サリオス
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：10日に南Ｗコースで時計
・次走予定：11月20日の阪神・マイルＣＳ（G１）・Ｒ.ムーアＪ
堀師「先週の追い切りでは予定より速いタイムを刻んだことから、先週末の坂路コースでの時計は15-15を切るくらいの控えめな内容に止めました。そして、今朝は1週前追い切りを南Ｗコースで行い、厩舎で着けているＧＰＳで5ハロンから65.4秒のラスト1ハロンは11.5秒というタイムをマークしています。来週は微調整程度に止めて輸送に挑みたいため、今日は強めの追い切りを課すことにし、道中は3頭縦列の最後方から進める形を採りましたが、スムーズに加速することができ、ラスト2ハロンではフルスピードに乗って、終いを少し促した程度で走り切ることが出来ましたね。息遣いもしっかりとしています。関西圏への移動を考えれば、もっと体付きに余裕が欲しいところですが、この中間も飼い葉を食べており、健康状態は安定しています。今週の追い切りの疲れを残さないように、ウィークポイントの右トモを中心にしっかりとしたケアを施し、より良い状態を整えていければと思います」（11/10近況）
助 手 ６美坂良 61.7- 45.0- 29.0- 14.5 馬なり余力
助 手 10南Ｗ良 83.6- 66.7- 51.9- 36.8- 11.3 一杯に追う ルーカス（古馬３勝）馬なりの内0.2秒追走0.2秒遅れ ゼーゲン（古馬３勝）強めの内0.4秒追走0.2秒先着
アナンシエーション
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：9日に南Ｗコースで時計
・次走予定：11月19日の東京・ダ1400ｍ（C.ルメールＪ）
手塚師「先週は木曜日と日曜日に坂路コースで55-40くらいのところを行っており、その後も問題は無かったことから、9日に南Ｗコースで併せて追い切りを行いました。道中はアナンシエーションが先行して、直線では外に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。全体で70秒を切る程度と、時計的にはそこまで目立たないものの、ゴール前で少し乗り役の手が動く格好となってしまいましたし、良い頃に比べると動きにはまだ良化の余地がありそうです。それでも、前回調整時に比べると歩様の硬さは気になりませんから、この調子で乗り進めていき、上手く来週のレースに向けて態勢を整えていきたいですね。なお、鞍上はC．ルメール騎手に依頼しています」（11/10近況）
助 手 ３美坂良 55.5- 40.8- 27.0- 13.6 馬なり余力
助 手 ６美坂良 55.4- 40.6- 26.7- 13.5 馬なり余力
助 手 ９南Ｗ良 69.7- 53.6- 38.4- 11.8 G前仕掛け レッドバレンティア（二未勝）馬なりの外0.4秒先行同入
サンデュエル
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：軽めの調整
・次走予定：第5回東京開催
栗田師「元々少し歩様の硬い馬なのでダートは合うと思っていましたが、新馬戦から前進を見せてくれて良かったです。マーカンド騎手のようにしっかりと追えるジョッキーも合っていそうでしたね。レース後の状態は右前にソエが出ているものの、今のところは軽度のものですし、歩様にも出していないので心配は要らないでしょう。このまま問題無いようでしたら、続戦する方向で考えています」（11/10近況）
助 手 10美坂良 55.3- 41.2- 27.1- 13.2 馬なり余力 ユイアングレイス（二未勝）馬なりに0.4秒先行同入
リアンティサージュ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：9日に坂路コースで時計
・次走予定：11月26日の東京・キャピタルＳ（Ｌ）・三浦Ｊ
須貝師「9日に坂路で併せて追い切りを行いました。道中はリアンティサージュが先行する形を採り、途中から古馬オープン馬のプルパレイに併せて0.3秒遅れてゴールしています。仕掛けてからの反応はまだ少し鈍く感じたものの、スピードが乗ってからは体がよく動けていましたし、ラスト1ハロン12.3秒のタイムなら十分だと思います。馬体にまだ余裕は感じられるものの、レースまでまだ少し時間がありますから、この調子で再来週の競馬に向けて態勢を整えていければと思っています」（11/10近況）
助 手 ５栗坂良 63.2- 46.2- 29.7- 14.3 馬なり余力
助 手 ６栗坂良 55.3- 39.8- 26.5- 13.5 馬なり余力
助 手 ９栗坂良 52.9- 38.1- 24.6- 12.3 一杯に追う プルパレイ（古オープン）末強めに0.6秒先行0.3秒遅れ
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サリオスはいよいよ来週の出走となりますが、阪神への輸送が控えているので、１０日の追い切りでは最後方追走から直線でビシッと。ルーカスには追いつけませんでしたが、十分な負荷が掛かったのは○。あとは右トモを中心に馬体のメンテナンスを丁寧に行っていってもらえればと思います。馬体重は前走からちょっと減りそうです。
アナンシエーションは帰厩後、順調に追い切りを消化中。脚捌きの硬さは前走よりマシということですが、入念なケアは欠かさず、悪くなることを予防してもらえればと思います。また、次走の鞍上がC.ルメールＪに決定。引き続き乗ってくれるのは有難いですし、前走後にダ１４００ｍへの出走を進言してくれていたので、巻き返してくれることを信じています。
サンデュエルは５回東京開催での出走を予定していますが、右前のソエの状態次第では無理することはありません。また、前走で砂をバンバン被せたので、この経験が生きて、道中の行きっぷり・進みっぷりがかなり良くなって来てくれれば。２度目のダートで結果を出して欲しいです。
リアンティサージュは坂路オンリーの追い切りですが、９日は格上馬相手に坂路でビシッと。遅れ自体は気にする必要はないですし、時計自体は上々。しっかり追うことが出来たのは嬉しいです。あとは余裕のある馬体をプール調教を取り入れるなど色々工夫しながら、力を出せる状態へ持っていって欲しいです。
