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土曜日(8/27)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ノワールドゥジェ

土曜新潟10R 長岡S(芝1600m)3着(4番人気) 団野J

互角のスタートからスッと好位につけます。そのままのポジションで直線に向き、徐々に外へ進路を取りながら前との差を詰めて、昇級初戦を3着でゴールしています。

宮田調教師「ジョッキーには馬場が緩くなっていたので直線はなるべく外に出して欲しいとお願いしていたのですが、2着馬が思いのほか早く動いてきてスムーズには外へ出せなかったですね。それでも直線半ばで追い出してからはしっかり伸びてくれましたし、昇級戦で初のマイルだったことを考えれば、頑張って走ってくれたと思います。団野大成騎手は、『今日はスローペースでしたので追走も楽でしたが、トモにまだ緩さが残る馬ですし、このクラス本来のマイル戦の流れだと道中抱えられずに伸びた走りになってしまいそうです。距離はもう1ハロンくらいあった方が競馬はしやすいでしょうね』と話していました。パドックでは落ち着きがあって、競馬では緩い馬場の中でも最後まで走ってくれたように、精神的な成長を感じることが出来たレースでしたから、今後の活躍がますます楽しみになりました。中間に肩の出の悪さ等があって万全の状態ではない中での出走でしたので、反動が出ないかしっかりと確認してから、一旦放牧に出そうと思います」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン/9月1日に福島県・NF天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

宮田師「先週は昇級初戦に加えて初めてのマイル戦ということを考えると、なかなか良い競馬だったのではないでしょうか。手応えが悪くなってからもジリジリ前との差を詰めようとしていましたし、この距離でもやれることは分かったので良かったです。レース後は、ゴトゴトしていた左肩は大きな問題はありませんでしたが、全体的に身のこなしがゴトゴトしてしまっています。それだけ頑張って走り切ってくれたのでしょうし、明日牧場へお戻しさせていただきたいと思います」(8/31近況)

⇒⇒1日に福島県・NF天栄へ放牧に出ています。(1日・最新情報より)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain カラパタール

土曜新潟12R 3歳上1勝クラス(芝1200m)6着(3番人気) 津村J

まずまずのスタートから、道中は中団よりもやや後方を追走します。直線で外に出して追い出されると、出走メンバー中、上がり3ハロン最速をマークして、6着まで追い上げたところでゴールを迎えました。

池上調教師「夏の輸送ということで多少は減るかと思ったのですが、想定以上に体を減らしてしまいましたね。それでもパドックでは落ち着きがありましたし、返し馬まではまずまずだったと思います。ただ、ゲート裏に行ってからだんだんとテンションが上がったようで、騎乗した津村騎手からは、『今日は普通に出てくれましたが、ゲート内の雰囲気は怪しかったですよ。それにこの距離はちょっと忙しく感じました』というコメントをもらいました。揉まれずに競馬の出来る外枠はこの馬にとっては良いと思っていたのですが、上位に来た馬はみんな内枠の馬でしたし、やはり新潟の内回りは内枠で競馬が出来るようにならないと難しいですね。それでも、前走に続いて今回も終いに良い脚を使ってくれたように、骨折休養期間中に徐々に体がしっかりとして成長しているのは間違いないですから、今後も大事に使っていきたいと思います」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン/近日中に福島県・NF天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

池上師「トレセンに戻って状態を確認しましたが、背中にはレースによる痛みがありますね。また、馬体の所々に皮膚炎も見られ、全体的に疲れがあるようです。この後は一旦ノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただき、まずはしっかりとレースの疲れを取ってもらいたいと思います」(8/31近況)

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土曜日(8/27)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

4歳になって体質が強化され、気持ちと体が噛み合った走りが出来るようになったノワールドゥジェ。それによって成績は安定し、ソツのないレース運びが出来ることから、3勝クラスへの昇級戦でも恥ずかしい競馬にはならないと見ていました。ただ、初めてのマイル戦が吉と出るか凶と出るかは何とも言えずで…。

今回、スタートで若干立ち遅れるも、二の脚を生かしてジワッと先団へ。レースは思ったよりも流れなかったので、3番手で流れに乗れるとは良い意味でビックリ。道中もマズマズ脚を溜めながら進めることが出来たと思います。ただ、最後の直線では横に3頭ほどの壁が出来てしまい、馬場の良い外目へ持ち出すのに待つことになったのがアンラッキー。持ち出してからはグイッと伸びてくれただけに残念。

まあ、それでもSペースが味方してくれたとはいえ、正攻法の競馬で先着2頭を追い掛けた姿は頼もしかったですし、クラス突破に十分メドの立つ走りが出来たのは素直に嬉しいです。

レース後のノワールドゥジェですが、一所懸命走ってくれたので、全体的に疲労感が広がる感じ。幸い、脚元や肩に疲れが出ることはなかったですが、クラス突破にいきなりメドを立ててくれた逸材なので、素質の芽を摘まないように大事に育てていって欲しいです。

カラパタールは骨折明けを叩き、調教の動きが明らかに良化。変わってきそうな雰囲気がプンプンしていたのでレースでの大駆けを期待していましたが、3番人気に支持されるとはビックリ。まあ、それでも良い感触を醸し出していたんでしょう。

ただ、新潟への長距離輸送でマイナス12キロと馬体が細くなったのは誤算。見た目にお腹が少し巻き上がっていましたし、落ち着いているというよりは少し元気がなさそうに見えました。

レースでの注目は何と言っても出遅れ癖のあるスタート。二の脚はスッと付きませんでしたが、外枠の偶数枠を生かして互角のスタート。その後は前に壁を置き、行きたがるところを宥めつつの追走。そして3角過ぎから外へ出し、GOサインを出すと、スーッと前へ取りついた脚はなかなか。直線ではスムーズに外へ出し、懸命な追い上げ。逃げ・先行勢が渋太く伸びていたのでなかなか差は詰まりませんでしたが、カラパタールも最後までしっかり伸びての6着。出来ればもう1頭交わして欲しかったところですが、レースぶりは合格点。こういう競馬を続けて行けば、展開や相手次第で勝ち負けするシーンが巡ってくると思います。今回は少し運がなかったです。

レース後のカラパタールは細くなった馬体で頑張り通してくれたことで、背中に少し痛みがある様子。また、皮膚炎が広がっているということで内面がだいぶ疲れているのでしょう。今後は近日中にNF天栄へ放牧に出るようなので、まずは馬体の回復と共にレースでの疲れをしっかり拭い去る必要があります。少し楽をさせてあげて欲しいです。

あと、砂を被るのを嫌がるでしょうが、パワフルな走りをするので、どこかのタイミングでやはり1度ダートの走りを試してもらいたいです。