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週末(1/22・23)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アマネセール

土曜中京7R 4歳上1勝クラス(芝2200m)8枠9番 和田竜J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:19日に坂路コースで時計

茶木師「当初は1月22日の小倉・鳥栖特別に鮫島駿Jで向かう予定でしたが、想定の最終版では同日の中京・芝2200m戦の頭数が10頭に至らず、また今週末は九州地方の天候が悪くなると予想されることから、当初の予定を変更させていただいて、1月22日の中京・芝2200m戦に和田竜Jで出馬投票させていただきました。前走から中1週での競馬となることから、19日は坂路で終い重点で併せる形を採りました。道中はアマネセールが追走し、途中から古馬1勝クラスの馬に併せて行きましたが、一杯に手が動いていた相手に対して、こちらは馬なりのまま楽々駆け上がってくれました。前走後は脚元を気にすることや気持ちが入り過ぎるようなところはなく、むしろ一度使ったことによって心身ともに上積みが感じられますね。小回りコースの小倉競馬場で走らせたい気持ちがあったものの、前走騎乗した吉田隼Jから『小回りコースの小倉、もしくは中京なら2200m戦で、ペースが落ち着いたところで早めに動いて粘り込むような競馬がこの馬には良い』と話があったように、条件としては良いと思います。前走は久々の影響から、少し力むところが窺えたので、いかに落ち着いて走ることが出来るかがカギになるものの、一度使ってガス抜きは出来ていると思いますし、和田竜Jなら上手くエスコートしてくれると思うので、良い走りを期待したいところです」(1/20近況)

助 手 19栗坂良 53.3- 39.4- 25.6- 12.9 馬なり余力 イシュタルゲート(古馬1勝)一杯を0.2秒追走同入

f:id:yakifish:20200513045835g:plain パラダイスリーフ

土曜中山11R 初富士S(芝2000m)1枠1番 C.ルメール

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:19日に南Wコースで時計

木村師「体や息遣いに重たさが残っていたことから、先週末の追い切りはいつもより負荷を掛ける形を採りました。前半はそれほど急かさずに入り、終い重点にしっかりと追っています。そして、19日には南Wコースで3頭併せでの追い切りを行い、道中はパラダイスリーフが2番手を追走して、最後は同入で終えています。前走は少し進みが悪かった印象なので、より実戦を意識した調教を行いましたが、中身の重たさが解消されたことで、動きは上々ですし、バランス良く走れていたのかなと思います。右前に関しても良い意味で変わりませんし、ここまで加減することなく調教することが出来たので、レース当該週で態勢は整ったと思います。今回は2走前に良い勝ち方をした中山・芝2000m戦ですので、前走以上の結果を求めたいと思います」(1/20近況)

助 手 16美坂良 54.2- 39.0- 25.1- 12.3 一杯に追う
助 手 19南W良 68.4- 53.5- 38.9- 11.7 G前仕掛け ナイトフローリック(古馬1勝)馬なりの外0.3秒先行同入
助 手 21美坂良 60.7- 44.4- 28.9- 14.2 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド

日曜中山11R 4歳上2勝クラス(芝1600m)7枠7番 C.ルメール

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:19日に南Wコースで時計

手塚師「19日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中は3頭併せの最後方を追走して、直線では最内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は少し遅れてゴールしています。追い付くことは出来なかったものの、助手が騎乗していたことに加え、馬場の真ん中あたりを通って、5ハロンから66.7秒のラスト1ハロン11.9秒とタイムは悪くなかったですから、大きく気にする必要はないでしょう。ただ、直線では一杯に追う格好になったように、相変わらずこれまでと比べるとグイグイ進んで行く感じが無く、馬が大人しい印象です。昨年の同じ時期も重賞だったとは言えあまり良い走りが出来ませんでしたし、もしかすると寒いのは苦手なタイプなのかもしれませんが、年を取って落ち着きが増している部分もあるのは確かですからね。馬の見た目自体は悪くありませんし、ルメール騎手が騎乗してくれることもありますから、ここ数戦の走りからも恥ずかしい競馬にはならないと感じています」(1/20近況)

助 手 16美坂良 57.1- 42.7- 27.3- 13.1 馬なり余力
助 手 19南W良 83.6- 66.7- 51.5- 36.8- 11.9 一杯に追う アルビージャ(古馬3勝)馬なりの内1.4秒追走0.4秒遅れ

