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シルクなお馬さん(4歳上・来週の出走予定馬)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ミスビアンカ

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:14日に坂路コースで時計
・次走予定:4月23日の東京・晩春S(藤懸J)

高橋忠師「14日に坂路で追い切りを行いました。藤懸貴志騎手に調教を手伝ってもらいましたが、決して時計の出易い馬場ではなかったものの、終始馬なりのまま好時計をマークしてくれました。時計を出していく中で硬さが表面に出ないか注意していますが、良い意味で変わりないですし、先週と比較すると張り・艶が良くなってきているように思います。飼い葉食い含めて体調は安定していますので、これから暖かくなるにつれて見映えするようになってくるでしょう。引き続き52キロの斤量で騎乗可能な上位のジョッキーを探していますが、3場開催とあって思うように進められていないことから、その場合は調教にも手伝っていただいた藤懸貴志騎手で向かわせていただきたいと思っています」(4/14近況)

藤 懸 14栗坂良 51.8- 37.3- 24.2- 12.0 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:13日に南Wコースで時計
・次走予定:4月23日の東京・晩春S(C.ルメールJ)

手塚師「13日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はドゥラモンドが3頭併せの2番手を進み、直線では真ん中に入れて、3頭で併入する形で終えています。1週前追い切りになるので、長めからそれなりに負荷を掛ける内容でしたが、最後まで余裕を持った手応えで走り切ることが出来ており、動きにも活気があって良かったですね。暖かくなってコンディションが上がってきていることを実感しますし、前走時よりも良い状態で来週の競馬に向かうことが出来そうな手応えを掴んでいます。あとは、前走であまりゲートが良くなかったので、タイミングを見てどこかで練習しておきたいと考えています。なお、鞍上は前走に続いてC.ルメール騎手に依頼しています」(4/14近況)

助 手 10美坂良 56.8- 41.7- 27.2- 13.1 馬なり余力
助 手 13南W良 67.2- 52.4- 37.7- 11.5 馬なり余力 エンギダルマ(三歳1勝)馬なりの内0.4秒追走同入

f:id:yakifish:20200513045835g:plain イルデレーヴ

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:13日に坂路コースで時計
・次走予定:4月24日の阪神・ダ1200m(岩田望J)

池添学師「13日に坂路で追い切りを行いました。レース1週前と言うことで、終い重点でしっかり負荷を掛けましたが、ラスト2ハロンあたりからスピードを上げて行くとスッと加速して、ラスト1ハロンは12.2秒の好タイムをマークしてくれました。前半は折り合い面を考慮して無理させなかったとは言え、仕掛けてからの反応・動き共にここ最近の中では良かったですし、このひと追いで更に上向いてくれそうですね。中間にプール調教を取り入れるようにしてから、気持ちが入り過ぎることはないですし、体に張りも出て来ましたから、心身ともに良い状態で来週の競馬に向かえそうです」(4/13近況)

助 手 10栗坂良 59.1- 42.1- 27.0- 13.5 馬なり余力
助 手 13栗坂良 54.1- 38.4- 24.4- 12.2 一杯に追う

f:id:yakifish:20200513045835g:plain セラフィナイト

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:14日に南Wコースで時計
・次走予定:4月24日の東京・芝1600m(戸崎J)

宮田師「先週末はいつも通り坂路コースで終いだけ軽く脚を伸ばすような調教を行い、今週は14日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はセラフィナイトが2馬身ほど先行して、直線では外から伸びた3歳オープン馬のラスールと馬体を並べて終えています。先週から状態の良さを感じていましたが、今週も体を起こして走れていましたし、その分だけ終いはシュッと脚を伸ばせましたから、調教内容としてはとても良かったと思います。幾分体の重たさは感じられるものの、あと1週ありますのでその辺りは解消してくるでしょう。このまま順調に進められれば、レースがとても楽しみですね」(4/14近況)

助 手 10美坂良 56.1- 41.0- 26.7- 13.1 馬なり余力
助 手 12美坂良 63.1- 46.1- 29.8- 14.4 馬なり余力
助 手 13美坂良 64.9- 46.9- 30.2- 14.7 馬なり余力
助 手 14南W良 68.9- 53.5- 38.8- 12.0 馬なり余力 ラスール(三オープン)馬なりの内0.3秒先行同入

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来週の出走予定しているシルクの4歳上各馬の近況をまとめて。

ミスビアンカとドゥラモンドは東京・晩春Sで対決することになりますが、共に鞍上が決定。

ミスビアンカハンデ戦で52キロ以下の斤量が予想されるということで鞍上を見つけるのに少し苦労したようですが、藤懸Jに決定。早速、追い切りに騎乗して感触を掴んでもらっていますが、14日の坂路では楽々と好時計をマーク。脚力はさすがのモノを持っているので、それがレースでの走りで活かして欲しいところ。今度こそハナを奪い、マイペースの競馬を演出して欲しいです。

ドゥラモンドは昇級戦でもC.ルメールJが跨ってくれるのは○。勝ち切るにはワンパンチ足りないかもしれませんが、この距離とこの鞍上とのコンビなら大崩れはないと思います。また、暖かくなってきたことで馬自身に活気が出てきてようで、13日のWコースでの追い切りでは3歳1勝馬のエンギダルマに追走して同入。冬場にも同馬と併せ馬を行っていたと思いますが、その時は煽られていましたが、今回の追い切りは堂々と振る舞い、動きにキレを感じさせます。ここまで良い感じで仕上がってきているので、あとはレースで出遅れないように、ゲート確認も1度しておいて欲しいです。

イルデレーヴは淡々と追い切りを重ねているイメージですが、13日の坂路追いはラスト2ハロン12.0-12.2。この馬なりに切れ味を磨いていると思うので、レースでもスッと楽に追走し、出来るだけ脚を溜め、最後にボッと爆発できるようなメリハリの利いた走りを体でしっかり覚え込んで欲しいところ。また、次走では主戦と言える岩田望Jへ手が戻るので、これまでの2勝クラスで1番良いパフォーマンスをお願いしたいです。

セラフィナイトはこの厩舎らしく時計になる調教を多く重ね、14日の追い切りでは来週のフローラSへの出走を予定しているラスールとの併せ馬。ひとまず先行して遅れることはなかったので、先輩の意地は見せてくれたのかなと思います。また、体を起こして走れるようになってきたので、脚が溜まった際はこれまで以上の切れ味を引き出してくれるかもしれません。また、来週の出走へ向けては太目感をしっかり解消しておいて欲しいです。