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日曜日(7/4)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ヒーズオールザット

日曜札幌6R 3歳未勝利(ダ1700m)10着(7番人気) 泉谷J

シャドーロール着用。まずまずのスタートから促しながら中団を追走します。3コーナーから押し上げていこうとしますが、前との差を詰めることが出来ず、後方で流れ込んでいます。

藤原調教師「調教では以前ほど気難しいところを見せなくなっていたので、ダート替わりが良い方に出てくれないかと期待していました。ただ、流れに乗れていたように見えたものの、周りを気にして進みがもう一つだったようです。レース後、泉谷楓真騎手にどうだったか確認したところ、『最初の内は流れに乗れていましたが、ペースが上がったあたりから、周りの馬を気にして徐々に置かれ気味になってしまいました。気の悪さと言うよりは、周りの馬に気を使って走っているような感じでした。ダートの走り自体は問題なかったです』とコメントしていました。ダート戦は初めてでしたので、砂を被らないようにシャドーロールを着けましたが、嫌がることはなかったですし、ダートは対応してくれたと思います。ただ、馬群に入って周りを気にしていたようですから、何かしら対策を考えないといけませんが、以前にチークピーシズを着けた時は集中力が散漫になってしまいましたし、ブリンカーを着けると余計に悪い方に向いてしまう恐れがあるだけに難しいところですね。気持ちの問題が競馬に影響してしまっていますが、気分よく走ればもっとやれていいはずなので、未勝利戦が終了するまでに何とか勝ち上がれるよう努めていきたいと思います。節を空けないといけないでしょうから、この後は短期放牧に出してコンディションを整えてもらう方向で考えています」(レース結果より)

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・在厩場所:6日に北海道・ノーザンファーム空港へ放牧

藤原英師「レース後も脚元含めて大きなダメージはありませんでしたが、一旦放牧に出して次走に備えることにしました。調教では以前のように気難しいところを見せることはなく、集中して走ってくれるようになっていましたが、いざレースに行くと周りの馬を気にしてしまって流れに乗り切れなかったですね。ダートの走り自体は悪くなかっただけに、いかに気分よく走らせられるかがカギになります。以前にチークピーシズを着けて余計に集中力を欠いてしまった経緯があるだけに、馬具を着けるのは慎重に考えていかないといけませんが、その点も踏まえて色々試行錯誤して次走に臨みたいと考えています」(7/7近況)

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 f:id:yakifish:20200513045835g:plain カラパタール

日曜札幌9R 3歳上1勝クラス(芝1200m)12着(8番人気) 永島まなみJ

まずまずのスタートを切ると、道中は中団に付けます。勝負どころでは外を回り、直線に向いて追い出されますが、前との差を詰めることが出来ず、12着でゴールしています。

池上調教師「馬体重は想定していたくらいで出走できましたし、テンションも上がりそうなところはあったもののリミッターが外れるようなこともなく、パドックや返し馬での雰囲気も良かったと思います。コンディションは良かったものの、上位に来たのはみんな内枠を引いた馬でしたし、今回は外枠に入ってしまったことが大きく影響してしまいました。永島まなみ騎手には、『スタートしてある程度出しつつも、ガツンとハミを取らないように注意して乗って欲しい』と伝えていて、そのリクエスト通りの騎乗をしてくれたと思います。道中のリズムは悪くなかったですが、勝負どころではずっと外々を回らされる形でしたし、直線でも馬場に脚を取られてバランスを崩してしまい、最後もスタミナが切れてしまったような感じになってしまいました。この結果だけでは何とも言えないところはあるものの、滞在で挑めるのは精神的には間違いなくプラスだと思いますが、直線で脚を取られたことを考えると洋芝はあまり得意ではないのかもしれません。また、折り合い面からするとこの距離の方が苦労しないと思いますが、もしかすると1400mの方が走りやすいのかもしれないですね。この後は優先出走権を獲れませんでしたし、一旦放牧に出させていただく方針です」(レース結果)

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・在厩場所:函館競馬場/8日に北海道・ノーザンファーム早来へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

池上師「レース後はよく状態を確認しましたが、脚元を含めて大きな問題はありませんでした。元々馬体をスッキリと見せるタイプですが、競馬を使ったことでより体が減ってきてしまっていますね。この後は無理せず一旦ノーザンファーム早来へ放牧に出させていただき、馬体の回復具合を見ながら、もう一回北海道開催で出走できるかどうか検討していきたいと考えています」(7/7近況)

