ポレンティア
日曜東京９Ｒ 陣馬特別（芝２４００ｍ）５枠５番 津村Ｊ
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：28日に南Ｗコースで時計
田中博師「もうある程度動きと中身は整っている状況ですので、先週末は坂路コースで14-13くらいの時計に止めました。そして、28日には南Ｗコースで単走での追い切りを行い、5ハロン69.3秒の時計をマークしています。津村騎手に感触を確かめてもらいましたが、『全体的に動きは良かったですし、バランスも良いところで取れていました。強いて言うのであれば、少しハミ掛かりが良過ぎたところは気になりましたね』と話していました。前向き過ぎるところはあったものの、実戦に行けば丁度良いところで収まりますし、柔らかく乗る津村騎手ですから、その辺りはあまり心配していません。前走の勝ちっぷりを見ても、心肺機能が抜群に優れていて、最後まで長く脚を使える東京の2400ｍという舞台はピッタリで、今回も同条件ですから、昇級初戦でも期待は高まります」（4/28近況）
助 手 23美坂稍 59.7- 42.7- 27.7- 13.8 馬なり余力
津 村 28南Ｗ良 69.3- 53.6- 39.1- 12.2 馬なり余力
ロコポルティ
日曜東京12Ｒ ４歳上２勝クラス（ダ１３００ｍ）５枠９番 戸崎Ｊ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：27日にＣＷコースで時計
西園正師「今週は東京競馬場までの輸送が控えていますし、先週併せてしっかり負荷を掛けていることから、27日は単走で息を整える程度に追い切りを行っています。6ハロンから80.2秒で、ラスト1ハロン11.9秒と、単走でもこれだけ楽に時計が出るのですから、メキメキと力を付けていますね。2勝クラスに昇級後は2戦続けて2着に敗れてしまったものの、レース内容としては悲観するものではなかったですし、全てが噛み合えばあっさり勝ち上がってくれると思っています。最後はビュッと切れるというより、長く良い脚を使ってくれる馬なので、直線の長い東京の舞台は合っていると思いますし、戸崎騎手も前々走でこの馬の特徴を掴んでくれているでしょうから、良い結果を期待したいですね」（4/27近況）
助 手 27ＣＷ不 96.1- 80.2- 66.1- 52.3- 37.8- 11.9 一杯に追う
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日曜日（5/1）に出走するシルクの出資馬の出走記事をまとめて。
マイル前後の距離でムラ駆けを繰り返していたポレンティア。正直、１勝クラスを勝ち上がるのが難しくなってきたかなと思っていましたが、前走では心肺機能の良さに賭ける形で一気の距離延長を選択。鞍上の好リード＋展開＋相手関係に恵まれたと条件が重なりあい、結果は２番手追走から押し切り勝ち。ひとまず結果が出たのは嬉しかったです。
その後はＮＦ天栄で再調整を行い、前走と同舞台を選んできたのは当然の流れ。今回は昇級戦となりますが、ハンデ戦で５３キロの斤量は魅力。ただ。斤量差があっても、このメンバー相手に上位へ食い込むとなると容易ではありません。まずは現段階でどこまでの力量差が存在するのか冷静に見守りたいです。
また、今回はＧ１・天皇賞・春の裏開催ということで鞍上は津村Ｊへ乗り替わり。当たりの柔らかい騎手なのでポレンティアとの相性は良さそう。追い切りで予め感触を掴んでくれたことを実戦で役立て欲しいです。少しでも上位を目指してもらいたいです。
ロコポルティは４歳になり、追い切りをＣＷコースへ切り替え、馬体重を２０キロほど増やして出走するようになると１着→２着→２着。相変わらず気難しいところはありますが、レースへ行って集中力を維持できるようになってきた印象。昇級してもすぐメドを立てた今年の安定感はもう信じて良いのかなと思います。
仕上がりに関しては一息入った後ですが、２週続けてＣＷコースで意欲的な追い切りを消化。先週はもう１つピリッとしませんでしたが、最終追いとなった２７日の追い切りは長目７ハロンからしっかり追われて上がり１ハロンは１１秒９。これで走れる態勢は整ったと思いますし、追い切り後の状態面での上昇度にも期待を込めて。
そして今回の舞台は２走前の昇級戦で好走した東京・ダ１３００ｍ。その時の鞍上・戸崎Ｊが跨ってくれるのは心強いですし、２走前の結果を踏まえ、脚の使いどころを考えていって欲しいです。あとは雨の影響で時計が速くなった際への対応力がどこまであるのか。崩れる可能性があるとすれば、こういう場合でしょうねえ。
また、２走前よりは相手の粒が揃っている印象。大崩れは考えにくいですが、勝ち切るのもそう簡単ではありません。何とか最後のひと押しがグッと抜け出てきて欲しいのですが…。
