
野中師「先週末にこちらへ戻ってきましたが、捌きの硬さは窺えるものの、飼い葉食い含めてコンディションは良いですよ。牧場ではある程度のペースで乗り込むことが出来ていたようですが、前回の事もありますので慎重に立ち上げています。まずはゲート試験に受からないことには始まらないので、今週いっぱいは時間を掛けて中身を作り、それでも問題なければ来週からゲート練習を始めていきたいと思っています」（7/19近況）
・在厩場所：栗東トレセン
野中師「前捌きの硬さに注意しながらじっくり立ち上げていましたが、順調に進めることができていましたので、来週からゲート試験に向けて練習を開始していこうと思っていました。ただ、本日の調教後に左前の歩様が悪くなったことから、獣医師にレントゲン検査をしてもらったところ、左前橈側手根骨を剥離骨折していることが判明し、全治３ヶ月以上の診断がおりました。慎重に立ち上げていたにも関わらず、このようなことになってしまい、誠に申し訳ございません」（7/22近況）
中央競馬の未勝利戦がある内での出走が難しい状況となったことから、今後について協議した結果、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。本日に競走馬登録を抹消させていただき、今後は繁殖牝馬となる予定ですが、詳細は後日メッセージボックスにて出資会員の皆様にご案内申し上げます。
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左前の歩様の硬さが気になり、ＮＦしがらきへ戻っていたサンサルテーション。慎重を期しながらケア＋乗り込みを進めていましたが、未勝利終了の期日が迫ってきていることから約１週間ほどの滞在で栗東トレセンへＵターン。１５日からデビューへ向けての調整を始めていました。
ただ、相変わらず脚捌きの硬さが残り、まずはそれを解すことを優先。そして今週ぐらいからゲート練習を本格化させる方針を立てていましたが、２２日の調教後に左前脚の歩様が悪くなり、詳しく検査を行ったところで左前橈側手根骨を剥離骨折が判明。全治３ヶ月の診断ですが、未勝利戦がある期間での出走が難しい状況を踏まえ、未出走のまま引退することになってしまいました。
２歳の３月時は早期デビューを目指せるほどでしたが、その月末に左前第3手根骨を矢状骨折するアクシデント発生。今回の骨折と近い箇所？かと思うので、最初の骨折時に亀裂が浅くても、ボルトを入れて固定する手術を行っていれば、結果は違ったのかな？と思いつつも、元々脚捌きの硬さはあった馬。仮にデビューが叶っていても、結果を出すことは難しかったかなあ。うーん、残念。
また、今後は繁殖牝馬になる予定ですが、ノーザンファームのミックスセールに名前を連ねることが有力かな？ まあ、それでも母系は１本筋が通っているので、第２の馬生で１頭でも多くの活躍馬を輩出してくれれば嬉しいです。ひとまずお疲れ様でした。
