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土曜日(4/23)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンブロジオ

土曜福島4R 障害4歳上未勝利(障2750m)2枠2番 小野寺J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:20日に南Bコースで時計

菊沢師「その後も大きな問題なく調整を進めることが出来ており、20日に南Bコースで追い切りを行いました。障害を一通り見せた後に単走で時計を出しましたが、全体で67.4秒のラスト1ハロンは12.4秒と、まずまずのタイムでまとめることが出来ましたね。最後まで手応え十分に走り切れていて、動きには特に文句を付けるところは無かったですし、上がって来た時の息遣いも良かったですから、良い状態で今週のレースに向かうことが出来そうです。福島の障害コースでは初めてのレースになりますが、同じく初経験の小倉ではいきなり2着と好走してくれましたし、今回も上手く対応してくれると思います。2月の小倉開催では惜しくも勝ち切ることは出来なかったものの、安定して力を出してくれていますし、ここでもしっかりと自身の能力を発揮して、今度こそ良い結果を残してもらいたいと期待しています」(4/21近況)

助 手 20南B稍 67.4- 52.0- 37.8- 12.4 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アマネセール

土曜福島9R 飯盛山特別(芝2000m)7枠7番 西村淳J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:21日に坂路コースで時計

茶木師「ギリギリまで相手関係を考慮した結果、4月23日の福島・飯盛山特別に出馬投票させていただきました。19,20日に坂路で15-15程度の時計が出ていますが、決してオーバーワークではありませんので心配しないでください。無理に抱えて背腰に疲れを溜めてしまうといけないですし、馬の気持ちを優先にした結果、自然と時計が出ているので、この馬にとってはこれぐらいのペースが丁度良いのでしょう。今週は福島競馬場までの輸送が控えているので、21日の追い切りは疲労が残らない程度に坂路で行いました。坂路ではあまり時計が出る馬ではありませんが、数字以上に楽に動けていましたし、体の使い方がとても良いですね。瞬発力勝負となると分が悪くなるものの、持久戦に持ち込んで上手く展開が嵌ればチャンスも出てくると思うので、状態の良さを活かして良い走りを見せてもらいたいところです」(4/21近況)

助 手 17栗坂良 60.5- 44.6- 29.4- 14.7 馬なり余力
助 手 19栗坂良 59.2- 43.9- 29.9- 15.5 馬なり余力
助 手 20栗坂良 60.1- 43.9- 28.9- 14.6 馬なり余力
助 手 21栗坂良 53.8- 39.1- 25.6- 12.7 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ミスビアンカ

土曜東京10R 晩春S(芝1400m)8枠17番 藤懸J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:20日に坂路コースで時計

高橋忠師「この中間も52キロの斤量で騎乗できる乗り役を探していましたが、この馬に見合ったジョッキーが不在でしたので、調教で感触を掴んでもらっている藤懸貴志騎手で臨ませていただくことにしました。20日に坂路で追い切りを行いました。気持ちが入り過ぎないよう、単走の形を採りましたが、コースに入った後もムキになり過ぎることもなく、最後まで軽快に駆け上がってくれました。全体が55.2秒で、終い12.6秒と、時計こそ目立つものではありませんでしたが、動き・反応ともに良かったですし、何より硬さがなくシャープな脚捌きだったのは評価できますね。良い頃と比較すると馬体の張り・艶はまだ物足りないものの、冬毛が抜けて見映えが良くなってきましたし、ここ最近の中では良い状態で競馬に向かえそうです。前走はスタートを決めてくれたものの、二の脚がもう一つ付かなかったことを考えると硬さが幾らか影響してしまったのかもしれません。今回は心身ともにフレッシュな状態で臨めることもありますし、先程も言いましたが、馬の雰囲気を見る限り硬さは気にならないですから、これまで通りこの馬の競馬に徹することが出来れば、チャンスはあると見ています」(4/21近況)

助 手 20栗坂良 55.2- 39.4- 25.2- 12.6 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド

土曜東京10R 晩春S(芝1400m)8枠16番 C.ルメール

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:20日に南Wコースで時計

手塚師「20日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はドゥラモンドが先行して、直線では外に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。全体で69秒を切るくらいと、そこまで目立つ時計ではなかったものの、終始相手のペースに合わせる格好で、動けなかったわけではなかったですから、特に心配はしていません。馬体の張り・艶は良好で、見た目からも体調面の良さが伝わってきますし、週末にかけて雨の予報も出ていますが、前走で重馬場でも結果を残しているように、多少馬場が渋ったとしても対応できるでしょう。懸念材料のゲートについては、この中間に駐立の確認を行っていますが、練習では大人しくしていますし、本番でも同じ様に挑めれば大きく遅れることは無いはずです。出走を予定しているメンバーを見ても、そこまで抜けた相手は見当たりませんし、昇級初戦になりますが前走に続く結果を期待しています」(4/21近況)

助 手 17美坂稍 56.8- 41.7- 27.6- 14.1 馬なり余力
助 手 20南W稍 68.9- 54.0- 39.4- 12.3 馬なり余力 エクランドール(古馬2勝)馬なりの外0.6秒先行同入

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土曜日(4/23)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。

