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土曜日(5/15)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ヒーズオールザット

土曜新潟5R 3歳未勝利(芝2400m)7着(9番人気) 西村淳J

もっさりとしたスタートから促しながら中団で流れに乗ります。3コーナーを過ぎたあたりからジワジワと押し上げていき、最後の直線で懸命に追われますが、上位馬を捉え切るほどの伸び脚は見られず、去勢明けとなるレースは7着入線しています。

藤原英昭調教師「前走から4ヶ月振りのレースに加え、去勢明けでもありましたが、新潟競馬場に到着してからレースに向かうまでの過程では成長が感じられました。ジョッキーには気を抜かないよう最後までしっかり追って欲しいと伝えていましたが、2400mの距離でも促し気味でしたね。レース後、西村淳也騎手にどうだったか確認したところ、『もう少しスッと流れに乗れると思っていましたが、二の脚がつくまで時間が掛かりましたし、上がっていこうとしてもスッと反応してくれませんでした。でも、最後まで気持ちが切れることはなくしっかり走っていたので、次はもっと流れに乗って行けそうです』と話していました。せめて掲示板は確保して欲しかったところですが、仕掛けてからの反応や道中の感じを見ると、久々の影響もあったでしょうし、内容としては次に繋がる競馬をしてくれたかなと思います。この後はトレセンに戻って状態をよく確かめてから検討させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:19日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

藤原英師「新潟競馬場からトレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて目立ったダメージはありませんでした。2戦目で、最後まで気持ちを切らさずに走ってくれたのは収穫だったと思いますし、使いつつピリッとしていけば更に良い走りを見せてくれるはずです。この後は北海道シリーズに備えるつもりですが、その前に一旦放牧に出してコンディションを整えてもらうことにしました」(5/19近況)

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain ヴェルトハイム

5月15日(土)中京9R・あずさ賞・混合・芝2000mに岩田望Jで出走。9頭立て2番人気で8枠9番からスローペースの道中を9、7、8、9番手と進み、直線では大外を通って0秒2差の2着でした。馬場は良。タイム2分01秒2、上がり33秒5。馬体重は8キロ減少の454kgでした。

○友道調教師 「終いを生かすのが本馬のスタイル。自分でレースを作れぬタイプだけに、どうしても展開に左右されてしまいます。少頭数でスローな流れ。そんな中を良い脚で追い込んで来たものの、直線で幾らかヨレたのが勿体ないですね。それでも能力は十分。厩舎へ戻ってから今後を検討しましょう」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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レース後も特に異常は認められません。5月19日(水)に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動して6月27日(日)阪神・城崎特別・混合・芝1800mへ向けて態勢を整えます。

○友道調教師 「手前を替える際にフラ付くなど、まだ幼い面が残っているのは確か。一方、勝ち馬は上手く立ち回っていましたね。2週間ほど育成場へ。馬体回復を図った上で、阪神開催を目指しましょう」

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土曜日(5/15)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

ヒーズオールザットは去勢手術を行い、再度じっくり進められての2戦目。追い切りではようやく前向きな短評をもらえるぐらい前進はありましたが、自分からグイグイ走ろうという姿勢は出てこないので、以前よりも良くなったとしても、掲示板に乗れれば上々ぐらいの期待値でレースを見守っていました。

馬体重は前走からプラス14キロ。帰厩後、追い切りを丹念に重ね、直前もしっかり負荷を掛けることが出来ていたのでこのプラスはほとんどは成長分と見て良いのかなと思います。ただ、パドックでの気合は一息。デビュー戦同様にブリンカーを着けていた方が良かったかもしれません。

レースぶりですが。スタートで若干立ち遅れも、2400mの距離なので慌てずに対応。道中はやや内へ入れ、前に壁を作る形で進めました。レースの流れはややスローでしたが、3角手前からジワッとペースアップ。結果的にヒーズオールザットの後ろにいたネイチャーシップ・ウェイオブライトが上位争いしたので、道中の位置取りは大きな問題ではなかったも、ペースアップした際に手綱を持ったまま進出していた馬達とは違い、ヒーズオールザットは促しながら。この差が結果に反映されたと思います。西村淳Jは懸命に押し上げて行こうとしたのですが、なかなか動いてくれませんでした。それでも直線は自分から止めるようなシーンはなく、じりじりとした伸び。7着に終わりました。少し前進できたかな?というのが率直な感想です。

レース後のヒーズオールザットですが、脚元等は大丈夫。ただ、優先権を確保することが出来なかったので節を稼ぐ意味合いでもNFしがらきへ移動済。今後は夏の北海道シリーズに転戦していく模様で芝2600mを使っていくのかな? 今後の鍵は1度使ったことでどういう変化が見られるか。良い意味でピリッとしてきて、走りに前向きさが出てくれば、更なる前進は可能でしょう。逆に変わり身が乏しい様なら、結果も大きく変わることはないでしょう。

ヴェルトハイムは前走直線で進路が塞がり、外へ立て直すロスがあっての4着。勿体ないレースになってしまうも、最後詰め寄った脚はさすがですし、再浮上の兆しは見せてくれました。

それを受けての今回。マイナス8キロでの出走と馬体はちょっと細くなってしまいましたが、疲れている様子はなし。何とか走れる態勢にはあったのかなと思います。

スタートはまずまず出てくれるも、岩田望Jは最後方にドンと構えての追走。折り合いは問題なかったですし、気分良く走らせてくれていたと思います。そして3角過ぎからゆっくり前との差を詰めていって、少し勢いをつけて最後の直線へ。大外をぶん回す形ですが、繊細な牝馬ですし、このパターンで良いと思います。そして直線では鞍上の指示にスッと反応して加速。まとめて面倒見れそうかなと思ったのですが、内へササるのを矯正しつつ、前を行く馬が外へモタれてきたことに反応。そこで左手前に替わってしまったのが痛かったです。ここがスムーズならもっと肉薄できていたでしょう。それでも紅一点のレースでしっかり伸びてきたことは褒めてあげたいです。

レース後のヴェルトハイムですが、脚元等は大丈夫も、さすがに馬体が細くなってしまった様子。一旦、グリーンウッドへ再調整を行うことに。一応、次走の予定は出ていますが、馬体の回復が遅ければ予定を見直してもらえればと思います。

今回も勿体ない結果に終わりましたが、レースぶりは安定してきましたし、ヴェルトハイムの競馬は構築することが出来ています。あとはそこに馬体の成長が伴ってきてくれれば。姉たちは成長力に物足りなさを感じていましたが、ヴェルトハイムはそれらとはちょっと違う筈。牡馬相手でもしっかり力を出せるので、まだまだ上を目指していって欲しいものです。