ヴェルトハイム(牝・友道)父ロードカナロア 母ワイルドココ
2022.03.07
3月5日(土)阪神9R・和田岬特別・混合・芝2000mに岩田望Jで出走。9頭立て1番人気で8枠9番から平均ペースの道中を9、9、7、3番手と進み、4コーナーでは外を通ってタイム差無しの2着でした。スタートでダッシュ付かず不利を受けました。馬場は良。タイム2分00秒6、上がり35秒0。馬体重は2キロ増加の478キロでした。
○友道調教師 「大人し過ぎる印象で、スタートの反応が今一つ。急かすと終いの伸びを欠くだけに、もう少し前へ付けるイメージから切り替えて折り合いを重視しました。外々を回らざるを得なかった枠番が結果的には痛手に。直線を向いて勝ち馬が寄って来ると左へヨレる癖を見せてスムーズに走れず、その点が無ければ更に際どく迫れたはず・・・との鞍上の話です。作戦通りに運べなくても差を詰めた部分を評価。すぐにチャンスが訪れそうな感触を掴んでいます」
☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★
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【次走へのメモ】
出脚がつかず最後方。やや行きたがっていた。3角を過ぎてから外から一気に進出し、直線入り口では勝ち馬の外。外へモタれ気味ながらよく伸びたが、相手も渋太く掴まえ切れなかった。(B誌)
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2022.03.09
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。3月27日(日)阪神・四国新聞杯・牝馬限定・芝2000mもしくは4月3日(日)阪神・明石特別・混合・芝2000mへ向けて態勢を整えます。
○友道調教師 「レース後も脚元に問題は認められず、気持ちの面も大丈夫そうです。跨り始めてからの様子に応じて決める方針ながら、今のところは阪神の2鞍を候補に進める方針。高松宮記念(G1)の裏で牝馬限定でもある四国新聞杯がメンバーには恵まれるかも知れません」
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2勝クラスへの昇級戦でしたが、手頃な頭数+幾らか恵まれた相手関係から正直連勝を期待したヴェルトハイム。パドックではフックラした姿をキープし、高いレベルで状態をキープできているように見ていました。</p レースは大外枠だったので、ゲートをソロッと出してくれれば思っていたので、若干遅れる形になったのは問題なし。ただ、今回は少し力みを感じる走り。折り合いを欠くことはなかったですが、フッと気持ちが抜けるところはなかったです。そして岩田望Jは3角過ぎから外目に出して一気に進出を開始。個人的にはもう少し我慢して欲しかったというのが本音ですが、2倍を切る人気を集めていたので仕方ないところかな。そして外目の4番手あたりで最後の直線へ。
あとは追ってからしっかり伸びてくれれば、何とか凌げるかなと思ったのですが、いざ追い出しに掛かったところで勝ち馬が少し寄ってきたのに過敏に反応。外へモタれてしまったのは痛恨でした。何とか態勢を整え、勝ち馬の後を追ってくれましたが、3着馬以降を封じ込め、勝ち馬に半馬身差まで迫るのがやっと。昇級戦で2着ならひとまず合格でしょうが、乗り方1つで何とかなったかも。まあ、阪神の内回りが脚の使いどころをちょっと悩ましくしていたのでしょう。うーん、残念。唯一の牝馬というのもちょっと影響があったのかな? レース後のヴェルトハイムですが、脚元等は大丈夫。ただ、ここ数走は短期放牧を挟む形でしたが、今回は在厩調整で中2週or中3週のローテで次走へ向かう方針。この2鞍なら牝馬同士の前者の方に使って欲しいです。
今回、ちょっと勿体ないレースになりましたが、力が通用するのは十分示すことが出来ました。次走については間隔が詰まることに少し不安を覚えますが、もう4歳ですし、それをしっかり跳ね除けてくれることを今から期待しています。