アンブロジオは小倉へ滞在して障害戦で連続2着。前々走は準OPまで駆け上がった平地力を生かしての2着でしたが、前走は正攻法の競馬で押し切り態勢でしたが、最後の最後で勝ち馬の切れ味に屈してしまいました。

その後はNF天栄へ戻り、短期間で2度使った疲れを癒し、小倉と形態が似ている福島へ。牧場時の乗り込みや帰厩後の追い切り・障害練習はひとまず順調に来ていますし、力を発揮できる状態にはあると思います。

ただ、今回は当日輸送ということでイレ込みが心配ですし、飛越に関してはどうしても第一障害を高くポォーンと飛んでしまう癖。ダートを横切る時に減速してしまうといった課題を残しています。弱点に付け入られた際にどう対応・踏ん張れるか。まあ、アンブロジオと小野寺Jには道中しっかり折り合い、1つ1つ丁寧に飛越を行っていって欲しいです。そうすれば、小倉での走破時計から、結果は自然と付いてきてくれるのかなと見ています。ここで一区切り(初勝利)をつけて欲しい。

アマネセールは土日の福島・特別戦を両睨みで、直前まで色々悩んだようですが、走り慣れた芝2000mの方へ。出走と放牧を繰り返しつつ、レースでの安定感が増してきたのは好印象ですが、勝ち馬とは1秒以上の着差。手応え良く進めても、追ってからの決め手が残念過ぎるのが…。まあ、コツコツ稼いでくれることだけでも有難いのですが。

今回も放牧を挟み、調整は頗る順調に来ていますが、同日に牝馬重賞が行われるので、10頭立てとはいえ粒の揃ったメンバー構成。前走で馬券圏内の馬が4頭いて、掲示板を外してしまったのが3頭のみ。西村淳Jは3戦連続での騎乗でソツなく乗ってきてくれるでしょうが、冷静に判断すると、今回は掲示板に乗れるかどうかといったところでしょう。先週は少し芝丈が長かったのか少し時計を要していましたが、この中間に芝刈りをしているので、時計が速くなっていると余計に辛いです。

まあ、それでも唯一の勝ち星は福島。コース形態は合っていると思うので、今回も直線を迎えるまでは勝ちを意識できるところに位置してもらい、あとはどこまで粘り込みできるか。ツーパンチ程、足りないのは分かっていますが、少しでも上位へ来てほしいです。

ミスビアンカとドゥラモンドは初めての出資馬対決。ミスビアンカはこのクラスでの3戦目、ドゥラモンドは昇級戦となりますが、普通に回って来れば、ドゥラモンドの方が上位へ来るのかなとは思います。

まずミスビアンカですが、2連勝で3勝クラスへ駆け上がってきましたが、ここ2走、自分のスタイル(逃げ)に持ち込めなかったのもありますが、二桁着順で完敗の内容。見事にクラスの壁にぶち当たっているというのが現状です。

前走後からの調整具合ですが、概ね順調に来ていますが、牧場時は冬毛が残り、内面の良化がスローなのかなと見ていましたが、帰厩後の追い切りは好調時と変わりなし。ひと追い毎に馬体の張りや艶は戻ってきているように思います。また、前走時は少し硬さがあったようですが、今回はしっかりリフレッシュし、硬さは軽減。暖かくなって来て、馬体を解しやすくなっています。

あとは52キロの軽ハンデを生かし、どこまで頑張り通せるか。まずはハナを奪えるかどうかが1つポイントでしょうが、オパールシャルムの方がやはり速いかな? その場合は外目の2番手を取りやすい枠に入ったと思うので、リズム良く走らせることを意識してもらえればと思います。繊細な馬なのでちょっとしたことで左右されますが、直線では見せ場を作り、少しでも上位を窺って欲しいです。

一方のドゥラモンドですが、2~3歳時の重賞挑戦で大きい着順に終わるも、自己条件ではとにかく堅実。スタートに難を残しますが、1400mなら幅の広いレースが出来るのが強調点。今回、昇級戦になりますが、素質は見劣らないと思いますし、引き続きC.ルメールJが乗ってくれるので、大きく崩れるようなことはないと思います。

ただ、相手関係に目を遣ると、新潟戦で完敗を食らったテンハッピーローズ、前走の阪神戦は負けて強しの内容だったソウルトレイン、連続2着と頑張っているオパールシャルムは手強いですし、ショウナンアレス・タイキスウォードも勢いを感じます。そして今回は開幕週の1戦なので時計が速くなりそう。まだまだ上を目指してもらわないといけない馬ですから、ここは試練というか、壁に跳ね返されないように奮闘して欲しい1戦です。

状態に関しては、冬場は追い切りではパッとしませんでしたが、暖かくなってきたことで追い切りでも活気ある動きを披露。状態の良さはしっかり伝わってきます。レースは幅広く対応できるでしょうが、開幕週なのでスタートを決め、好位からの競馬が理想に思うも、先々を意識すれば展開が不向きに終わる可能性を秘めるも、末脚勝負に徹してどこまでやれるのかを確かめるのも1つありかなと思います。まあ、その辺は陣営とC.ルメールJにお任せするのみですが、勝ち負けの争いに食い込んでくる走りは悪くても見せて欲しいです。