焼魚定食の表示価格には消費税が含まれています。

出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

週末(11/5・6)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain スノーグレース

土曜東京7R 3歳上1勝クラス・牝馬(ダ1600m)7着(9番人気) 柴田大J

ゆったりとゲートを出ると、道中は後方からレースを進めます。直線では大外に進路を取って脚を伸ばすと、ジリジリと前との差を詰めていき、中団で流れ込んでいます。

中舘英二調教師「中1週での出走でしたが、馬体重は前走と同じくらいで出走させることが出来ましたし、パドックでは落ち着いて歩けていましたね。返し馬もスムーズに入って行くことが出来ましたし、競馬に向かって行くまでの雰囲気に特に問題はありませんでした。ただ、今回は最内枠に入ったことが大きく響いてしまいました。砂を被ると駄目なので、スタート後は一旦後ろに下げて外に出さないといけなかったですからね。それに、芝からダートに入ったところでパラパラと砂を受けたら進みが悪くなってしまい、その分のロスもあって余計に後ろからの競馬を強いられる格好となってしまいました。それでも直線ではよく脚を伸ばしてきてくれているのですが、道中はあまりペースが流れませんでしたし、あそこまで差を詰めるので精一杯でしたね。それでも、気分を害さずに走らせてあげれば、最後まで諦めずに走れるようになっていますし、条件に左右される部分はあるものの、上手く嵌れば結果も付いてきそうだと改めて感じました。柴田大知騎手は、『前走と同じくらいの脚は使ってくれているのですが、今日は内枠が響いてしまいました。ただ、前走から間隔は詰まっていましたが、馬の雰囲気は良かったですよ』と話していました。この後はトレセンに戻ってからの状態を見て判断しますが、精神面を考えると無理をさせる必要は無いのかなと思います。(レース結果)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

・在厩場所:美浦トレセン/近日中に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

中舘師「トレセンに戻って状態を確認しましたが、飼い葉はちゃんと食べてくれていますし、脚元を含めた健康状態に特に問題はありません。この後は優先出走権を獲れませんでしたし、短い間隔で続けて頑張ってくれましたから、一旦ノーザンファーム天栄へ放牧に出してリフレッシュさせたいと思います」(11/9近況)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アマネセール

⇒⇒別記事にて記載済

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

f:id:yakifish:20200513045835g:plain カルトゥーシュ

土曜福島8R 3歳上1勝クラス(芝2600m)8着(5番人気) 西村淳J

格上挑戦。ポンとスタートを決めて5~6番手辺りを追走します。2周目の4コーナーで前をカットされる不利があり、再度ジリジリと伸び脚は見せるも、中団で流れ込んでいます。

松下調教師「レース前の発汗は目立っていたものの、走らせてみるとジョッキーも言っていたように折り合いは問題無かったですから、それが大きく影響したということはありません。かなり良いスタートを切ってくれましたし、行きたい馬を行かせて理想的なポジションで進められたとは思いますが、勝負所で勢いが付いていたところで不利を受けてしまったので、そこは非常に痛かったですね。西村淳也騎手も『ネイチャーシップが前へ入ってきてブレーキを掛けることになったのですが、それが無ければもっと上位へ食い込めたはずです』と非常に悔しそうに話していました。未勝利の身でどうしても勝ちに行く競馬をしないといけないですが、今日のように前が流れて縦長の展開ですと動くタイミングは難しくなりますね…。今回は展開など諸々と噛み合わなかったです。この後はトレセンへ戻ってから状態を確認しまして、それからどうするか検討していきます」(レース結果)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:11月20日の福島・磐梯山特別(角田和J)

松下師「福島競馬場からトレセンに戻って状態を確認したところ、走ったなりの疲労こそ見られたものの、脚元含めて目立ったダメージはありませんでした。当初は年明けの小倉開催を目標に牧場へ戻すつもりでしたが、先週の競馬ではカルトゥーシュを含めて未勝利馬が数頭ほど出走することが出来ていましたし、今週の想定を見ると、現時点で芝2600m戦は頭数が割れていることから、この感じであれば来週の福島・磐梯山特別に出走できるのではないかと見ています。ですから、このまま在厩させて来週の競馬を目標に調整していきたいと思います。なお、鞍上は角田大和騎手に依頼しています」(11/9近況)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードラスター

2022.11.07
11月5日(土)福島12R・3歳上1勝クラス・芝1200mに富田Jで出走。16頭立て6番人気で4枠8番から平均ペースの道中を9、9、10番手と進み、4コーナーでは中央を通って0秒2差の4着でした。馬場は良。タイム1分09秒3、上がり34秒4。馬体重は4キロ増加の510キロでした。

