オリーブベリー
・在厩場所：美浦トレセン
・次走予定：第2回福島開催
・調教内容：22日に南Ｗコースで時計
武市師「先週末に南Ｗコースで70-40くらいの時計を出しています。単走ではあったものの、この馬なりにスムーズに動けていたと思いますし、折り合いもそれなりに付いていました。22日にも同じく南Ｗコースで単走での追い切りを行いましたが、全体時計は68秒くらいで終えています。まだ馬体重が520キロと前走時よりも10キロ増えていることもあって、息遣いには重たさを感じますが、走りに関しては先週末よりも一段と良くなってきていますし、楽に動けるようになっていますよ。ただ、若干左前の深管には疲れが溜まりやすく、そして右トモの緩さも気になりますので、その辺りを考慮しながら今後も進めていきます。早ければ来週の福島・ダ1150ｍ戦で使いたい気持ちを持っているものの、週末・来週の追い切りを見てから最終的に判断いたします」（6/22近況）
助 手 19南Ｗ稍 70.1- 55.0- 40.3- 13.4 馬なり余力
助 手 22南Ｗ稍 68.2- 52.2- 37.6- 12.2 G前仕掛け
クラシックステップ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：23日にＣＷコースで時計
・次走予定：7月3日の小倉・芝1800ｍ（北村友Ｊ）
安田隆師「23日にＣＷコースで追い切りを行いました。道中はクラシックステップが先行する形を採り、最後の直線で2歳新馬の外側へ併せて0.1秒先着しています。格下相手と言うこともあって、こちらは終始馬なりのままでしたが、ラスト1ハロン11.5秒のタイムをマークしているように以前よりも楽に動けるようになってきましたね。喉の方も、舌を上手く抑え込むような馬具に替えてからは、止め際にゴロゴロと鳴る程度で、道中は気になることはありません。追い切りの動きだけ見ればもっとやれて良い馬ですから、ゆったりとした距離でリズムよく運べれば、最後までしっかり走ってくれるはずです。中間に頓挫はあったものの、レース1週前としては順調に仕上がってきましたから、この調子で来週の競馬に備えていきたいと思います」（6/23近況）
助 手 19栗坂良 57.8- 42.1- 27.9- 14.3 馬なり余力
助 手 23ＣＷ重 84.9- 69.1- 53.9- 38.1- 11.5 馬なり余力 ノイアーターク（新馬）強めの外1.0秒先行0.1秒先着
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：22日にＣＷコースで時計
・次走予定：7月10日の小倉・芝2600ｍ（鮫島駿Ｊ）
松下師「先週末にＣＷコースで長めからサッと時計を出しましたが、左前脚の骨瘤の状態は良い意味で変わりありませんでした。そして今週は22日にＣＷコースで追い切りを行い、道中はカルトゥーシュが先行し、最後の直線で同じ3歳未勝利の内側へ併せてクビ差遅れてゴールしています。全体・終い共に時計はまずまず出ていますが、強め1本目と言うこともあって、勝負どころでは少しモタモタした感じでしたね。でも、このひと追いでピリッとしてくるでしょうし、レースまでまだ少し時間があることを考えれば、十分態勢が整ってくるのではないかと考えています。なお、鞍上は鮫島克駿騎手に依頼させていただきました」（6/23近況）
助 手 19ＣＷ良 84.8- 68.9- 53.8- 38.9- 12.2 馬なり余力 ブレットアーチ（三未勝）馬なりの内1.0秒先行同
助 手 22ＣＷ不 99.3- 82.7- 67.7- 53.3- 38.3- 12.2 一杯に追う ブレットアーチ（三未勝）一杯の内1.4秒先行クビ遅れ
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週末から始まる福島・ダ１１５０ｍへの出走を目指しているオリーヴベリー。帰厩後、スムーズに追い切りへ移行出来ていますが、馬体はまだ少し重い様子。動き自体はマズマズです。ただ、左前の深管・右トモの緩さと馬体面で不安を抱えているので、入念なケアを行いつつ、体調アップ＆動きの質の向上を図って欲しいです。
クラシックステップは今週末の小倉・芝１８００ｍへ出走を切り替えていましたが、その後、蹄の状態は安定し、追い切りを２本消化。少しずつ素軽さが出てきているかなと思います。ただ、スタートが遅いですし、器用さに欠けるタイプ。それ故、小倉の芝１８００ｍで力を出し切れるかとなると…。まずは次走への優先権を死守し、未勝利突破への可能性を繋いで欲しいです。
前回の更新で次走の予定が示されたカルトゥーシュ。未定だった鞍上は鮫島駿Ｊへと決まりました。また、帰厩後の追い切りを見ると、強調できるほどの時計は出ていませんが、２２日の追い切りでは長目７ハロンからビシッと。このひと追いでグッと上がってくると思いますし、引き続き追い切りでは併せ馬を多く取り入れ、走ることへの意欲を引き出してもらいたいです。
