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日曜日(9/4)<午前の部>の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ペースセッティング

日曜小倉2R 2歳未勝利(芝1200m)7枠11番 坂井瑠J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:8月31日に坂路コースで時計

安田隆師「今週は小倉競馬場までの輸送が控えていることから、先週末に坂路で終い重点で追い切りを行っており、その際はラスト1ハロン11.9秒の好タイムをマークしてくれました。昨日も同様に坂路で終い重点で行い、目一杯ではなかったものの、鞍上の手が動くと力強く駆け上がってくれました。前走と比較するとガラッと良くなったとまで言わないものの、ペースセッティングなりに着実に力を付けていると思いますし、一度競馬を使ったことによって走りに対してより前向きさが出てきたように思います。前走はいかにも初戦らしく、ゲートの出がモッサリだったことに加えて、エンジンの掛かりが遅かったですが、今回はその点はピリッとしてくるでしょうから、心配していません。最後の直線の伸び脚はさすがと思わせましたから、今回こそはしっかり勝ち上がってもらいたいところです」(9/1近況)

助 手 28栗坂良 56.7- 39.1- 24.3- 11.9 強めに追う
助 手 31栗坂良 54.3- 39.2- 25.3- 12.2 末強め追う

f:id:yakifish:20200513045835g:plain リヴィア

日曜小倉4R 3歳未勝利(芝2000m)8枠16番 北村友J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:8月31日に栗Pコースで時計

安田翔師「除外なら次の中京開催まで待つつもりでしたが、節が足りることに加えて、この中間の馬場の状況を踏まえた結果、9月4日の小倉・芝2000m戦に出馬投票させていただきました。昨日、ポリトラックコースで追い切りを行っています。同じ3歳未勝利馬の内側に併せて同入しましたが、終い重点とはいえ、仕掛けてからの反応・動き共に良かったですよ。先週末に坂路で時計を出した際は、幾らかモタついた動きでしたが、フラットコースでは軽快に走っていましたし、最後はまだ余力すら残っていましたから、仕上がりとしては前回以上に良いですよ。前走は速い馬場でこの馬の良さを活かし切れなかったことがすべてだと思います。いかに消耗戦に持ち込むことが出来るかがカギになりますから、適度に馬場が緩くなって、この馬のバテない強みを活かす展開になって欲しいところです」(9/1近況)

助 手 28栗坂良 57.2- 42.0- 27.5- 13.1 馬なり余力
助 手 31栗P良 84.5- 67.0- 51.8- 38.3- 12.4 強めに追う バーニングヒート(三未勝)馬なりの内同入

f:id:yakifish:20200513045835g:plain カシオン

日曜新潟4R 3歳未勝利(芝2200m)5枠9番 内田博J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:1日に坂路コースで時計 

古賀師「先週末も坂路コースで追い切りを消化していますが、55-40と全体時計はそれほど速いものではないものの、ラスト1ハロンだけ少し脚を伸ばして12秒台を出しています。苦しいところを乗り越えて軌道に乗ってきましたから、動きは週ごとにどんどん良くなっていますね。休ませた期間が長かったですし、まだ体や中身は完全に整っている訳では無いですが、スクまないことがこの馬にとっては何より大事ですからね。そして、1日にも坂路コースで追い切りを行い、単走で56秒台の時計で終えています。馬場が重たかったせいか少しバタバタとなってしまったところはありますが、何より上がりの運動でもスクみませんでしたから、これでレースへ向かえそうですね。当初はダ1800m戦を予定していましたが、権利を持っている馬たちが揃っていてメンバーレベルが高く、加えて確実に入るとは言えない状況だったため、同日の芝2200m戦に内田博Jで出馬投票いたしました。最後まで諦めずに追ってくれる騎手ですし、悔いの残らない競馬をしてもらうつもりです」(9/1近況)

助 手 28美坂稍 55.5- 39.6- 26.0- 12.9 馬なり余力
助 手 1美坂稍 56.0- 40.3- 26.6- 13.2 強めに追う

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日曜日(9/4)<午前の部(1~4Rまで)>に出走する出資馬の出走記事をまとめて。

福島の芝1200mでデビュー戦を迎えたペースセッティング。追い切りでは好時計を連発し、性能の高さを示していたので、レース前には『先を見据えた勝ち方』というようなコメントも出る程。ただ、いざ実戦では追い切りでテンからビシッとやっていなかったのがマイナスに働き、序盤はモタモタ。勝負どころからの走りもやや大雑把な感じでモタモタしていましたが、直線ではひと追い毎に前との差を詰め、勝ち馬とは頭差まで肉薄。ちょっと勿体ない2着ではありましたが、素質の一端は示せたと思います。

その後はNFしがらきでリフレッシュ。秋競馬まで待つのかなと見ていましたが、2戦目へ選んだのは小倉・芝1200m。デビュー戦を勝っていれば小倉2歳Sへ挑戦という流れだったんだなと思います。帰厩後のペースセッティングの動きですが、引き続き軽快な動きを披露。特に1週前のCWでの併せ馬では馬場の大外を回り、ラスト1ハロン11秒0を馬なりでマークと絶品。直前は坂路でサラッと追われましたが、仕上がりは上々です。

あとは1度実戦を経験し、攻めを幾分強化したことによってどこまで変わってくるのか。渋った馬場への対応も気になるところです。今回、外目の枠に入りましたが、最終週で外伸び傾向にある馬場を踏まえれば、悪くないでしょう。ただ、不安点を挙げると、まだまだ心身の幼さを感じさせること+速い時計への対応力。行きっぷりがガラッと良くなり、序盤から楽に追走できるかどうかが分かれ目になってくるでしょう。

リヴィアは一旦、3歳未勝利が終了する期間内での初勝利を諦めましたが、節(レース間隔)が足りそうということで帰厩し、出走の可能性を探ってきましたが、日曜小倉の芝2000mへ滑り込み。帰厩後の追い切りの動き・内容にはやや不満も、馬体はひとまずキープできている様子。あとは小倉への長距離輸送を何とか辛抱して欲しいです。

レースに関してですが、雨模様で時計の掛かる馬場になりそうなのはプラスですし、大外枠なので揉まれ込むことはないでしょう。北村友Jには馬場の良いところを選びながら、勝負どころからジワッと仕掛けていって欲しいです。ただ、成績が上昇したキッカケは直線の長い+左回りのコースへ切り替えてから。各馬共に初勝利へどん欲に来ると思いますし、勝負どころでゴチャゴチャしてしまうと辛いです。また、格上で1勝クラスへ使っていくことが決まっているので、ここは展開が嵌るのを待つぐらいの余裕を持ったレースに徹してもらい、ライバルたちの脚が上がったところ、直線でグイグイ差し込んできて欲しいです。

カシオンは帰厩後も体質の弱さを覗かせ、追い切りを行えない時期もあり、まさに何とか最終週に間に合わせただけという感じ。追い切り時計は強調できるものではありませんから。ですので、ここは苦戦濃厚で引退へという道筋が見えてしまうのですが、1発狙うならダートではなく芝だと思っていたので、芝2200mのココへチャレンジしてくれたことは感謝感謝。硬さの出やすい体質なので雨で馬場がソフトになってくるのも良いでしょう。

ただ、前走からの良化は期待し辛いですし、走ることへの前向きさ・集中力も足りず。結果は仕方ないと割り切り、レースの流れに乗り、少しでも見せ場を作ってくれることを願っています。