○千田調教師 「私自身は阪神へ臨場中で、モニター越しに確認しています。ずっと着けていても効果が薄まる為、今日はブリンカーを外す形。ジョッキーの意見次第では改めて使うのも一つでしょう。ラストは良い脚だっただけに、このような競馬で安定感が増せばチャンスに繋がるはず。トレセンへ戻ってからの様子を確かめ、可能な限りは続戦の方向で考えたいです」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

2022.11.09
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行い、11月19日(土)福島・3歳上1勝クラス・若手騎手限定・芝1200mもしくは11月20日(日)福島・3歳上1勝クラス・芝1200mに富田騎手で予定しています。

○千田調教師 「『スタート後に少し狭くなって予定よりも1、2列後ろだったが、直線はかなりイイ脚を使えた』との富田騎手の談話でした。11月9日(水)の段階では跨っていませんが、レース前との比較で変わった印象が無し。中1週の間隔で再び福島へ遠征しましょう」

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンダープロット

日曜東京10R 錦秋S(ダ1600m)16着(6番人気) C.ルメール

互角のスタートから好位で流れに乗ります。絶好のポジションで直線に入り追われましたが、昇級初戦は伸びが見られず後方でのゴールとなりました。

加藤征弘調教師「勝ち馬とほぼ同じ位置で、道中のペースからしてもここにいないと勝負にならないポジションで進められていましたし、良い手応えで直線へ向いたのですが、伸びることなく下がってしまいました。ルメール騎手によると『外から迫ってきたガンダルフに被される形となると、嫌気が差して自分から競馬を止めてしまった』とのことです。2勝クラスでしたら相手関係が楽な分ダートでも安定して走ることが出来ましたが、やはり芝の方がいいのではないかと思います。ダート戦に続けて出走して行くと、走ること自体が嫌になってしまう可能性もあるので、そうなる前に芝へ戻すことも視野に入れたいと思います」(レース結果)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

・在厩場所:美浦トレセン/近日中に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整 

加藤征師「ここまで堅実に走ってきた馬ですから、クラスが上がっても良い競馬を見せてくれると思っていただけに残念ですが、幸いレース後の馬体には大きな問題はありませんでした。この後は近日中に放牧へ出させていただき、一度心身のリフレッシュを挟ませていただきたいと思います」(11/9近況)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

週末(11/5・6)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧ををまとめて。※重賞・京王杯2歳Sへ出走したペースセッティングは別記事にて。

ようやく1勝クラスで通用するところを見せてくれたスノーグレース。ただ、今回は中1週での出走+最内枠を引いてしまった為、苦戦は必至で前走より着順を落としてしまうことは覚悟の上でした。

そんな中、パドックに登場してきたスノーグレースはピリピリすることなく、のんびりムード。馬体重もガクッと減ることはなかったですし、この辺りは春からの成長。特に気性面での成長・落ち着きが本物であることが分かって良かったです。

また、今回のレースぶりですが、スタートは若干遅かったですが、出していくとキックバックを浴びてパニックというのが予想されたので、柴田大Jは意識的に遅らせたのかも。そして出たなりの位置で追走することを選ぶと、ダートへ入ると距離ロス覚悟で砂を被りにくい外目へ。よく考えて乗ってくれていたと思います。

そして直線を向いたスノーグレースと柴田大Jは迷うことなく大外へ持ち出し、前を追い掛けることに。追ってからすぐギアが上がることはなかったですが、じわじわ脚をっ繰り出して反撃開始。ただ、前回は強い勝ち馬が逃げ・先行馬を潰してくれましたが、今回は内から勝ち馬が抜け出してきたように、フラットな戦いの分、外々を回るのは不利。スノーグレースは頑張って脚を伸ばしてくれましたが、スムーズに手前が替わらなあったのも痛かったかなと思います。まあ、それでも諦めることなく2戦連続で頑張ってくれたのは明るい材料。母系は奥行きのある馬なので、気性面での成長・安定と共に、新たな1面を見せていって欲しいです。

今後は近日中にNF天栄へ移動予定。年内にもう1戦して欲しいですが、右回り+小回りの中山だとどういうパフォーマンスになるのか。正直なところ、東京よりも走りそうな感触はありません。

夏の小倉戦以来の出走となった未勝利のカルトゥーシュ。今回も格上挑戦で臨むことになりましたが、押せ押せで使ってきた夏とは違い、じっくり立て直した効果で改めてどこまで通用するのかなと見ていました。

