・在厩場所：美浦トレセン
・次走予定：第2回東京開催
・調教内容：20日に南Ｐコースで時計
古賀慎師「先週の金曜日に南Ｗコースで15-14くらいのところ行いましたが、馬場入りしていた馬が少なかったこともあって、テンションは上がらずに良い雰囲気で走ることが出来ましたね。恐らく一番苦しいところを乗り越えたため、自分で体と気持ちのバランスを取れるようになり、その効果でスクむ兆候も見せなくなったのでしょう。そして、先週末には坂路コースで単走での追い切りを行い、今週は20日に南Ｐコースで追い切りを消化しています。元々は南Ｗコースで速いところを行うことも考えていたものの、前日からの降雨で馬場が重たくなってきていたため、脚元のことを考えてポリトラックコースに変更しました。それが良かったのか、気分良く最後まで良いフットワークを見せていましたし、手前替えも非常にスムーズでしたね。ハミに頼りたくなるような仕草は見せていたものの、我慢することが出来ていましたから、濃い内容の調教だったと思います。その後もスクまないようであれば、第2回東京開催での出走が叶いそうですよ」（4/20近況）
助 手 15南Ｗ稍 59.5- 43.1- 14.1 馬なり余力
助 手 17美坂稍 56.6- 40.7- 26.5- 13.2 馬なり余力
助 手 20南Ｐ良 72.5- 55.7- 40.4- 12.5 馬なり余力
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スクみに悩まされながら、諦めることなく対処法を考えてきたカシオン。一気に負荷が掛からないように調教・追い切りでも苦心されていますが、地道に取り組んできたことでカシオン自体も少しずつしっかりしてきています。
そしてこの中間も、コンスタントに時計を出すことが出来、１５日は初めてＷコースへ連れ出して時計をマーク。そして２０日もＷコースで時計を出すことを検討していたようですが、前日までの雨を考慮してＰ（ポリトラック）コースへ。７０－４０のペースで終いを少し伸ばした感じですが、時計面は強調できなくても、余力を残して雰囲気は良さそう。あとは反動が小さいことを願うところですが、本数を重ねていく中で時計を詰め、質の良い動きを見せるようになって欲しいです。
また、今回の更新で、今開催中の東京でデビューさせることに。具体的な番組はもう少し調教・追い切りを重ねてからになるでしょうが、ダート戦でのデビューでしょう。１度レースへ使うことでシャキッとすることもあると思うので、とにかくデビュー戦までここからは順調に進んでくれることを期待したいです。