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週末(1/22・23)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。※日曜小倉でデビューを迎えるモルレーは別記事にて。

前走から中1週のローテで早くも今年の2戦目を迎えるアマネセール。追い切りは19日の坂路追い1本のみになりますが、馬なりでサッと行い、余力十分に駆け上がっています。少なからず上積みはあるでしょう。

出走レースに関しては、小倉・鳥栖特別を直前まで予定していましたが、想定で頭数が少ないことが分かり、また、前走後の吉田隼Jのコメントを参考にここへ。前走はSペースの決め手勝負で直線で少し脚を伸ばした程度で終わりましたが、距離延長を武器にどこかで動いて行ければ。一時期、障害に転向していた馬なのでスタミナはあるでしょうし。まあ、和田竜Jを配してきたので、アマネセールをしっかり動かしてもらい、失速を恐れない強気な走りを見せて欲しいです。人気上位馬の牙城を崩すのは簡単ではないでしょうが、幾らか時計が掛かる馬場は合っているので、和田Jの叱咤激励に応える形で渋太く渋太く、粘り込んで欲しいです。

長期休養明けを鮮やかに突き抜け、潜在能力の高さを改めて見せつけてくれたパラダイスリーフ。それ故、昇級戦となった前走でも好勝負を期待していたのですが、ペースが上がった際にモタモタし、直線を向く時の鞍上の手応えが一息。直線で沈むシーンが頭を過ぎりましたが、そこは底力で踏み止まっての3着。何とか格好はつけてくれましたが、牧場&厩舎での調整が軽かったですし、2走目のポカだったのかなあ。

前走後は再度NF天栄へ戻して英気を養ってきましたが、敗戦の反省を踏まえ、牧場時は特別扱いせず、乗り込みを強化。そして少し早い1ヶ月前に帰厩し、丹念な乗り込み。息遣いや動きには物足りなさを残していましたが、先週末に坂路でビシッとやった効果は大きく、直前は少し気合をつけるも併入。万全とは言えなくても、能力を発揮できるところまでは整っていると思います。

あとはC.ルメールJの手腕に託すのみですが、前走55キロで負けているのに1キロ増の56キロは見込まれた感はあります。他馬との比較+前走で負けたスカイフェイスが中山金杯で2着に入ったのも影響はあるのでしょう。ちょっと不満はありますが、それだけ評価されていると前向きに考え、終わってみれば『もう少しハンデを課しておけば』と言われるぐらいの走りを見せ、ここでOP入りを決めて欲しいです。

自己条件からの再出発後、安定した走りを繰り返しているドゥラモンド。コツコツ稼いでくれるのは有難いですが、正攻法の競馬だと決め手の差が出てしまい善戦止まり。特に前走では勝ち馬に全く歯が立ちませんでしたが、マイルの距離を克服できただけは良かったです。

前走後はNF天栄へ移動し、英気を養ってきましたが、完敗だった前走の疲れが抜けるのが遅く、その後の良化もスロー。どこか痛かったという訳ではないのですが、ようやく上向いてきたのが12月に入ってからのことでした。まあ、その後は淡々と調教メニューをこなし、速いところも行い、1回中山開催での出走を目指し、先月25日に帰厩。トレセンではスムーズに追い切りへと移行できたのですが、動き自体はやや物足りず。手塚厩舎なので年齢関係なく素質馬が揃っていますが、以前はもう少し動けたように思うのですが、今回は併せ馬で見劣るケースが目立ちます。昨年も寒い時期はもう1つでしたし、年齢とキャリアを重ねてズブさが出てきているのでしょう。また、馬体に余裕があるのがピリッとしたところを隠しているのかなあと思います。

相手関係に目を遣ると、8頭立てというのは歓迎ですが、ドゥラモンドと上位人気を形成するジュンブルースカイ・チアチアクラシカ・リーガルバトルは力の拮抗した存在。今回も楽な相手ではないですし、デキは完調手前。鞍上の手腕とドゥラモンドの底力に託してどこまで通じるか。スタートが1つ鍵になってくるでしょうが、個人的には2戦目のアスター賞のように後方からのひと捲りで有力馬を内に封じ込めて欲しいです。