アリーヴォ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：4日にＣＷコースで時計
・次走予定：1月15日の小倉・壇之浦Ｓ（吉田隼Ｊ）
杉山晴師「帰厩後も問題なく、昨年末に坂路で14－14程度の追い切りを行いました。そして、今週は4日にＣＷコースで追い切りを行い、その際にレースに騎乗してもらうことになった吉田隼騎手に調教を手伝っていただきましたが、『コースに入ってからもムキになることはなく、道中はリラックスして走っていましたね。また、最後の直線で仕掛けていくとスッと反応して、最後までしっかり動けていましたし、息づかいの感じも良かったです。このひと追いで更に良くなってきそうです』とのことでした。来週は小倉競馬場までの輸送が控えているので、息を整える程度に仕上げてレースに臨むつもりですが、今週の追い切りでもう一段階上向いてきそうですし、良い状態で来週の競馬に向かうことが出来そうです」（1/6近況）
助 手 31栗坂良 56.5- 41.6- 27.1- 13.7 馬なり余力
吉田隼 ４ＣＷ良 78.5- 64.1- 49.9- 35.6- 11.1 一杯に追う
ドゥラモンド
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：6日に南Ｗコースで時計
・次走予定：1月23日の中山・芝1600ｍ
手塚師「こちらに帰厩後は坂路コース中心に時計を出していましたが、特に問題はなかったので、6日には南Ｗコースでの追い切りを併せて行いました。道中はドゥラモンドが先行して、直線ではしっかりと追われたものの、最後は遅れてゴールしています。未勝利馬相手に遅れを取ったものの、相手は追い切りから動くタイプだったことに加えて体重の軽い乗り役が跨っていましたから、その影響も多少はあったのでしょう。ただ、ドゥラモンド自身も行きっぷりがあまり良くなかったことも事実で、そこは今後の追い切りで良化を図っていきたいところです。また、追い切りの動きに影響している部分もあるのかもしれませんが、これまでに比べると大人しいように見えるものの、年齢を重ねて落ち着きが出て来たと良い方に捉えたいですね。第1回中山最終週に芝1600ｍ戦が組まれていて、そこを目標に進めていく方針で、まだレースまで時間はありますし、しっかりと状態を整えられるように努めていきます」（1/6近況）
嶋 田 ３美坂良 58.4- 43.7- 29.0- 14.7 馬なり余力
助 手 ６南Ｗ良 69.4- 54.0- 38.7- 12.1 一杯に追う エンギダルマ（三未勝）末強めの外0.3秒先行0.6秒遅れ
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来週の小倉・壇之浦Ｓへの出走を予定しているアリーヴォは４日にＣＷコースで１週前追い切りを敢行。次走で久々に手綱を取ることになった吉田隼Ｊを背にＣＷコースでビシッと。馬場の真ん中を通ってきているので時計は過大評価できませんが、改めて非凡な脚力を示してくれていますし、１度実戦で騎乗しているので癖を掴んでくれています。このひと追いでほぼほぼ仕上がったかと思うので、直前はテンションを上げ過ぎないようにサラッとやり過ごしてもらえればと思います。距離が一気に詰まっても、元々１８００ｍ～２０００ｍが合うと思うので、しっかり結果を出し、次の小倉大賞典へ参戦できるようにお願いします。
先月２５日に美浦へ戻ってきたドゥラモンドは順調に追い切りを重ねていますが、６日の追い切りでは３歳未勝利のエンギダルマに一蹴される感じに。まあ、相手は未勝利ながら桜花賞馬アユサンの仔ですし、将来性の高そうな馬。悲観する時計でもないので、追い切りを重ねながら、素軽さ＋前向きさが加わってきてくれればなあと思います。また、次走は予想どおり、２３日の中山・芝１６００ｍ。今度は平場戦になりますし、開催が進んで馬場が傷むのは悪くありません。スカッと今年の初戦を勝って、善戦続きに終止符を打ってもらいたいです。
