アプリシティー
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：21日に南Ｗコースで時計
・次走予定：4月30日の東京・芝2000ｍ（Ｃ.ルメールＪ）
尾関師「1週前追い切りは21日に南Ｗコースで併せて行いました。道中はアプリシティーが3頭併せの一番後ろを追走して、直線では最内から脚を伸ばすと、最後は同入で終えています。先週は追い出してからの反応の鈍さが若干見られましたが、今週も加速するのはやや遅かった印象を受けます。ただ、このペースアップするところに関しては既走馬と新馬の違いだと思いますし、今週のこの追い切りでその辺りは改善されてくるのではないかと見ています。動き自体は悪くないのですが、調教が左回りに替わったことが原因なのか右へモタれるような仕草を見せていましたね。順調に良化は遂げているものの、課題はまだ多く残っているので、1つでも解消して来週のデビュー戦へ臨みたいところです」（4/21近況）
助 手 17美坂稍 58.1- 42.1- 28.0- 14.1 馬なり余力
助 手 21南Ｗ稍 82.9- 68.0- 53.0- 37.7- 11.8 強めに追う サンティーニ（障オープン）馬なりの内1.5秒追走同入
レッドブレンナー
2022.04.21
栗東：安田隆行厩舎
本日は坂路で追い切りました。
坂路
レッドブレンナー 52.5-37.9-24.4-12.2 一杯
ダグザ 52.9-38.2-24.6-12.2
安田隆調教師「1週前追い切りは、前に馬を置いてテンからある程度動かして、終いもしっかりやってもらいました。騎乗した斎藤新騎手によると『先週に比べてだいぶ息遣いも体の使い方も良くなっていて、粘りが増した印象を受けました。来週も1本できるので、そこで更に良くなると思います』ということでした。ただ、見ている分にはあまりわからないのですが、普段調教に騎乗しているジョッキーやスタッフは『左右どちらかに張ることがある』とも話しているように、まだ成長途上で課題も残されている現状。デビュー戦がゴールではなく、先々まで頑張ってもらいたい馬ですから、しっかり基礎となる走り方を教えつつ鍛えていかなくてはと考えています」
2022.04.20
栗東：安田隆行厩舎
本日は坂路で調整しました。
坂路 66.0-48.3-31.5-15.5 馬なり
助手「明日（木）斎藤新騎手が騎乗して追い切りを消化する予定で、今朝は坂路を普通キャンターで1本上がりました。緩いながらも動き自体は素軽くなってきているようですが、追い切りを重ねてきたことで少し苦しがるところがあったため、先週末からメンコを使い始めたところ効果は大きく、だいぶ落ち着きました。これならイライラしたり周りに気を取られたりすることなく、走ることに集中できるのではないでしょうか」
※4月30日（土）福島5R・3歳未勝利（芝1200m）を斎藤新騎手で予定。
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来週のデビューへ向け、調整中の３歳未出走馬の近況をまとめて。
アプリシティーはＷコースで追い切りを重ねて、ひとまず順調。ただ、動きに関しては、まだまだ芯が入ってきていないので頼りなさを感じさせる現状。芝の実戦へ行っての変わり身はあるでしょうが、デビュー戦から勝ち負けの争いへ持ち込めるかとなると、ちょっと厳しいかも。来週の追い切りでどこまで変わってくるか、動けるようになっているかを見守りたいです。
レッドブレンナーは土曜の福島・芝１２００ｍを斎藤Ｊとのコンビで出走予定。福島の芝の短いところは出馬投票が多くなっていますが、ブレンナーは初出走なのでデビュー戦に関しては除外の心配はなし。目標へ向け、着実に態勢を整えるのみですが、２１日の坂路追いでは同僚を前に置いて追いかける形。ビシッとやって１２．０－１２．２でラスト２ハロンをまとめているのは○。ここでしっかり追われた効果は大きいでしょうから、内面がグッと上昇してきてくれればと思います。
両馬共に楽しみな血統馬ですし、走ってきてもらわないといけない馬ですが、１週前の段階では期待よりも不安がやや上回っています。