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日曜日(7/4)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。※CBC賞に出走したピクシーナイトは別記事にて。

追い切りではだいぶ動くようになってきたも、実戦ではピリッとした脚を使えないでいるヒーズオールザット。3戦目で矛先をダートへ向け、新たな1面が出てくれることを期待したのですが…。

パドックに登場したヒーズオールザットは前走からマイナス2キロの530キロ。パドックでの気合乗りは正直平凡で、馬体も幾分立派かなという印象を受けました。こんな感じだと、初ダート戦+最内枠で前へ進んでいくのかなと不安が募るばかりでした。

レースに関してですが、最内枠で中で待たされる時間が長くなってきて、ゲート内で尻っぱねをしたりとバタバタ。『これは出遅れる、、』と覚悟しましたが、泉谷Jは何とかタイミングを合わせて五分に近いスタート。二の脚もマズマズだったと思いますが、メイショウコトダマがサッと先手を奪うと、他の前へ行きたい馬たちもスムーズな追走。その結果、ヒーズオールザットと泉谷Jは中団からの競馬になってしまいました。

道中の走りっぷりですが、砂を被って極端に嫌がる素振りはなかったですが、なかなかスピードに乗れない感じ。向正面半ばでは早くも鞍上の手が激しく動き、淀みない流れに一苦労。3角過ぎから進路を外目へ持っていくと、押し上げていくことは出来ず。4角を回ってくる時には前との差をジリジリ引き離されていって…。もう、この時点で勝負ありというか終了。直線では気を抜かさないようにしっかり追われていましたが、最後は脚が上がって失速気味。初ダートで新味が出ることを期待したいのですが、10着に沈んでしまいました。また、レース後のコメント等を見ると、回りの馬を気にし過ぎていたみたいです。

レース後のヒーズオールザットは脚元等に異常はなし。ただ、出走するには節を稼がないといけない立場なので6日にNF空港へ移動しています。まずはレースでの疲労を取り除くことになりますが、リフレッシュ後は少しでも走ろうという気持ちが出てくるように、意欲的な攻めを課していって欲しいです。馬体を引き締めることによって、良い意味でのピリッと感が溢れてきてほしいものです。次走は引き続きダートかもしれませんが、芝の長丁場(芝2600m)の方が上位を狙えるかもしれません。

正直なところ、未勝利終了までに1勝を挙げることはかなり厳しいと思いますが、調教に悔いを残さないようにお願いします。

カラパタールはエキサイトしやすい気性+カイ食いに課題のある馬なので、滞在競馬でのレースを選んできたことは大正解。若手女性騎手を起用したことで最低斤量の49キロでの出走が叶い、古馬との初対決となったここでもチャンスは十分あると見ていました。単純に馬の力量的にも1勝クラスなら通用する筈ですし。

パドックに登場したカラパタールはプラス2キロでの出走へ。滞在競馬の分、馬体重は何とか維持できた感じ。外々を周回していたのは良かったかなと思います。

レースでは五分のスタートを切ったカラパタールと永島J。流れにもスムーズに乗れているように見えたのですが、実際は外々を回る形になって脚を溜めきれず。行きたがる面を宥めるまでが精一杯だったのかなという印象。勝負どころからもポジションをグッと上げていくことができず、ダラッと脚を使ってきただけ。直線でも狭いところへ入ってしまい、雪崩れ込むような感じでゴールへ。ちょっと期待外れの12着に終わってしまいました。枠が内目なら違う結果になったかもしれませんが、繊細なところがあるこの馬を乗りこなすには永島Jには現状荷が重かったかなと思います。洋芝に関しては適性がないとは思わないので、あと1~2戦ほど試してみて、結論を出してもらえればと思います。

レース後のカラパタールですが、脚元等は大丈夫も、馬体はやはり細くなってしまった様子。次走へ向かうには節を稼がないとダメですし、ここで一旦放牧に出ることに。本日8日にNF早来へ移動予定です。NF早来では調教後に放牧を行う新スタイルが出来つつありますが、これはカラパタールにマッチしそう。コツコツ乗り込みながら、馬体重の増加が伴ってくれれば、体幹がしっかりしてくると思いますし、父系の力強い走りを習得していって欲しいです。次走では12着からガラッと大きく巻き返してくれることを今から期待しています。