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週末(5/7・8)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アストロフィライト(牝・中内田)父ディープインパクト 母ウェイヴェルアベニュー 

土曜中京6R 3歳1勝クラス(芝1600m)5枠5番 川田J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:4日に坂路コースで時計

中内田師「先週、CWコースで長めからしっかり時計を出しているので、今週は負荷が掛かり過ぎないよう、4日に坂路で追い切りを行っています。道中はアストロフィライトが追走し、途中から古馬3勝クラスの馬に併せて同入しています。先々週に坂路で追い切った際は、動き・反応は良かったものの、息の入りがもう一つでしたが、その時と比較するとかなり良くなっていますね。鞍上のゴーサインにも素早く反応出来ていましたし、並びかけた後も馬なりのまま遅れを取ることはなかったですから、心身共に良い状態に仕上がっていますよ。前走は初戦と違って気持ちばかりが先走っていましたし、それで最後のもうひと伸びが利かなかったように思います。ただ、勝ち馬から0.2秒しか負けておらず、悲観する内容ではなかったですから、力を付けている今ならあっさり勝ち上がっても不思議ではありません。本格化するのはもう少し先だと思いますが、アストロフィライトなりに逞しくなっているのは間違いないですから、今の状態でどれだけ良い走りを見せてくれるか楽しみにしています」(5/4近況)

助 手 1栗坂稍 58.4- 41.4- 26.9- 13.1 馬なり余力
助 手 4栗坂良 54.9- 40.1- 25.4- 12.3 馬なり余力 ヴィオリーナ(古馬3勝)馬なりを0.3秒追走同入

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アナンシエーション(牡・手塚)父Union Rags 母Acquant

日曜東京12R 立川特別(ダ1600m)5枠9番 D.レーンJ

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:4日に南Wコースで時計

手塚師「4日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はアナンシエーションが3頭併せの先頭を走り、直線では一番外に進路を取っていきました。最後は遅れてしまったものの、併せた2頭にはジョッキーが乗っていて、こちらは体重のある助手が騎乗していた分もありますから、遅れは特に気にしなくて大丈夫でしょう。現に大外を回って、5ハロンから66.9秒のラスト1ハロンは11.9秒というタイムをマーク出来ているように、最後まで動きはしっかりとして良かったですし、今週のレースに向けて仕上がりは上々です。この中間は念のためにゲートの確認を行っていますが、練習では大人しく駐立出来ていますし、あとは当日のテンションといかに自分のリズムで気分良く走ることが出来るかが鍵になるでしょう。気持ちの方はレースまでの数日気を付けて調整していくと共に、出来れば外枠を引いて砂を被らない位置で道中運べれば、能力的には十分勝ち負け出来るはずです」(5/4近況)

助 手 1美坂良 57.3- 42.2- 27.8- 13.9 馬なり余力
助 手 4南W良 82.7- 66.9- 51.8- 37.6- 11.9 強めに追う アルビージャ(古馬3勝)馬なりの外0.5秒先行0.2秒遅れ

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週末(5/7・8)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。※8日にデビュー戦を迎えるカシオンは別記事にて。

アストロフィライトの前走はデビュー戦同様にスタートで後手を踏むと、Sペースの流れを後方で我慢。そして4角手前から大外を捲るように一気に進出して直線へ。追ってからの反応・勢いから、まとめて面倒見れるかなと思ったら、逃げ・先行馬も楽に追走出来ていた為、追ってから渋太さを発揮。それでもゴール寸前では何とか2着に上がったかと思ったのですが、ハナ+クビ差の4着。改めて能力の高さは示しましたが、結果は伴わず、桜花賞路線を諦め、再度心身の成長を促すことに重きを置くことになりました。

そして今回が約3ヶ月ぶりの実戦。体質の弱さはまだ残り、この期間でグンと良くなったとは言えないも、コツコツ乗り込んできたことで着実に良化。少なからず馬自身がしっかりしてきたことでしょう。また、追い切りの動きに関しては帰厩当初は少しパッとしませんでしたが、1週前追い切りで川田Jが跨り、CWコースで同期相手に大きく追走してアタマ差先着。このひと追いでピリッとし、最終追いの坂路では反応を確かめる程度。この馬らしい軽快さが戻っていますし、能力を発揮できる状態で3戦目を迎えられそうです。

ただ、今回は9頭立ての平場戦ながら、重賞のアーリントンCで4着・5着と惜しいレースを見せたジュンブラッサム・ディオが参戦。その他、シンザン記念で5着に入ったデルマグレムリンの名前も。正直なところ、ここまで相手が揃うとは陣営も想定外かもしれません。まあ、それでも秘めたる素質・ポテンシャルは見劣らないと思うので、アストロフィライトの将来を占う意味では試金石・良い試練の1戦になるのかなと思います。ですので、臆することなく力のある牡馬勢に真っ向勝負を挑んでもらい、負けたとしてもこの経験を今後に役立ててもらえればと思います。

アナンシエーションの前走は担当者の有終の美を飾る為、在厩調整で中山・ダ1800mへ挑むも、他馬からのマークがキツく、コース形態からも器用さを欠いて揉まれる形。レース前からある程度予想されたことでしたが、これは実力ではないと思います。

その後はNF天栄でリフレッシュし、今回は実績を残している東京・ダ1600mへ。最終追い切りでは先行して遅れるも、相手も走る馬ですし、大外を回ってこれだけ動ければ及第点以上。レースへ行って、舞い上がらずに落ち着いて走ってもらわないといけませんが、この舞台は実績を残してきたのでしっかり巻き返してもらわないと。枠に関してはもう少し外が良かったですし、偶数枠を引き当てたかったところ。D.レーンJが乗ってくれるのは心強いですが、テン乗りですし、スタートでの出遅れは覚悟しておいた方が良さそう。

相手関係に目をやると、1番の強敵はクリーンスレイトでしょう。実際、3歳時にこの舞台で鮮やかに差されてしまいましたし、決め手は非凡。きっちり馬体が絞れていれば厄介な存在でしょう。あとは戸崎Jのエコロファルコン、初ダートも血統から合いそうなチャロアイト、この舞台がベストのジョディーズマロンも侮れません。

ただ、アナンシエーションとD.レーンJにとっては、まずは自分のリズムを守り、走り切ることが1番。秘めたる脚力はこのクラスでは明らかに上位ですから。それが叶えば、結果は自然と付いてくるものと信じています。