サンサルテーション（牝・野中）父ドゥラメンテ 母プラウドスペル
・在厩場所：栗東トレセン
野中師「昨日も坂路コースを軽く登坂したのですが、一昨日よりも左前の歩様に硬さが目立ち、躓きそうなぐらいでした。スクミの方は気にならないものの、さすがにこれだけ歩様に見せてしまっていると、このまま進めていくのは厳しいと判断せざるを得ません。未勝利戦が終わるまであまり時間がないにもかかわらず誠に申し訳ございませんが、本日牧場へ戻してもう一度立て直すことにしました。牧場サイドと連携を取って状態把握に努めてまいります」（7/1近況）
・在厩場所：ノーザンファームしがらき
調教主任「先週末にこちらへ戻ってきましたが、聞いていた通り前捌きに硬さが窺えました。現在は軽めの運動に控えていますが、徐々に硬さは解れてきましたし、スクミも気にならないので、ケアを行いながら立ち上げていこうと思います。このまま何事もなければ、来週の検疫で帰厩させる方向で野中師と打ち合わせています。馬体重は５１４キロです」
野中師「放牧に出した後は、少しずつ硬さは解れてきていると報告を受けています。時間があればじっくり立て直すことが出来るのですが、未勝利戦の出走期限までに余裕がない状況ですし、もう一度トレセンに戻して進めてみようと思います。来週の検疫で帰厩させる予定ですが、こちらの獣医師にも毎日診てもらうなどして、何とか良い方向に導いていきたいと思います」（7/7近況）
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
左前脚の歩様がぎこちなくなり、獣医師に診てもらっていたサンサルテーション。その際、『休ませるほどではない』というジャッジでしたが、数日後、歩様の硬さがより目立ち出し、今にも躓きそうということでこのまま進めるのは難しいという野中師の見解。１日にＮＦしがらきへ放牧済でした。
その後はＮＦしがらきで硬さの軽減に努め、徐々に硬さは解れてきて、スクミも問題なし。ケアを優先しながら乗り進めていく方針となり、また、未勝利戦の出走期限まで余裕がないということで来週の検疫で帰厩する予定になっています。
野中師からすれば、牧場に押し切られた感じで苦心の調整が続くことになりますが、歩様の硬さが酷くなり過ぎないように手を尽くしてもらい、ゲート試験合格→デビュー戦へと出来るだけ短い間隔で進んでいけるようにお願いします。