パドックに登場してきたカルトゥーシュは悪くない仕上がりだったと思いますが、返し馬でテンションが高くなったのか、レース直前の姿で発汗が目立ったのはちょっとビックリで心配に。それ故、『出遅れは勘弁!』と見ていましたが、ゲートをポンと出て、主導権を握れそうなぐらい。その後、外から主張してくる馬がいて、出入りが激しくなりそうなところで、カルトゥーシュと西村淳Jは1歩引く形を選択。道中は5~6番手あたりをリズム良く追走していました。あとはどのタイミングで捲っていくのかなと見ていたら、今回は距離ロスを避ける意味もあったのか、馬群を捌きつつ進出を開始。カルトゥーシュの手応え・反応は正直良くなかったですが、西村淳Jに導かれてジリジリ押し上げて行きました。そして上手に外目へ持ち出せればと見ていましたが、4角手前でカルトゥーシュの内にいたネイチャーシップに前をカットされ、ブレーキを踏む形。勢いがついてきていたところだったので痛恨。態勢を整えてから追い出されましたが、盛り返す脚はなく、8着に沈んでしまいました。

レース後のカルトゥーシュは脚元等は大丈夫。ただ、未勝利の身なんで次走は年明けの小倉を視野に入れていましたが、福島・芝2600mは意外と狙ってくる馬が少ない様で、方向転換し、来週の福島・磐梯山特別を角田大和Jで目指すこととなりました。まずは思惑通りに特別登録を行う馬が少ないことを願っています。

ロードラスターは休み明けの際、馬体重が絞り切れずに臨むことがあったかと思いますが、今回はプラス4キロでの出走と悪くない仕上がり。ひとまず力は出せる状態にはあると見ていました。

レースに関しては、スタートが決まれば逃げ・先行を予定していたと思うも、ゲートを出てから進路が狭くなる不利。そこで出たなりの位置での競馬へ切り替えたのかなと思います。道中はやや後ろの位置となりましたが、勝負どころからの手応え・反応は上々。余裕を持って、最後の直線を向いてくれたのはビックリ。あとはスムーズに追い出されれば良かったのですが、外へ持ち出せない並びに嵌り、馬群を捌きながらの押し上げ。気持ちの強くないラスターだけに最後の最後で伸びあぐねることを想像したのですが、上位2頭には少し差を付けられるも、諦めることなく最後まで奮闘。3着馬とはハナ差だっただけにこれは何とか交わして欲しかったのですが…。うーん、残念。

そんな中、逃げないとダメだった1勝クラスにおいて、控える形で結果が出たのは明るい材料。道中で溜めが利くとこれぐらいの脚は使えるので、先々を見据えても、こういう競馬を続けていって欲しいです。安定感が違ってきますから。

今後については中1週のローテで再度福島へ。土曜か日曜かは相手関係や想定を見ながらの決定になるでしょうが、ラスターには踏ん張ってもらい、前走に負けない状態でレースへ臨めるように粛々と進めてもらえればと思います。

ダートでも堅実性を発揮し、3勝クラスへ駆け上がってきたアンダープロット。除外にあい、一旦NF天栄でリフレッシュすることとなりましたが、状態面での不安なく、追い切りの動き・内容は上々。非常に良い状態でレースへ臨めたと思います。ただ、ダートでの2戦の走破時計は地味なので、どこまで時計を詰めることが出来るのかに注目。決め手の無さを補う意味では距離短縮はプラスに出るのかなとも見ていました。

レースは五分のスタートから芝スタートを味方に行き脚が付いて、スッと3番手からの追走。揉まれ込むことなく気分良く走れていたと思います。そして勝負どころから最後の直線を向くまでは手応えも良く、あとは鞍上のGOサインを待つのみ。それ故、ここから真っ逆さまな成績が待っているとは想像もしませんでした。

直線で追われたアンダープロットは反応も良く、鞍上の指示に対して伸びようと頑張ってくれましたが、早めに外から鬼気迫るガンダルフが襲い掛かり、外から被せられるような形になると、抵抗する仕草を見せずにジリジリ後退。まさか嫌気を差して止まってしまうとは想像できず。これまでそういう面は見せなかったですが、母系は元々気の弱いところがあるので、アンダープロットにもきっちり受け継がれていたということでしょう。ただ、まさかまさかの最下位に沈んでしまうとはショックは大きいです。

レース後のアンダープロットはレースで力を出し切っていない分、元気・活気十分。ただ、精神的なダメージは受けていると思われるので、ここで一息入れて心身のリフレッシュを存分に叶えて行ってもらえればと思います。おそらく次走では芝へ戻してくるでしょうが、改めてマイルでの走りの適性を探って欲しいところ。決め手不足を補うには距離を詰めてみることは1案ですから。そして最下位に終わった今回から大きくジャンプアップし、次走では堅実なアンダープロットを取り戻して貰わないといけません。